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2010年2月16日 (火)

【イベント・参戦】ABC(その2・ペーパー篇)

 まずは全体の結果から。

 1R・ペーパークイズ 4位
 2R・連答つき5○2× 一抜け(3pアドバンテージ)
 3R・10by10 敗退(16○6×)


【筆記】
 
 日記でも書いていたが、今回の一つの目標は「赤プレート=4位以内」。
 2Rで確実に勝てる保証がない以上、可能な限り上の順位で抜けておきたい。

 これは、客観視すれば無謀な高い目標。
 社会人の雄が集まる大会として「クイズロードカップ」「勝抜杯」があったが、一番脂が乗り切っていた時期でも最高4位。大体10-30位が相場で、悪い時は勝抜杯52位というのもあったので、正直「予選落ちもありえる」覚悟で臨む。
 とはいえ事前に「ペーパーで赤に入るため」の対策もしたので、少し下駄をはいて10-20位かな、というのが事前の想定。

 (正解はまだ発表されてないので、「正解したつもりでも誤答」とかがあると思うのでご容赦を)
 解いてみると、50問目まではほぼノーミスでなんとか突破。と思ったら「カルスト」をクロアチアかスロベニアの二択で外したっぽい。これはヘボい……。
 「七戸十和田」はslasher1999からもらった問題で覚えていた(ブリーズで読んだときに「ななのへ」か「しちのへ」か読み方がわからなくて、家に帰って調べたので記憶に残っていた)。有難い。

 51問目の「柔」でかなり悩む。その後「ラスカー賞」「チネチッタ」と来て、「どうも難易度が上がったな」「まるで十数年前の全日本のペーパーだな」という感触。ここらへんで「この問題だったら、むしろ学生系をやってる人の方が強いかな」と邪念を抱きながら解き始める。

 70問目くらいから、確信を持てる問題が飛び飛びに。難しい!
 70問目は多分FM802でよく聞く人、加藤ミリヤとの二択に悩んだ後「西野カナ」と書き正解。
 一方でシンガポールの公用語は、最初「タミル語」と書くが「そんなにタミル人いるか?」と考えすぎて「タガログ語」と書き替え1点損する。こういう問題こそきっちりとバックボーンを調べて、「クイズの問題文だけではない知識」を持っておかねばなあ。

 ここからは、解きながら今までのクイズ人生を振り返る結果に。走馬灯のように。
 ・「天野之弥」は烏のらもりーペーパーで覚えた。
 ・「虎が雨」は大学1年のときの自作。K-1に提出した記憶がある。
 ・「ユウェナリス」は、黒本に載ってて、「名言はメジャーな人物しか出ない」という記述に対し、kanaupapaさんが誤植訂正表で「ユウェナリスやイェーリンクがメジャーとは思えん」とツッコミを入れていたのを思い出す。ところであの訂正表、また世に広めることはできないでしょうか(オタクキャップさんの2冊目の訂正表も併せて)……。
 ・皇太子殿下の誕生日は……当然正解。もるるが「橙さんと同じ誕生日なのは知ってたんですけど」一日違いの惜しい誤答。っていうかよく覚えてたねそんなこと。
 ・「別名をフットストール」は、第1回クイズロードカップでマッスーさんが正解してたなあ。
 ・「世界三大アライアンス」は、ワロドム企画で早押し正解。
 ・「ロングテール」。周囲では正解率低かったけど、日経ビジネスなどのビジネス書ではドベタ。逆に99問目がこれ、という時点で「もっと難しい単語」なのでは?という疑念を今でも抱いている。「フリー」の書評をあちこちで見かけるので、「クリス・アンダーソン」が正解でちょうどいい難易度では?と思うくらい。
 ・100問目。昔英和辞典で見かけた。そう、「Tumbling Down」出版時にね!……ただ、前半で「タンブラー」っぽい問題も前にあったので、「tumble問題が2問?」というのはちょっと首をかしげながら「タンブルウィード」と記入。正解扱いにしてくれたのかな?

 【昼休み】

 そんなこんなで、終了時は「難しいけど、逆にこの難易度だったら俺上位じゃねえ?」という感触。 
 自己採点は88-89点。なんだけど、ロビーであったslasher1999は「90点オーバーですね」ですよねー。君はそれだけとって当然だ。その他にもあちこちから「90点以上って言ってる人が10人以上いますよ」という情報が飛び交い、「まあそんなに甘くないよな」と思い返す。
 裏づけをとるように、偽くんに「何点だった?」と聞くと「90プラスアルファですね」。今思うと聞いた相手が明らかに悪かった。

 採点に時間がかかるとのことで30分伸びる。
 ここらへんで実は緊張はかなりピーク。これまでのクイズ大会では有り得ないくらい緊張してた。とにかく挙動不審で、さまよわない視線であちこちに話しかける。まるで高校生の頃、クイズ王番組の予選に行ったときのように。
 
 【んで結果は】

 先にも述べたとおり4位。
 フルオープンで4位というのは、全盛期含めてかなり上出来。

 事前の対策で取れたかな、という問題は以下の通り。

 ・ビリヤードの的球→青(市販本。ドベタかもしれんけど、半年前は知らなかった)
 ・青森新幹線の駅→七戸十和田駅(slasher1999の対策問題)
 ・コンテは何の略?→コンテニュイティ(Aの何かの問題集?)
 ・IAEA→天野之弥(烏のらもりーペーパー)
 ・「タロットカードの21番」→世界(ちょうど3日前のブリーズで、tottoさんに「タロットの16番、正でも逆でもネガティブ=tower」を出題されてて、「そういや最初と最後ってなんだっけ」と前日に検索。そうか、"ザ・ワールド!"(ジョジョ)か)

 この5点もかなり大きいんだけど、事前の対策で「とりあえず、知っている知識をきちっとひねり出す」ことができるようになったのがかなり多い。今回も「知ってるけど答えられない」問題はほとんどなく、自分の知識は一通り出し切れた感。
 そういう意味では、事前の対策は非常に効を奏したし、逆に言えば、「筆記上位をとることに注力しすぎた」きらいもあるかもしれない。中長期的な視点でみれば、今後のクイズ人生を歩むにあたり、知識量を増やしたことは間違いなくプラスだろう。けれども、こと「ABCに勝つ」という意味ではどうか?目的と手段が逆転してなかったか?というところは反省点。

 まあ、フロントローが偽、TAKUMI、さいや、俺……ということを考えると、ある意味傾向がうかがえなくもない。「短文も時事も触れていて」「事前にきちっと対策して」「学生風もある程度触れているので、そこそこ難しい問題にも対応できる」という意味では。
 そういう意味では、世代・環境的に恵まれていた、という側面もあるんだろうなあ。

 つづく。 

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