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2010年1月

2010年1月31日 (日)

【イベント・参戦】ABC~Ex'10~(1/17)

 優勝しました。
 「一心精進」に載るのは何年ぶりだろう。

 1R→4位(赤プレート=多分88点くらい)
 答えられる問題は一通り答えられた感。ただ、ここで4位ということは、本戦では10-20位相当か。本番での「筆記4位」が一つの目標なので、まだまだ道遠し。学生のルックスに負けたのも悔しいなあ。

 2R・5○2×→1抜け
 もるるが飛ぶなどの波乱の中、落ち着いて「査証→ビザ」「T/C→トラベラーズチェック」を正解して1抜け。海外脱出。

 3R・10by10→1抜け
 らもりーの実況スレには「圧勝」と書かれたが、全然圧勝じゃねえよ!
 序盤からほぼノーミスでリードを奪うが、冬蜜柑くんに並ばれ、らもりーは凄い勢いで追いかけてきて、ひろせさんとぶんたさんもポイントを積み重ねてくる、そんな中「鳩山由紀夫が博士号をとった=スタンフォード大学」を忘れる、というヤな展開。
 とはいえ最後は「『この広い野原いっぱい』『涙そうそう』/」で落ち着いて「森山良子」を正解、かろうじて逃げ切りに成功。この時点で膝がガクガク。

 準々決勝・タイムレース→2抜け
 曲者ぞろいだが、特にマークしていた二人(後述)がいないので気は楽。1セット目(+1-1)はとにかく最下位にならないように、と慎重にクイズ。2セット目(+1-2)は誤答したので駄目かと思いきや、最後に3連取がはまり2抜け。

 準決勝→2抜け
 昨年はここで敗退(勝者:きこー・やましん、敗者:halさん&橙)。あのときは序盤で×をつけたのが敗因……と思い返していたら、それをなぞるかのようにルックスが2×をつけ早々に苦しい展開。これで幾分か楽になった。
 やましんが「伝染病の一種/コレラ」「エルトール型!」という、教科書通りの勝負押しで一抜け。残るメンバーは村上さんと2×のルックス。ここは多少荒れた展開に持ち込んだ方がよさそうだ。ということで、意図的に「精度を下げスピードを上げ」かつ「なるべく0pにならない、もしなったら慎重に」という押しを心がける。幸い0にはならず1~3を行ったりきたり。
 そんなこんなで手数で押し切り通過席。正直、ミサイルのように突っ込んでいって無理矢理正解をもぎとるのは得意じゃない。確か昔裏abcでは「赤味噌と白味噌/」「じゃあ赤味噌!」という風情もなんもない展開で抜けた(確か9回目の通過席)なあ、などと思い返しながら、

 「妖怪博士/」
 あら、ついちゃった。
 水木しげるあたり……いや、違う。足のない幽霊、東洋大学のあの人?abcで出るレベルかなあ?そもそも名前うろ覚えじゃねえ??まあいいや、言ったれ。
 「井上円了!」
 
 halさんが苦笑しながらためにためて正解音を鳴らす。
 うしゃー、決勝進出!

 決勝→6-4 優勝!
 いきなり誤答・誤答・やましん正解・誤答で相手に1セット献上、という締まりのない展開。準決勝の「精度を下げた押し」の後遺症か。
 誤答が多い展開だが、それが逆にやましんを追い詰めた面があったのかもしれない。徐々に相手の誤答も増えていく。殴り合いの中、次第に押し気味に。そして5-3。
 ここでやましんも折れるか、と思いきや、流石に折れない。取り返される。5-4。こちらが折れかける。僅差。まだまだ先は読めない。
 第10セット。何を答えたかは覚えてないが、奇妙に落ち着きながら一つ一つ積み重ねていきリーチ。そして
 「カナダの人類学者デビッドソン・ブラックが命名した化石人類を、それが見つかった」
 なんだっけそれ。ジャワは違う人だから多分北京だけどいまいち自信がない。地方名が出そうなタイミングで押そう。
 「中国の都市/」
 イメージよりはやや遅かったが、点いた!頭の中で答えを復唱し、ここで「北京ゲンジ」と答えたらhalさんどう反応するかな、あと勝った後のリアクションどうしようかな……などと邪念にとらわれながら、
 「北京原人!!」

 少しためた後、鳴り響く正解音。
 T男風のストンピング5連発(おかげで数日間右のふくらはぎが痛かった)&マングース風の人差し指立てで、普段一緒にクイズやってる烏の面々への感謝の意を表してみた……いいえ只の悪ノリです。すみません。
 

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 まあそんなこんなで勝てたんだけど、展開に恵まれた、というのが正直なところ。

 特にマークしていたのは二人。
 一人目はslasher1999。2005年の「琉九大学オープン」の時点で既に短文への対応力があることは知っていたが、ここ最近の努力の成果でさらに強くなっている。先週のフリバでも正直歯が立たなかった。まさに「努力の天才」。初期学生風の知識でも敵わない、という点でも分の悪い相手。
 二人目はやしゃご。普通に強いのだが、特にabc世代が出題すると特に圧倒的な速さを誇る。なんせ、押すポイントが自分より1秒早い!自分もけして遅い方じゃないのに!「押したときは限定できなくても、読み終えたらきちっと限定できている」というのは、それだけabc世代の問題や共通認識に精通しており、なおかつ一般的なクイズセンスを持ち合わせていることの証拠だろう。
 もちろん現役学生ではやましん、ルックス、せぼやん、社会人では村上さん、pontevecchioさん、らもりー夫妻も怖いんだけど、「負けの記憶」という点ではこの二人とは正直対戦したくないところだった。

 確実にベスト4には入ってくるだろうなあ、と思った2人。
 よもやその二人が10Hitsで枕を並べて討死するとは。
 T男が3連取でハンデを生かしてあっという間に勝ち抜けたこと(ただ、この時点で3連取はトップタイだった記憶があるので、T男は胸を張れる結果だと思う)、長丁場で2人のテンションがやや下がったところで3treeさんの土壇場の5連取が決まったこともあるんだけど、勝負は本当にわからない。

 その3treeさんがタイムレースでは調子が今一つだったり、準決勝ではルックスが早々と2×をつけて身動きとれなくなったりと、展開には本当に恵まれていた。
 もっとも、逆に言えば準決勝まではこちらもほとんどミスらしいミスをしておらず、相手にとって「恵まれた展開」に持ち込まなかった、というのが勝因とも言える。

 で、やましん。とにかく安定して強い。知識ではslasher1999、スピードではやしゃごに一日の長がある。でも、最後まで立っているのはやましん。「圧倒的な強さを見せ付ける」というよりは、「いつの間にか正解を重ねていて勝っている」というパターンが多い気がする。派手さはないけど勝率が高いプレーヤーの勝ち方、という印象。あくまで印象論だけど。
 ただ、逆に言えば「圧倒的にこちらが負けている要素もない」ということでもあり、相性という意味では悪くない。これがやしゃごだったら、展開と問題次第では「1問もとれずに負け」という可能性もなくはないわけで(まあ、halさんの問題が結構含まれていたので、やしゃご相手でもそこまでワンサイドにはならないかも)。

 ともあれ、ABC~Ex'10~のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。名を汚さないように頑張ります。

2010年1月30日 (土)

【サークル・参戦】ももたろうくらぶ(1/16)

 風邪気味につき更新が遅くなりました。
 「気味」ではあるんですが、週末の群馬連戦でパンデミックを起こしてしまうのもまずいので、ここ一週間はとにかく休息に当ててました。
 クイズの勉強はほとんどできず…・・・ピークコントロール間違っとる……。
 ともあれ、だいぶ体調は回復。

 さて、前々から行きたい行きたいと思っていたももたろうくらぶにゲスト参加してきました。
 プレーヤーとしてのやる気が上がっている、というのもあるんですが、各地方サークルの運営や雰囲気にも興味があったからです。いずれ静岡に戻るわけですし。

 10時からフリバということで、8時前に大阪を出発。
 今回の会場が車でないといけない、ということで、ぶんたさんの車に乗せていただく(ありがとうございます!)。
 本例会は午後からで、午前中はフリバ。
 ・5問1セットで各自問題持ち寄り。何セット持ってきてもよい。また、ジャンル別・時事のようにテーマ性を持たせても可。
 ・それぞれ「対戦相手」と「誰のどんな問題か」を指定してのタイマン対決。誤答は相手の正解扱い。最終的に得失点差を合計して順位をつける。
 「5問」「テーマ別でもOK」にすることで、「問題作成に慣れていない」人でも問題を出せる点ではいいルールだなあ。自分のサークルでも使えそうです。

 本例会は「ゼリー」というランキング戦、1時間強の企画×2(この日は片方は団体戦、もう片方はボード)、通年企画「コレッタ」(エンドレスチャンスの全員早押し、ポイントが高くなればなるほど誤答罰則が厳しくなる)という内容。
 ランキング戦や団体戦、エンドレスチャンスの早押しや誤答罰則ハンデをうまく取り入れることで、なるべく多くの人がボタンにつけ、かつ正解できるようになっている点は見習いたいなあ、と。25人近く参加していて1.5時間の企画で全員ポイントが入る、というのは凄いなあ。

 「全国クラスの実力者」と「初心者」が混在するのが地方サークル運営の難しいところですが、静岡でもその点はうまく折り合いをつけていきたい、と思います。
 あと、世代的に幅広い。下は岡山大の学生から、上は50-60代の方まで。やはり「アタック25」予選会をきっかけにした勧誘は有効なようで、この日も「数週間後にアタックに出場される」方がゲスト参加されていました。

 プレーヤーとしては、ゼリー、コレッタともに偽くんに次ぐ2位。ベタから奇問・時事まで本当に強いなあ。
 その偽くんの問題で「ダイワマンX」を正解できたので満足。あ、あと「コレッタ」で「ただしイケメンに限る」も。

 終了後はガストで食事→石貫さん宅でフリバ→終電で大阪へ。
 ももたろうくらぶの皆様、ありがとうございました!

2010年1月17日 (日)

【サークル・参戦】烏・2010年1月例会(1/10)&フリバ(1/11)

 久々のやる気モードで迎えたクイズ2連戦。
 「GTO」「ABC」まで、しばらくの間極力クイズに触れる時間を多くとる予定です。

【烏(1/10)】

 なめくじねこ企画。
 問題傾向が初期学生風で懐かしかったです。「レニ・リーフェンシュタール」「シュザンヌ・ヴァラドン」とか久々に答えたなあ。「日本三文オペラ」マンオブ96が懐かしい。
 
 「誤答をメモし、”どんな要因で間違えたのか”分析する」試みをこの日からやっています。
 ざっと分類すると、こんな感じ。もちろん一つの誤答に対して複数の要因が考えられます。

 ・名前うろ覚え=単語自体の覚え方が不明瞭
 ・区別うろ覚え=名前は覚えているけど、隣接した知識との区別が不明瞭
 ・タイムアップ=名前の記憶も区別もできているが、5秒間で想起できずタイムアップ
 ・言い間違い=名前の記憶も区別もできているが、口に出す際言い間違える
 ・忘却=昔は名前の記憶も区別もできていたが、忘れた
 ・誤反応=答えは知らないのに、聞いたことある単語につい反応
 ・先読みミス=問題の先読みの展開の読み違い
 ・○チャージ=勝負すべき場面でのチャージ
 ・×チャージ=勝負すべきではない場面でのチャージ

 で、どんな誤答が多いかによって対策が変わってくるだろう、と。「名前うろ覚え」ならとにかく単語そのものを書くなりして覚える。「区別」なら背景の知識を調べ直す。「タイムアップ」は実戦を通す中のメンタル面強化。「忘却」なら馴染みの深い問題集をもう一度おさらい……などなど。

 で、今日なんだけど、初期学生風だったためか「誤反応」が多い。聞いたことあるフレーズについ指が反応してしまう、という。
 あとは「吉野源三郎」を「吉野えいいちろう」、「帝都物語」(シリーズ全体&第一作)を「帝都大戦」(映画第二作)と言うなど、「区別うろ覚え」も多々あり。ここらへんは「昔は知ってた」というより「昔からあやふやだった」ので、個々のワードをもう一度きちっと覚えなおす必要がありそうです。
 
 結果ですが、予選はトビなどもありながらも1位通過。Zuka・やましん・らもりーという新味のかけらもないメンバーとの決勝(あと1問でT男くんが来るところだったが)、序盤からZukaがナチュラル知識がひた走りそのまま優勝。新年初クイズは4位だったとさ。

【フリバ(1/11)】

 連答つき5○2×、Number10などabcルールで黙々とフリバ。
 slasher1999がとにかく強い。大半のセットで一抜けしてたのではなかろうか。当方はZuka、やしゃごなどがいる中、大半のセットで2抜け。2R対策、安定感……という点では見るべき点があったものの、「中盤以降、強豪揃いと勝負したときに解答権が奪えるか」はかなり不安。

2010年1月15日 (金)

【提案・妄想】盤寿に対抗して

 釦寿、ってのはどうだろうか。
 73歳で。

2010年1月10日 (日)

【サークル・参戦】1/11(祝)フリバの件

 以前より告知してました11日のフリバの件ですが、Zukaくんが楽寿荘を押さえてくれたので、開催します。
 11時半~17時半、場所は楽寿荘(京阪・光善寺駅徒歩5分)です。参加希望の方は書き込みお願いします。

 事前連絡がない方のご参加はお断りする可能性があるのでご了承ください。(当日、開催時刻を過ぎてからでも結構です。携帯でチェックできますので。)

 1/11(祝):橙、slasher1999、さんきち、マングース、Zuka

 *ただし、参加人数が定足数ギリギリなので、10日の段階でキャンセルが相次ぎ、かつ人数が増えそうにない場合はキャンセルの可能性があります。参加希望者は当方のブログもしくはmixi日記のご確認を宜しくお願いします。

2010年1月 9日 (土)

【問題】ピンポイント苦手ジャンル

 「ハワイ諸島の地理」

 正直なところ、今までは大の苦手。カタカナ3文字が多くて紛らわしいですし。
 「ハワイ」と聞いた時点で押す気をなくすくらい。
 ジャンル別を作るなどできちっと克服しようと思いますが。2010年のプチ目標。

 にしても、他の地域に比べて出すぎじゃねえか、というくらいよくクイズで出るのは何故。学校の地理でもあまり触れられないのに。
 ってまあ、明らかにウルトラクイズの影響なんでしょうけどねえ。それにしても出すぎな感。

【近況】世の中、パカが多くて疲れません?

 本当に疲れる。
 俺以外、パカばっかりだ。

 俺も仕方なく世間に合わせてみる。
 ……が、いらついていらついて仕方がない。

 なんでみんな、すんなり受け容れているんだろう。
 それとも自分の心が狭いのか。拘りすぎなのか。


 なんて叫びたくなるくらい、多いですよね。
 おっと、伸ばし棒忘れてた。
 パーカーの話です。
 
 先日、阪急メンズ館のバーゲンに行ってきたんですが、とにかくどれもこれもパーカーばっかり。
 その後ユニクロで防寒用のフリースを買おうと思ったら、やっぱりここでもパーカーばかり。
 そんなにみんなフードが好きか。フードファイターズ(略してフーファイターズ、もしくはフーズフーズ)か。

 フード着きの服って、なんか肩が凝るというか、肩にかかる重みがいらつくというか(しかもレイヤードなんてしたら倍どころか二乗三乗で!)。コート等で取り外せる奴は大体外してます。
 こういう意見は少数派なんでしょうか。ってまあ少数派だからこういう品揃えなんだろうけど。
 ということが冒頭の文章の意味。
 


 あ、でもフード被った女性は嫌いじゃない。
 滅多にみかけないけど。

2010年1月 8日 (金)

【挑戦】「挑戦」とクルム伊達公子選手

 プレーヤーとしての情熱が再燃した、という話の続き。

 心がけていることがあります。

 「復帰」「もう一度」「取り戻す」ではなく、
 「挑戦」「はじめて」「新しく得る」。
 
 かつてクイズイベントの上位の常連だった時もありました。
 しかしそれも90年代後半~ゼロ年代前半。もう5年以上も前の話です。

 あの頃を振り返ってみると、
 「傾向が初期学生風&一フリで、自作好きの自分向きだった」
 「自分の得意分野と、他のライバルの得意分野があまり被らなかった(食、企業問題等)」
 「魯鈍で月一度、決勝常連の強豪と戦う機会があった。かつ、プレーヤーとして"現役"という意識が強かった」

 今とは、クイズの傾向も、競合の積み重ねてきた歴史(顔ぶれがあまり変わらないのは嬉しくもあり哀しくもあり)も、自分を取り巻く環境も、そして何より自分自身も変わった。
 *あ、この項いわゆる「3C分析」です。←仕事で腐るほど聞くのにクイズであまり聞かない……。

 そんな中で、
 「昔決勝の常連だったから、そのポジションまで復帰する」
 「昔勝っていた相手にもう一度勝つ」
 「昔の自分の"強さ"を取り戻す」
 などと言っても、全くの的外れです。
 そして、過去と同じことをやっても、けして過去と同じ結果を生むことはできません。

 改めて一チャレンジャーとして、各クイズに挑戦する。
 といっても「ゼロからのスタート」ではありません。これまでの17年のクイズ歴の中で培った知識や経験の中には生かせることもあるし、逆に成功体験やメソッド(一日10問とにかく作る、問題集をひたすらワープロに打ち込む、等)、価値観(普段の生活で得た知識から答えられるのが格好いいし、自分が出題者のときはそういう問題を出したい)が、足かせになってしまう部分もある。
 今までの自分が得てきたもので、活かせるものは活かし、やり方などは前例に捉われず融通無碍に試す。今までやってこなかったことにも挑戦していく。

 とりあえずはいろいろと試行錯誤していきます。
 その過程が、他の方にもなんらかの刺激やプラスを生めれば、と思っています。


 なーんて思ってたら、AERA(2009年10月26日号)に掲載されていたクルム伊達公子さんのインタビューと心情がかなり重複。インスパイヤ疑惑が出そうなくらい。まあ、自分と伊達選手を同一視するなどおごがましすぎるのですが。
 かなり長いですが、感銘を受けた箇所が多く要約しようにも要約できないので、以下引用。

 -昨年コートに戻るにあたって「復帰」ではなく、「チャレンジ」という言葉にこだわった、その理由は。


 「復帰というと、過去の自分、世界ランキング4位までいった伊達公子を、周囲も私自身もひきずると思ったからです。私がやろうとしていることは、そういう過去の自分からいったん切り離さなければ、到底できることではありませんでした。
 2年前の私は、まさか自分がもう一度プロツアーを回るとは思ってもみませんでした。どうしてももう一度やりたいと思ったときに、最初、頭に浮かんだのは不安材料ばかり。現役の頃と一変した女子テニス界の中で通用するだろうか。子どものような年齢の、体力もパワーもある選手と戦わなければならない。負け続けて、プライドがズタズタになるかもしれない。体力が続くだろうか。
 そうした不安を取り払ってくれたのが、夫のマイク(レーサーのミハエル・クルム氏)でした。彼には、『なんで、そんなことを考える必要があるの?やりたいことはやればいい。負けたとしても何がマイナス?今の公子が過去の公子に束縛されることはないよ』と、論破されました(笑い)。彼の言葉で、 37歳の私がどこまで行けるか、そこに挑戦しようと決めたんです。やらないで後悔するより、やって後悔するほうが性に合っています。」

 (中略)
-伊達さんにはテクニックと経験があります。

 「最近、他の選手と比べて経験がありすぎることによって、いろんなことを考えることがマイナスに働くのかなと思うこともあります。若いときは、状況も何もわからずに、ただがむしゃらにいくしかなくて、本当にやるべきことしか考えないですんだ。でも、今はゲームの流れもポイントの重要性も見えすぎるので、選択肢がパーッと浮かび、それに左右されてしまう。今の自分がどこか突き抜けられそうで突き抜けられない理由はそれではないかと、すごくもどかしいですね。
 でも、こういう苦しさがくることも計算済みだったので、苦しいのも楽しいですよ。当然、試合中は緊張でイライラすることもある。勝てない日が続くと落ち込みもする。選手である以上、負けてもいいやと思っている日はないので。でも、そうしたイライラもストレスも、耐えられないものではありません。

-すごく冷静ですが。

 「昔は、自分の欠点や弱点がわかっていても克服するのではなく、絶対的な気持ちの強さでカバーできる自信がありました。でも、今はそういう確固たる自信が持てないので、具体的に克服していくしかありません。弱点に目をつぶろうと思ってもつぶれないから(笑い)。だから、あとは冷静さと努力、そして頭を使うことでカバーしていかなければならない。まあ、こういう分析力がついたのも、進化している部分かな。でも、どんな職業でも同じでは。」 

2010年1月 6日 (水)

【参戦・サークル】誘い水:フリバやりませんか?(1-2月)

 *1/11(祝)開催決定です!
  11時半~17時半、会場は楽寿荘です(京阪・光善寺駅徒歩5分)。
  参加希望の方はこちらに書き込みをよろしくお願いします!事前連絡がない方のご参加はお断りする可能性があるのでご了承ください。(当日、開催時刻を過ぎてからでも結構です。携帯でチェックできますので。)

 *ただし、参加人数が定足数ギリギリなので、10日の段階でキャンセルが相次ぎ、かつ人数が増えそうにない場合はキャンセルの可能性があります。参加希望者は当方のブログもしくはmixi日記のご確認を宜しくお願いします。

 (以下、再録)
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 GTO、ロブスター、ABC、京都オープン、abcなどなどの対策も兼ね、関西でフリバやりませんか?という誘い水。

 当方の空き日時は下記の通り。
 もし興味ある方がいたら、コメント欄に書き足しお願いします。
 5人以上集まるようであれば、都島か福島あたりの会場押さえます。

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 1/11(祝):橙、slasher1999、さんきち、マングース、Zuka
 2/11(祝):橙、Bikky、マングース 、のいど
 2/21(日):橙、Bikky(PM~)
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 特に2/21は京都OPの翌日ということもあり、楽寿会をやるのはどうでしょうか、と関係者各位に提案。
 ドラえもんオープンと日程が被ってしまうのはスタッフに少し申し訳ないですが。。。

2010年1月 4日 (月)

【感想・テレビ】これだけクイズ関係のマイミクやらブロガーがいるのに

 誰一人触れてないのは凄いぞ。
 「クイズ タレント名鑑」。
 とか言いながら僕も最後の方しか見てないのですが。

 ……下記リンク先の内容を見てもらえればわかる通り、どこかのクイズ研の例会のような内容。
 っていうか決勝はまんま「顔」だし。
 それも出てくるのが「スキラッチ」「グラッデン(元巨人)」「バークレオ」。そしてオチが「マット・ガファリ」。30代前後の層狙い撃ちしてるなあ(出演者もそれぐらいの芸人が多いんだけど)。

 などと思ってたら、構成作家欄に見覚えのある名前を見かけてえらく納得しましたとさ。
 こちら

2010年1月 1日 (金)

【挑戦】クイズプレーヤーとしての情熱、再燃。

 クイズに強くなりたい。
 勝ちたい。

 とうに尽きていたはずの、「プレーヤー」としてのクイズへの情熱が、昨年の秋ころからふつふつと再燃しつつあります。

 きっかけは、クイズ内外でいろいろあります。

 「Five Star」での惨敗。
 若手のクイズに賭ける情熱。
 「ABC」スタッフの思い。 
 幾多の大会で、かつて戦ったプレーヤー達が壇上で熱戦を繰り広げているのを、敗者席で指をくわえて見ている悔しさ。
 クルム伊達公子選手の復帰、快進撃。
 「ちはやふる」。

 ヒリヒリするような、壇上での真剣勝負を、また味わいたくなりました。
 問題集での勉強も十数年ぶり。未知の知識が、既知の知識とくっついていく愉しさ……地図を自分で描くような感覚、これも久々です。「知識はリンケージで覚えろ」、か……。

 当面の戦場は、1月の「ABC~Ex'10~」「GTO」、そして2月の「ABC」「京都オープン」。これらに向けて、また「強くなる」ための行動を起こしていきます。
 で、「強くなるために、どんなことを意識して、何をするか」、ある程度オープンにしていこうと思います。
 slasher1999くんなどごく少数の例外を除いて、「プレーヤーとしてどう強くなるか」というのを表に出す人ってあんまりいない気がするんですよね。自分の経験や行動が、特に若手にとって何かの参考になればな、と。

 そんなこんなで、ここ数ヶ月はそんな内容の日記を何回かアップしていきます。

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