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2011年5月 3日 (火)

【イベント・参戦】第11回勝抜杯(その4・3回戦一対一対決)

 いろんな人が勝抜杯の参戦記を書かれており、引き込まれながら拝見してます。
 当方はマイミク自由ですので(その代わり特にメリットもないですが……)、ご自由にお声がけいただければ、と思います。

 しかし、アラシくんたちのようにクイズ的にきちっとレビューできている日記がある一方、当方の日記のクイズ以外の要素(大半は自己顕示と下ネタ)の多さときたら。
 体内にぺぺローションが流れている男、橙武者です。

【7○3×後】

 勝った!
 2連敗してたが、ようやくリベンジできた。
 んで喜びが爆発した結果が、あの「なぜか分からないがやたら跳んだガッツポーズ」なわけだが、とある人からの一言がツボでした。

 「輪投げの時なみのジャンプでしたよね」

 懐かしいなあ。2004年の明大オープン。あと8とうしん神野(若手おいてけぼり)。
 ちなみにそのときの対戦相手はRyuさん、KingTowerさん、ピウで、こちらは全く懐かしくないなあ。
 舟太さんページの記事も消されており、ちょっと寂しくなったり。

【対戦カード決定】

 3回戦は「2回戦の1抜けが(筆記順)、2抜けを指名する」というルール。
 最初はグラン、佐久間くんと、やはり新顔から指名されていく……矢先に佐久間くんがおクイズさんを破るジャイアンキリング!紛れのある問題群、形式とはいえこれは痺れた。なんとなく答える問題とかたたずまいが知識派っぽいですよね。ノダシューとか(外見も?)。

 続いてTAKUMIがぶんたさんを指名。2組続けて「前の7○3×でも一緒だったので……」と、一度勝ったことのある相手の指名が続く。

 そして第4戦。出てきたのは先ほど圧倒的大差をつけられたCateauさん。ああ、この流れでは間違いなく来るな。心の中でおクイズさんとTAKUMIへの呪詛が始まる。
 こういうときに余計なリアクションをすると逆に目立つ。かといって隠れようとするとさらに目立つ。リベンジマッチをやってみたくはあるが、今の自分では……と前のセットの時点で既に心が折られてしまっている。弱いなあ。
 結局、Cateauさんの目を見ながら、一方で「空(くう)」であろうとする、完全の逃げの境地に達していた。あたかも熊を目の前にしたかのように。空だ、空調になるのだ、俺。
 とかいいながら指名されるんだろうけどねえ、はあ。この頃完全に腰が浮いていた。

 「田中さん。」
 え?
 俺じゃないの?

 その後もなかなか指名されず、べーいー・僕の塾高コンビが最後に残る。とっとと指名されるんじゃないか、と思っていただけに想定外。ただ、「何を知ってるかわからない」という怖さがあるのか、なぜかこの手の対決クイズでは残り物になりがちなんだよな。
 そして8人目、kanaupapaさんが
 「OBA-Q会長として、天3のリベンジということで、烏の橙武者を」。
 待ちくたびれたが、いよいよ出番。改めて気合を入れなおす。

 ……あのー俺、「天1」ではOBA-Qだったんですけどねえ。

 「裏切り者への鉄槌」か、はたまた「出藍の誉れ」か。
 クイズに対する姿勢も、クイズ以外の趣味・家族とクイズとのバランスも、サークルをまとめるリーダーシップも、勝負に対する執念も、はっきりとした答え方も、さまざまな面で尊敬するプレーヤー。きっつい形で恩返ししてやる!

【対決クイズ】

 記録をとっていないのであやふやではありますが。

 1問目。「メニューになく、飲食店の店員が食べる食事」。気合一閃、これは大丈夫だろう。「まかない」でまず先手をとる。
 さらに「学園祭は収穫祭、応援歌/~」収穫祭をやる学校はいろいろあるけど(それこそ慶應志木とか)、応援歌云々がいくとしたらあっちしかあるまい。「東京農業大学!」得意ジャンルで差をつける。
 もう一問とって、3-1。あと1つとれば、準決勝進出だ。

 「三遊亭圓朝(でしたっけ)によって落語に~」
 元・落研の対戦相手のところによりにもよって落語問題!これはさすがにとれない。当日も叫んだが、そりゃあ無理だ!

 続く天文問題。いくつか業績が並ぶ。おそらくガリレオでいいだろう、と思った矢先に押される。kanaupapaさんもちょっと悩む。誤答してくれればサイドアウトでいけるはず。
 「……ガリレオ?」
 凄まじい粘り腰。さすがにしぶとい。これで3対3のデュース。しかしここまでは自分が押していた。取り戻す。

 「富山県唯一の村で」
 それはちょうど数週間前にchakuwiki見て自作した!ツいてる!!
 違った。点いてたのは自分のボタンではなく、kanaupapaさんのボタンだった。
 このレベルの問題であれば、上位陣は当然のように押すわな。
 初めて逆にリードを奪われる。そして相手のリーチ。しかしあきらめない。

 「いとこ同士の結婚になる」
 よりにもよってな前フリ。まあ歴史上いろいろあるけど、これは首相夫妻でいいだろう。今度は点いた。さてとデュース、あれ、……

 出てこない。
 このタイミングで出てこない。
 焦る。焦れば焦るほど出てこない。直前で見た「探偵ファイル」の記事も思い出すが出てこない。万事休す。

 kanaupapaさんは当然正解。
 準決勝まであと一歩まで迫りながら、結果的には4連取をくらっての敗北。
 
【このセットの敗因】

 気合とか勝負どころ云々の前に、地力の差。知識量もそうだし、その知識量を生かす精神力、勝負根性、執念などなど。
 もっといえば、地力を押し切るだけの勢いもなかった。ここ最近のクイズ量ではこっちの方が上だったが、それを生かすこともできなかった。

 灰色とか何人かには落語問題の「それじゃ無理だ!」のところで切れたのが敗因では……と指摘された。その要素もあるのかもしれない。
 ただ、もともと「ガリレオ」「舟橋村」「菅伸子」の記憶はあやふやだった。おそらく、何回サイコロを振りなおしても同じ結果になるように感じた。 
 明確に覚えていた問題をとれなかった、間違えた、というのはなかった。その点、今回の敗因は「ミス」ではなく、「実力不足」「知識不足」だったと思う。

 しかし、1-3の追い込まれた状態から、得意ジャンルを確実にとり、不確定なところで勝負に出て精神的に逆に追い込むkanaupapaさんのクイズ総合力の高さに脱帽。雪辱の形になりましたが、次はどこかで改めて勝負させていただければ、と思います。今度こそ恩返しを。

【敗者復活】

 ABC同様、敗者復活には全く身が入らず。
 ここが優勝者の偽と自分を分けている部分なのかも。
 執念だけでどうにかなるものではないけれど、執念が足りなければ他の力があってもどうにもならない。
 まあ、それ以前に「3択が弱い」というのは、昔からの課題なんですが……今後のことを考えると、3択対策はどこかでぎっちりやった方が良さそう。
 
【準決勝以降】

 自分があそこにいても、善戦はできても勝てはすまい。
 少なくともkanaupapaさん以上の戦いぶりは、今の自分にはまだできない。
 でも、ここ数回の勝抜杯で感じた、「上位的な圧倒的な差」は感じなかった。ABC、天4、そして勝抜杯向けにやってきたここ1年の対策は、確かに身になっている。このまま続ければ、だけれども。

 飲み会、二次会、松祭りと、その後も大変楽しい一日でした。
 自分も含め、関東に越してこられた方が何人かいるとのことで、これは例の新サークルもいろいろな動きができそうです。

 
 
 でも、もうちょっとだけつづくんじゃ。
 次は「事前対策」と、「当日全体の反省」。
 ある意味、今回一番書きたかった部分でもあります。

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