【サークル・主催】関東で新サークルを結成します!
勝抜杯参戦記もまだ終わってない中なんですが、こちらの方も先に動かさなければ。
勝抜杯でもアナウンスしましたが、関東で新しくクイズサークルを結成する予定です。
現時点での構想を書いていきます。
まずはキーコンセプトから。
1.地方との企画・問題・情報共有
2.「ストック」かつ「オープン」
3.「新設」「2011年」だからできること
【キーコンセプト1.地方との企画・問題・情報共有】
もともと横浜転勤前から、「なんらかの形で地方を盛り上げることをしたいし、それが次の最優先課題」だと考えていました。静岡ナンバーワン決定戦の開催(プレabcとの接続)も、そこを強く意識した上のことです。
今回、縁があって関東に住むことになりました(おそらく3-4年)。関東は一番人口が多いわけで、関東の盛り上がりが日本のクイズ界の盛り上がりに直結します。関東在住だからできること、も当然あります。
とはいえ、「地方の活性化」は緊急の課題の一つ。誰が貢献するか考えた際、自分が適任者の一人であるという自負があります。能力云々というよりは、「各地方との人脈」と「地方出身、かつ地方在住経験があり、いずれ地方に帰る身」という面で。
なので、関東在住ではありますが、「地方のクイズの盛り上げ」は、第一に考えていきたい。かつ、それが「関東でのクイズの盛り上げ」と両方満たせればベストです。
【キーコンセプト2.「ストック」かつ「オープン」】
今、クイズ界の情報(だけじゃなく一般的にもそうだろうけど)はセグメント化&フロー化の傾向が強くなっています。前者は「一部の人にしか情報を得ることができない」、後者は「情報が蓄積されず、瞬間的な情報だけが行き来している(mixiつぶやきとかtwitterとか)」。
「スカイプを使ったクイズ」や「問題の交換」が流行してますが、これについてもやはり人脈頼みなのでは、というように思えます。閉ざされてはないんですが、情報を得るには人との繋がりが必要。
ある意味、ネット普及以前に戻りつつあるのかもしれません。昔は大会に参加するにも誰かに教えてもらうか、何かの大会でビラ(懐かしい!)を貰うしかない。当然ながら蓄積された情報なんかもなかったわけで。
その状況に合わせたサークルを作るのも一案です。「スカイプをフル活用する」とか、「つぶやきとかtwitterで突発的に例会を開催する」とか(ここ最近の対策フリバ会など)。
だけど、僕はあえて逆張りをしたい。「オープン」かつ「ストック」なことをやりたい、と思ってます。
前者の「オープン」のメインは「誰でもアクセスできる」こと。情報についてはSNSではなく、ホームページ上で告知。「会員専用のSNSを設ける」など2段階制にはなると思いますが、少なくともネット経由でサークルの存在、活動内容、参加方法などがわかる形にしたい。
また、参加資格についても原則「オープン」。とはいえサークルであり、「主催者―お客様」の関係ではないため、それ相応の義務は負っていただきます。
なお、この手の話で必ず問題になる「迷惑をかける人対策」ですが、基本的には「お断りするにしても筋道は立てる」形をとります。事前の評判等で判断するのではなく、「希望者は一度は受け入れた上で、このサークルの場における言動」のみを基準として判断する、ということです。
「問題になる人を排除しようとするあまり、参加障壁が高くなる」ことは避けたい。いや、もちろん「気心が知れた人と、ストレスなくクイズをやりたい」というサークルがあってもいいし、自分も魯鈍に求めているのはそのベクトルですが(だから原則紹介・事前エントリー制)、今回のサークルについてはそうするつもりはありません。
後者の「ストック」は、「何をやったかきちっと蓄積する」ことです。企画にせよ問題にせよ。最近サークルの会報が出回ることが減りましたが、このサークルではデータとして蓄積します。かつ、それを「オープン」にします。もちろん、「会員には先にオープンするが、非会員には少し遅れてオープンor 販売する」など、何らかの形で差はつけますが。
【キーコンセプト3.「新設」「2011年」だからできること】
1にせよ2にせよ、実は既存のサークルでも実施可能できなくはないんです。魯鈍で出した問題を他に回すこともできるし、いくつかのサークルは「オープン」要素を持っています。現状「ストック」はあんまりないかもしれないですが。
ただ、今回は「新設」という選択肢をとります。単純に「関東のクイズ人口を考えると、サークルはもっと多い方がいい」というのもあるのですが、新設だからこそのメリットがあります。
・新設サークルだからこそ、新しい試みができる。
・新設サークルだからこそ、人の目をひきつけやすい。
・新設サークルだからこそ、新しい人を呼びやすい。
「試み」については、随時発表してきます。ただ、あくまでメインコンセプトに合致した上で、かつ、ローコストで続けるのが前提になります。具体的には「問題・企画の共有」「動画UP」「会場での懇親会」「会費と運営・企画負担について」「2部屋制」などなど。
かつ、そのような「試み」については、オープンな場でPDCAを回します。いくつかの試みは「試してみたけど、やっぱりあまり効果がないのでやーめた」ということも有り得ます。それもオープンにします。そのことにより他サークル、特に地方や新設学生サークルの運営の参考になれば、と思います。
「人」については、「最近QMA・AnAn経由で入った方」や「最近関東に転勤してきた方」を中心に、「サークルに入っていないけど、クイズ自体に興味がある」人は何人かお見かけします。できれば「今サークルではクイズをやっていない」方にもいらしていただければ、と思います。
もちろん他のサークルとの兼部ももちろん歓迎です。特に「刺激を受けたい若手」。
あと、「2011年」については、二つ意味があります。
・2011年=2010年以前にクイズ界が培ってきたノウハウを生かす。
・2011年だからこそできる、新しいテクノロジー(youtube、ファイル共有、連絡手段、動画、skypeなど)。
これまでクイズ界が培ってきた「ノウハウ」と、新しい「テクノロジー」とを、うまく融合できればと思います。
この3つがキーコンセプトです。「どういう問題・企画か」「ガチなのかバラエティなのか」などはまだ不確定で、それよりも上記のコンセプトが優先される、ということです。それらはこれから決めていきますが、おそらく動き出してからでないとなかなか固まらない。「こういう傾向をやりたい人が集まる」というタイプのサークルではないのです。
ただ、上のコンセプトに反したことにはなりません。たとえば「超難問」にはおそらくならない(地方と共有するメリットがない)し、「こじんまりとした、居心地の良いサークル」を求める人も来ないだろう、と。
走り出してみないと決まらないことは多々ありますが、まずは走り出します。
興味がある方は順次ご一報いただければと思います。バスからはいつでも降りられますので。
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【もくじ】
第7回 「始動、の前に最優先事項「企画共有」篇」→こちら
第6回 「懇親会・日程・会場篇」→こちら
第5回 「テスト例会篇」→こちら
第4回 「メンバー篇」→こちら
第3回 「一日の流れ篇」→こちら
第2回 「企画(形式・問題)篇」→こちら
第1回 「メインコンセプト篇」→こちら
過去記事 「理想のサークル運営」についてのメモ→こちら
過去記事 サークル企画共有化計画→こちら
【メインコンセプト】(詳しくは第1回参照。毎回掲載します)
1.地方との企画・問題・情報共有
2.「ストック」かつ「オープン」
3.「新設」「2011年」だからできること
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参加したいっスー
投稿: 南区民 | 2011年5月 5日 (木) 15時30分
>南区民さん
ここから先いろいろと情報公開していくので、もし興味があるようでしたら。
投稿: 橙武者 | 2011年5月 6日 (金) 13時17分