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2011年6月11日 (土)

【感想・本】5月に読んだ本

【一般】

 現代アート事典
☆ご冗談でしょう、ファインマンさん 上下

(『冷たい校舎の時は止まる』の上巻・下巻を借りたら、実は中巻があった)……というわけで、先に美術手帖編『現代アート事典』読了したんだけど……意味がよくわからない!確かにクイズでよくきく単語はときどき出てくるけど、なんか美術展でのパンフレットみたいな文章で頭に入ってこない。自分で年表作らないと理解できないのかなあ。(05月07日)

美術手帖編集部『現代アート事典』。ベースとなる知識がなさすぎてほとんど理解できてない。点をつなげて線や面にすべきなんだけど、その点自体が……ジャクソン・ポロックとか草間彌生くらいだもんなあ。勉強不足。(05月31日)

ファインマン『ご冗談でしょう、ファインマンさん』。いたずらとか実験がサイエンス以外にも貫かれているのが凄い。ナンパまで。しかしこの人、傍から見てる分には面白そうだが、一緒にすごすとなると大変そうだ。退屈しなそうだが。(06月08日)

【仕事関係】

 錯覚の科学
 プライスレス 必ず得する行動経済学の法則
 「3人で5人分」の仕事を無理なくまわす!
 20歳のときに知っておきたかったこと
 イシューからはじめよ
 失敗学実践講義

チャブリス、シモンズ『錯覚の科学』。目新しい内容はそんなにないが個々のエピソードは面白い。クイズ屋ありがちの「出されて答えられなかった問題に限って、その後よく見かける(ように思える)」話にも言及されてたり。個人的には「ハッピーアワー」(デマシグ)かなあ。(05月15日)

パウダーストーン『プライスレス 必ず得する行動経済学の法則』 行動経済学自体の話も面白いんだけど、わざわざラスベガスのカジノを使っての実験などプロセスが興味深い。まあ、実務にどれだけ生かせるか、という本ではないのだけれど。(05月15日)

あと『錯覚の科学』余談。この手の「自分の記憶が嘘をつく」「他人の体験談を自分の体験談と思い込む」といえば、なんといってもあの超大作RPGの○作目。ある意味「信頼できない語り手」。(05月15日)

『錯覚の科学』について昨晩書いた「クイズ屋ありがちの「出されて答えられなかった問題に限って、その後よく見かける(ように思える)」話にも言及されてたり」……という評価が錯覚だったりした罠。いや少し触れてましたが、そのものずばりで触れてたのは『プライスレス』の方だった……。(つづく) (05月15日)

「プライミング(下地)」 = 「何かに事前に接していると(プライミング)、注意の閾値が低くなり、その何かに意識が行く可能性が高くなる。つまり、その「新しい」言葉や車には、おそらくすでに何度も出会ったことがあるのだ。」(『プライミング』p134) うーんあるある。(05月15日)

で、最近立て続けに読んだ本が『錯覚の科学』と『プライスレス』だったもんで、このまさに「錯覚」について書かれた内容が前者だと思い込んだ罠。錯覚についての本で錯覚起こしちゃどうしようもないわなあ。(05月15日)

佐々木正悟『ライフハックス心理学』。そんなに目新しい内容はない。けど、「まずはやってみる」ことが大事ってのは改めて実感。まあ、仕事をためると気持ちが悪いってのは日々の仕事で痛感していることではありますが。(05月31日)

ティナ・シーリグ『20歳のときに知っておきたかったこと』絶賛されているほど面白いとは思わなかった。さらっと読める一冊ではあるけれど。それよりも、この方のワークショップみたいなことをクイズでやってみたら面白そう、と教育テレビ見てて思った。 (05月31日)

小室淑恵『「3人で5人分」の仕事を無理なくまわす!』…仕事オンリーではない当方から見てもかなり夢物語な一冊だなあ。結局の所、真に残業時間を削減するんであれば、トリンプの吉越前社長並みに強烈な意識と決断力を持たないとできないと思うわけで。(05月31日)

安宅和人『イシューからはじめよ』。理解するのにかなり手間取り何度か読み返す。イシューの時点で仮説作ってから検証した方が速い、ってのは参考になった。どうしてもざっくりとテーマ決めて分散的に発想広げてきてたからなあ。(06月08日)

畑村洋太郎『失敗学実践講義』。ちょうどこの本読んでいるときに畑村氏が東電事故検証委員会の委員長になってたな。後でチェックリストを機械的に埋める「ペケペケペケ」、日々の仕事の中でえらく身に覚えが……。(06月08日)


【小説】

*凍りのくじら
 シャドウ
*冷たい校舎の時は止まる 上中下
☆双月高校、クイズ日和
*ロードムービー
*子どもたちは夜と遊ぶ 上下
 片眼の猿
 明日の記憶
 オルゴォル
 ひかりごけ
*スロウハイツの神様 上下
*名前探しの放課後 上下
*V.T.R.

 *印は辻村深月。7作、それも2巻以上のが4作か……よっぽど琴線に触れたんだなあ。
 そろそろコンプリートしそうなので、項を分けて書きます。

道尾秀介『シャドウ』。信頼できない語り手+叙述トリックのテクニックをコレでもかと堪能した一冊。統合失調症や○○○の扱いが軽い、という批判もあるけど、それを主眼で描きたい小説ではないのでお門違いの感。少なくとも「二度読み返したくなる」のは間違いない。(05月07日)

青柳碧人『双月高校、クイズ日和』。『ナナマルサンバツ』との違いは、「クイズで描こうとしているのか、クイズを描こうとしているのか」の違いだと思う。クイズそのものの話がメインになりがちな『ナナマル』に比べると、こちらはクイズ以外のエピソードが印象深い。(05月15日)

そういえば『ヒポクラテスクラブ』も2年前に読んでたんだけど、どこが修正・加筆されてるか読み比べるのも面白そう。しかし植村、沢久保、湯本、小沢て……。(05月15日)

道尾秀介『片眼の猿』。まあいつもの叙述系の話ではありますが、びっくりするほどの結末ではなかったか。ライトな語り口のものであれば『ソロモンの犬』の方が好み。(05月31日)

荻原浩『明日の記憶』。事前の予想だともっとメロドラマ調だったが、予想に反し淡々と進む。それだけに怖い。50代って遥か先のように思えたけど、実のところあと15年ちょい。それで認知症、か……。(06月08日)

朱川湊人『オルゴォル』。あまり期待せずに借りたがこれは良い。想人が小学校高学年くらいになったら読ませたい一冊(新聞連載と聞き納得)。東日本の子供が大阪経由で鹿児島に行く、という点で実に俺得。(06月08日)

武田泰淳『ひかりごけ』。大筋はクイズ知識で知っていたし、断片は『鈴木先生』で触れていたが、通して読むのは初めて。中途半端に知識があるからか、印象は『流人島にて』など他の短編の方が強かった。(06月08日)
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というわけで、月末なので「今月読んだ本」をざざざっとまとめてるんですが、実はまだ途中かけ。勝抜杯前のクイズプレーヤーモードから解放された(本当はされちゃまずいのだが)結果、えらく「目が潰れるまで本を読みたい」モードに突入したなあ。(05月31日)

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