【スタッフ・イベント】2013年度内にイベントを開催する予定です(スタッフ募集)
以前も日記に書いた&大阪冬の陣で告知しましたが、2013年にクイズイベントを開催する予定です。
ABCがイベントとして非常に素晴らしかった(完成度、工夫、ホスピタリティなどさまざまな点)のと、関西2連戦も不慣れながら主催者が頑張っているのを体感し、プレーヤーというよりむしろ主催者として触発される点が大でした。
とともに、「ABC凄かった!自分も次回は頑張りたい!そのために努力する!」という人が増えるのはいいこととはいえ、みんながみんな一つの方
向に行ってしまうのもちょっと……と思ってしまうのが正直なところです(よく言えば「バランス感覚」、悪く言えば「へそ曲がり」「空気を読めないし読まな
い」)。
ので、観戦記書く前に、「ABC以外の傾向で僕がやってみたいこと」を先にまとめておきたい、と思ったのです。なおあくまで「いろんな傾向ややり方もあった方がいい」ということであり、abcやABC、早押王などの傾向を批判するつもりは毛頭ないので念の為!
また、もちろん3連戦の参戦記はいずれ書きますよ!(遅刻論のまとめもいずれ←要るのか←でもABCでもマイミクさん何人か遅刻してたしな……)
以前、年始に書いた日記の内容がこれ。
http://diedie16.txt-nifty.com/gravitation/2013/01/2013-daa6.html
基本的にはここから大きく変わってません。
【1.目的】
<大目的>
クイズ界の発展。
持続可能な新しいクイズスタイルを提供することで、より多くの人、幅広い層にクイズを楽しんでいただく。
端的に言えば、「ペーパーと早立ち」をベースにした、「幅広い知識を問う」「真剣勝負」を、「全国各地で」「同時に」開催する。
(目的1) 参加者全員が長い時間、真剣勝負のクイズをプレーヤーとして楽しめる。
「観客としては楽しめるが、プレーヤーとしては短時間しか楽しめない」イベントではない。
また、バラエティクイズはアリだと思うけれど、自分がやりたいのはあくまで「真剣勝負」。さらにいえば「知識をベースに、勝負根性やスピード、
胆力や”日常から情報を拾い上げる力”まで、総合的な力を競いあえる」ような、いわば「知識をベースにした総合格闘技、ルールのある知的ケンカ」をやりた
い。
(目的2) 幅広い層に楽しんでいただく。
実力者層はもちろん、クイズに触れて間もない方にとっても、「勝負に参加できた」と感じることのできるイベントにする。
問題についてはけして易しい問題ばかりではないが、一日いたら何問かは「面白い!」「ツボにはまった」と感じられるような問題を出題したい。
(目的3) 幅広い知識を問う。
今までクイズに出た/出てないにかかわらず、「その業界で有名かどうか」を第一基準として考える。
また、これまでクイズの作り手は「10-30代の男性」「インドア趣味」「高学歴」が多く、自然と彼らが好みそうなジャンルがクイズで出やすかったが、それ以外のジャンルも幅広く出題する。
(目的4) 関東以外でも複数地区で同時開催する。
関東では「上位層が楽しめるクイズイベント」は充足しているが、「中級者以下が楽しめる」もしくは「他の地区」のイベントはまだまだ不足している状況。
また、他の地区で開催されても遠征してきた強豪勢が「クイズをやる機会」の大多数を占めており(とか書いてる自分も一因)、地元のプレーヤーにクイズの機会が行き渡らないのが現状。
そのことと「ネット発達による情報漏洩のリスク」を考えると、「複数地区で」かつ「同時開催」が理想。
「関東以外のプレーヤーにも活躍の場がある」と「全国のプレーヤーと(間接的にでも)競い合える場がある」、両方を達成する。
【2.手段】
(手段A) 「早立ち」の導入 (←目的1・2)
「長時間プレーヤーとして楽しんでいただく」「実力差がある中、多くの人、幅広い層に楽しんでもらう」ため、「早立ち」を原則として導入する。
「複数会場制による早押し」は一つの魅力ある形ではあるが(自分も推進したうちの一人だし)、複数会場をとる(まして複数地域で同時開催する)のは困難だし、「幅広い層に楽しんでいただく」には早押しより早立ちが向いている。
ただし「早押し」を絶対にやらない、というわけではない。コンセプトの達成のためには早押しを入れた方がいい、そもそも早立ちの魅力が受け入れておらずニーズが乏しい……と判断した際には、「早立ち」に拘らずそちらを採用する。
「早立ち」普及ありきのイベントではなく、あくまで上記コンセプトの達成を第一に考える。
(手段B) 「ペーパー」の導入 (←目的3)
全国のプレーヤーと同時に競い合える、短時間で大量の問題を出題できるという点では、「ペーパー」が最も適している。
複数回ペーパーを実施し、全国で競い合えるような仕組みを作る。
省力化のため、スキャンを使って、なおかつ択一ではない仕組が作れればベター。
(手段C) 全国同時開催、シンプルオペレーション (←目的4)
全国で同時開催する。
そのためにはシンプルなオペレーション・ルールにすることで、全国で開催しやすくする。
また、全国のプレーヤーが企画者側に回りやすい、回ることでメリットがある仕組みを構築する。
できれば「年一回、主催者を変えて引き継げる」レベルまでシンプル化を進めたい。
【3.スタッフ・問題】
ここはまだ考え中。
・極力幅広い層から問題作成者を公募する。あわせてこちらからも声をかける。
特にクイズ界の多数派である「10-30代のインドア趣味の男性」以外の方には積極的に協力を要請する。
具体的には「女性」「40代以上」「クイズ界ではあまりいない趣味、知識傾向(アウトドア、スポーツなど)」だし、「インドア趣味の男性」にしても、年代・クイズキャリアともに幅広い方に協力を要請する。
・早押王のように「少数が大量の問題を作成する」のではなく、「極力多くの人数が、少しずつ問題を出す」仕組みにする。
今までのクイズの枠に捉われない「幅広い問題」を出題するためには、少数のスタッフだけでは不可能(それこそ僕一人では絶対に無理)。
・そうやって集めた問題の選定については、既存のイベントとは違った価値観が必要になる。
1人の価値判断では難しい。
どのような仕組・メンバーで意思決定するか、極力早くスタッフを集め決定する。
・また、他のクイズイベントでスタッフに回る機会が多い方には、協力要請はせず、参加者に回っていただく。
それこそ「互助会」や「キッチュ組」の皆様はそろそろゆっくり参加いただきたい、と。それでもトラブルシュートに走ってきそうだけど……。
【4.大会内容】
ここはまだアイデアレベル。どうなるかわからない。
・50問ペーパー+早立ち(2セットくらい?)。
・計3時間半を1セットとし、1日2セット(=7時間)実施。片方だけの参加も可能。
・各セット間(前半と後半)は独立した大会とする。合算してのチャンピオンは決めない。
・全国で同じ問題を使用して実施。
つまり一日で二人×地区分のチャンピオンが誕生することになる。
・50問ペーパーは全国で結果を出し、後日ランキングを発表。中位までは全体公表とし、一定順位以下は「問い合わせがあったら答える」形とする(ここの省力化は要検討。エントリー時にパスワードを設定して云々、みたいな感じがいいのかも)。
*多くの方に問題を出していただくためにも、上記の「1日2セット制」は重要。
つまり「片方のセットは出題、もう片方のセットは参加」という形ができるようにする。
ここらへんは「早押王」とかにヒントを得た格好。
まだ全然詳細は決まってないですし、そもそも僕以外のスタッフも全く決まっていない段階ではありますが、忘れないうちにいろいろと進めていきたいと考えています。
しばらくは異動直後で忙しい&クイズスケジュールが詰まっています。そのため、4月まではコンセプト設計、5月から動き始め、実際に開催するのは10-11月を目途にしています。
皆様にご協力いただくことも多々あるかと思いますが、その際は前向きにご検討いただければと思います。「より多く、より幅広い層が楽しめる」イベントにするため、ご協力よろしくお願いします!
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