【参戦・イベント】"ONLY MY QUIZ"(2015/2/14)
今回の実況はかなりバーンが頑張ってくれたので、ご参照頂ければ幸い。
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【出発前】
今回は撮影のお手伝い。
三脚入れた、カメラ入れた、あれ、ノートパソコン忘れた……。
くずにゃんのために太いものをねじこんだのが最大の要因です(三脚の話であり、三本目の脚の話ではない)。
珍しくノートパソコン忘れました。撮影やりながらスマホで実況はしんどいので、実況お手伝い頂ける方募集中です。(02月14日)
って書いたらバーンがノートパソコン貸してくれた上にメインで実況していただけることに。圧倒的感謝。
ノートパソコン忘れたので時事チェックがはかどらず。
「ニンニンジャー」とか映画「ドラえもん」などを調べるが、これが完全な無駄足だったことを数時間後に思い知る。
【song.1】
モノシリにおいても非道なレベルのペーパーを出題しているわけですが、「どうやったら心を折らせずに楽しんでいただくか」は配慮が必要、ということを逆の立場に立ってはじめて痛感しました。
「難易度的にもモノシリくらいだとすると、トップは満点の1/3で24点くらいかな」と思ったら的中。いるのかこのフェルミ推定。
一方近似値は平均12時間×晴れてるのは月15日×12か月×3都市という式をたてたが、なぜか最後でもう一度3倍してしまいピエルナ。じゃなかった大暴投。これなければ8位くらいまでいけたのかなー。
ともかく自己採点15点で12位。まずまずの発信。
八重葎捻りだせたのは嬉しい。
もう原くんには驚かなくなったけど、クイズ歴10か月でシード入りの水野くんは凄すぎる。
【song.2】
シードにつき見学。
正直なところ、くずにゃん=短文スピード系のイメージがあったため、「難易度の高い問題がペーパーに回って、早押しはかなり易し目」という予想を立ててました。
そんなことはなかった。
ただ、ところどころ押し頃の問題が来る(それでも再び煮る→リコッタくらいのレベル)
休憩時間に「思い出シード」「思い出がいっぱい」といいにくるれふぇ。
言葉には「言霊」というのがあってだな……。
【song.3】
「5〇3×、3〇で立つことができ、5問以内で正解できたら勝抜け、できなければ1×つく」という形式。
「立つ」というワードが入ったら選ばなければならない、という使命感のようなものが。
前のセットのボーダーが2〇、という時点で「ああ、このルール使う余地ないな」と思ったら案の定その通りでした。
「妹が皇帝の妃になったことで権力を得て、」
娘とかはよくある事例だけど、妹云々って思いつくの一人しかいない。でも慎重に待つ。確定ポイントは「肉屋」か、それとも……。
「後漢/~」来た!張ってるの来た!点いた!
「何進!!」
全くクイズで聞いたことない単語だなあ。競技中国史。
長井くんを別にすれば、全般的に誤答が多い展開。これは1〇とってペーパー上位だと圧倒的有利。ミス無しでもう1〇つめればおそらく確実だろう。
「最後の人物とされるのは、1904年の劉春霖とされる」おっ、また中国史だ。
「科挙で/」
自信はないけど押した。科挙で一人に絞られる、となったらこれでいいはず。
「どれにしようかな……状元!(科挙最終試験の1位)」
どれにしようかな、と言ったのは、「榜眼(2位)」「探花(3位)」の可能性も考えてのこと。でもさすがに出ないわなー。
なお状元で有名なのは蔡京(水滸伝の悪役でおなじみ)と文天祥(『正気の歌』)ですね!
中国史2発で3位に入り勝ち抜け。
モノシリで2回出した「キャメルバック」をくさまつに押し負けたが、既にほぼ勝敗は決していた上に、これをくさまつが正解したことより鳥居の負けにつながる、というね……。
なおれふぇ&がうんたっちはまた思い出を手に入れた模様。
【song.4・ビジュアルボード】
16人中15人がシードで、残る一人が次点のham。修羅場。愁嘆場。
「イントレランス」は最初のシーンでグリフィスであることはわかった。『栄光なき天才たち』知識。「国民の創生」と悩むが、途中争ってるシーン が「イントレランス(不寛容)」っぽいし、確かいくつかの時代を繋げて云々みたいなはずだったのでそっちにする。よくよく考えたら「国民の創生」って KKK絡みの話だった。悩む必要なかった。
幸先良い出だし。しかしここからが厳しい。
「ピカチュウ」、一度「ピカチュウウミウシ」まで書いたが、「そんなストレートに出る難易度じゃない」と思いなぜか「ピカチュリン」と書き直してしまい×(それは化学物質)。
「メーヘレン」、いかにもそれっぽいなあと思いながらこれも書き直して×。
他の問題は手も足も出ず。
結局1〇。やっぱりモノシラーズ&ベンキョウタリーズにはボードは鬼門だなあ……と思ってたら6人→2人のサドンデスに。ペーパー順位が3位な ので全問スルーだと負ける。うぐぐ。来い。僕は正解できるけどタケトミとTAKUMIくんが正解できないような適切な難易度の問題来い(でもそんな問題は あり得るのだろうか、とも思いつつ)。
1問目の写真。全くわからないが、割り切って考えることにする。どうしても「いかにもフリとかで出そうなもの」が正解になる、というのがこの手 のビジュアルクイズの特性。であれば……全然知識でもなんでもないところで「決定的瞬間」を正解。TAKUMIくんが誤答したことで4人に絞られ、かつ ペーパー2番目に浮上したため有利に。来い。超ド級の難問こい。
2問目のスポーツ。見たことある!えっと、スラックだっけクラックだっけ……でもクラックはちょっと意味が違うかなあ、と思い僕があげたのは
「スラッキング」。隣の原くんは「クラッキング」。ああ、クが正解だったか……と思ったら正解は「スラックライン」。惜しい誤答。全員不正解。
3問目も全員不正解。タケトミとともになんとか生き残り。
【song.4 通常ボード】
このメンバーで12人中5位に入ること自体無理ゲーなのに、さらに2問差をひっくり返さないといけない。これはしんどい……。
と思ったら、「杉村春子」がなぜか4人正解。「塁球」も漢字が微妙だったが落とさずなんとかついていく。
「スマイルカーブ」はなんかの経済雑誌で見かけたが思い出せず。悔しい。でも問題傾向は合ってる、と前向きにとらえる。
「セーハ」、これは問題集知識。4人正解と意外と伸びない。
「分かち書き」。えっこれでいいの、クイズでは全く聞かないけど普通に見かける単語。8人正解。これでボーダーまであと1点。
もしかしたらもしかする。ボードクイズでこんな話をするのはなんだけど、流れが来てる。
「ラテラノ条約の教皇」。よく前フリで出るやつ。ピなんとか11世。でもピウスではなかった記憶。ちょっと変えて「ピエルス11世」で出す。正解は「ピウス11世」。ピエルスはテニス選手でしたとさ。
単独正解を逃す。少し弱気になる。ピカチュウ、メーヘレン、ピウス11世。どれかあってればなんとか追いついたのに。いやでもまだ負けはきまってない。来い。俺にしかわからない問題来い。
「『贋作吾輩は猫である』を書いたのは内田百けんですが」
この時点で落ち着いてほしい単語は一つ。来い!殺せ!!……殺せ!!!
「『吾輩は猫である殺人事件』」
来た!待望の単語が来た!!
昔PSY・CORO Cupという大会(1997年。大学4年のとき)でこの問題を書き出しから出して、アライヒロシさんが書き出しで正解したのだった。「吾輩は猫である。名前はまだ無い。我輩はいま上海にいる。」逆にそれ以外読んでない(弱い)。
(ちなみに問題データはひっそりアップしてます。http://
「書くな!みんな書くな!」口に出しながらボードにペンを走らせる。まあでもどうせ奴さん正解するんだろうけど。
「奥泉光」。予想通りほむほむと僕が正解。これでついにボーダーまで到達。
残り2問全滅、リ・ネモト・ほむほむ・僕から2人抜けるサドンデス。
1問目「チェコの宇宙飛行士」。リくんあたり知ってそうだけど全滅。命拾い。
2問目「選挙で、氏名が同じ場合に云々」……難易度が急降下。え、普通に「按分」でいいんだよな、でも票を問うてるから別の呼び名があるのかな、でもとりあえず「あんぶんひょう」と書いておこう……。
ホールドアップ。会場どよめく。答えが割れてる?
「正解は按分票」……近場のほむほむは案の定正解、一方奥の2人は……正解してない!
スタッフも、会場も、そして自分自身も、このメンバーで2問差をひっくり返せるとは思っていなかったはず。
自分でも信じられない大逆転で、準決勝まで滑り込んだ。
【Song.5以降】
ちーかーらーまーけー。
そもそもわかる問題が、正解した「信太の狐」(葛葉の方がメジャーな言い方だったな……)以外は、なぜか出た「徐福」くらい。上位には何枚か及ばず力負け。
後ろで聞いてても、あとわかったの「ODS」ともう1問くらいだっかな。決勝にしても同様。
なおハイライトは、「誤答すると他の人に+2」ルールの中、なぜか画面表示上で×から復活する神野(ゾンビ扱い)。
壇上に駆け上がろうとするも黒服の男(tiizu)に「お引き取りください」と制止される。お約束。
そして他人の正解でまた×に。「神野は二度死ぬ」という謎のフレーズ。
しかしめげない。諦めない(得点表示プログラム上のみ)。さらに復活し、気がつけば3位相当まで浮上している神野(リビングデッド扱い)。
ともあれこのメンバーで4位、というのは無茶苦茶誇っていいはず。
もともとの知識量では及ばないけど、乏しい知識を十二分に活用して、得意分野(中国史)を衝いての上位進出。
「弱者の戦い方」としては大満足。あとは普段から頑張って強者になればいい。
総じて、非常に楽しい大会でした。
出題者が「面白い」と感じたから、問題にして出す……というのがクイズの一つの原点だと思いますが(もちろん「どれだけ知ってるか」競い合うのも別の原点で、そこに特化した競技クイズを否定するわけではない)、まさにそういう大会だったと思います。
何人かが言ってましたが、僕自身「モノシリと通じるところがあるな」と思いました。まあそういう面々が上位に行ってるわな。
前フリデリバティブ系の問題もありましたがそれだけではなく、全然違うところから拾い上げてくるのもあり関心が持てました。「タケ、ササと何?→バンブー」て!!
事前に例題が出ていなかったので、正直勝手に「もっと競技系短文の大会なのかな」と身構えてたのですが、好きな傾向ということもあり大満足です。問題集(映像つき)に期待!
【主催者の御礼とねぎらいの言葉を】
「くずにゃんお疲れ!一つだけ指摘するけど、企画書にふたなりがいるよ!(複合性)」
「クソほどどうでもいいですね!」
僕が休み時間に何人かを捕まえてこの話をしていたのも聞こえてた模様で、「なんでアンドロギュノスアンドロギュノス言ってるんだろう、と思ってました」とのこと。
【飲み会】
いつものご常連の皆様と飲むのは規定路線だったが、「スタッフにも声かけてみたらどうです?」とのバーンの勧めに従ってみる。だいたい先約があるよなあ……と思ったら来てくれることに。さらに優勝した610&煎茶くんとれおんくんまで。
30オーバーばかりだとなかなか厳しい話で、近い世代のほむ×れふぇの存在は大きい。
「こんばんは、れふぇです。」
僕が呟いたことになってるこれ、人の携帯を勝手にいじるほむほむの仕業でした。
ううううう……。
【帰路】
JRの遅延で今月3度目のタクシー発動(3800円)。
まあ不愉快なことをこれ以上書いても仕方がないので略。
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