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2008年12月

2008年12月31日 (水)

【近況】2008年をざーっと振り返る

 早いもので2008年ももう最終日。
 大阪赴任1年目、「”大阪だからできること”をやる」を意識していろいろとやってきました。2009年もこの基本方針は変えずにやっていこうと思っています。
 
 【仕事関連】

 1月に大阪に単身赴任で転勤。
 社内外で大きな不祥事があったり(ご迷惑・ご心配おかけしました)、自分自身全く満足いかない成果だったりするんですが、ともあれ現場本格復帰1年目はなんとか終了。

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 【家族関係】

 2週間に1回ペースで帰省。ただ、帰省したといっても積極的に家族と関われているかというと、まだまだ全然甘い。帰ってもついパソコンに向かったり惰眠を貪ったりしてしまうので。
 とはいえ、想人と丸1日2人だけで過ごし、妻の重荷を少しでも減らす……ということもできるようになったのは一歩前進。逆に今まで妻に甘えすぎていた証拠でもあるのですが。

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 【クイズ】

 1月 u-4/Quizzes
    vita立ち上げ
 2月 u-4/Quizzes west
    通販再開サポート開始
    ブリーズ立ち上げ参加
 4月 xyz=7関西
 5月 xyz=8東京
 7月 GTO再放送
 8月 可杯再放送
 11月 西日本新人王/早押王
    Quiz-NA

 とまあ、いろいろやってきました。
 この記事(http://diedie16.txt-nifty.com/gravitation/2008/05/post_d06a.html)でも書きましたが、「折角のご縁だし、関西のクイズシーンを盛り上げる」というのを第一に動いてきました。
 「まずはローコストで~使えるものは関東のお古だろうが過去の企画だろうが使い回して~、まずは「クイズをたくさんやる」「いろんな人と交流する」楽しさを、関西の方々に味わっていただく。」ということについては、予定していたアクションは一通り行うことができ、成果を挙げることができたかな、と思っています。最近、他のサークルにゲスト参加するなど「サークルの壁を乗り越えた交流」が、関西でも活発化している実感があります。

 プレーヤー関連としては、「勝つ」機会は格段に減りました。イベントでは可杯の決勝進出が最高で、ロブスターはコース別で自滅、勝抜杯は得意の中国史であっさりトビ、熊熨斗は途中までの絶好調が逆にプレッシャーになり準決勝敗退、Mino-Tenはコース別で先にリーチをかけながら詰め切れず逆転負け、と力の衰えは顕著です。魯鈍などのサークルの場にしても、勝負の最前線に立ち続けているham帽やまたんごさん、バーン(この3人で今年何回決勝行ったのやら)との力の差ははっきりしています。
 「プレーヤーとしてのクイズ」よりも「企画者としてのクイズ」を優先させたいし、そちらの方が遥かに楽しい。とはいえ負けるのは嫌ですし、若手にとって「壁」であり続けたい、と思っています。

 あと個人的トピックスとしては、ダンボール2箱分の「新聞・雑誌の切り抜き」「付箋つき本」をようやく全部問題化した、ということでしょうか。一番古い記事で2001年のものでした。物凄い達成感。一方で、廃刊した「ダカーポ」の切れ端とかが出てくると、とても切なくもなったりして(さすがに「QUARK」は出てこなかった)。

*ついでに「QUARK」で検索してみると、創刊号の画像が出てきました。
 凄いなあ、後のノーベル受賞者が2人もいる……。 

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 【本、漫画】

 静岡の中央図書館でネット検索・予約できることと、フォトリーディングを知ったこと(一番の要因は「本は全部精読しなくてもいいんだ!」と思えるようになったこと)、そして単身赴任や電車移動で本を読む時間があったこともあり、今年はこれまでで最も読書に力を入れた1年になりました。
 一般78冊、仕事関係48冊、小説67冊、計193冊。約1.89日で1冊読んでいった計算になります。読書好きの人からすれば驚くほどの数字ではないと思いますが、僕の場合前年でも44冊(しかもこれもここ数年ではトップクラス)だったので約4倍。まあ、大半が図書館で借りた本で、自分で買ったのは10冊程度なので、日本の出版界にはほとんど寄与していないのですが……。
 
 漫画については、「メディアカフェポパイ」の存在が大きい。これまで気になっていた漫画は大体一通り読むことができました。
 静岡などに転勤することを考えると、漫画に関しては大規模な漫画喫茶・ブックオフがある今が非常に恵まれているのは間違いない。地味ではありますが、「大阪でしかできない」ことの一つでもあったりします。
 
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 【その他】

・ダイエット。リバウンドすることなく、前年さらに-1.0kg。69~70kg台をうろうろしています。
・食べ歩き。食べログや口コミを参考にあちらこちら行きました。天満や京橋周辺はまだまだ開拓の余地がありそうです。
・日帰り旅行。殆ど行けず。関西いる間にあちこち行きたいのだが。ルミナリエも結局行ってない。昼に通ったけど。
・遠方への旅行。7月に初・大分。富山と秋田はお預け。
・倉橋ヨエコ。初めて行ったライブがよりにもよって解体ツアー。ライブ、オフ会とも2度も行くとは、昨年の今頃は予想もしてなかったなあ。オフ会はまた機会があれば是非。
・その他音楽。前々から気になってたSUEMITSUやSpecial othersを聞きはじめましたが、もともとインストゥルメンタル好きだしなあ。FM802の影響で洋楽にもほんのちょっと興味が。
・映画。「崖の上のポニョ」しか見てないや。でも映画はDVDレンタルであれば静岡でもなんとかなる趣味なんですよね……。
・演劇。久々のウーマンリブ。2009年はもっと足を伸ばしたいところ。

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 そんなこんなで、2008年も皆様には各方面で大変お世話になりました。
 2009年も引き続きよろしくお願いします!

【近況】12月レビュー&1月の展望

 【12月レビュー】

 6-7日(日)。静岡。2日間みっちり想人と過ごす。
 
 13日(土)。ネクステメンバー中心の交流会に途中参加&飲み。

 14日(日)。烏&忘年会。
 
 20日(土)。魯鈍→静岡。

 21日(日)。静岡にてクリスマス。

 23日(祝)。会場取りにいったり漫画喫茶いったり。

 27日(土)。午前中は出勤。午後は文章書き→忘年会。

 28日(日)。映像&クイズの集い。今や懐かしの「天」や、関西限定の「今ちゃんの「実は」」(宇治原、京大クイズ研にて修行)、「あほやねん!すきやねん!」(立命館vs京大)を堪能。特に後者のグダグダ具合は凄いな。
 その後はクイズ。西口くんの青系「嘘フリ」及び「~とも言えなくもない」問題が秀逸。
 「かつてプロ野球ニュースで4割打者を取り上げていたコーナーの名前にもなっていた」=「今日の5の2」
 「夏目漱石や尾崎紅葉も広い意味ではこれであった、と言えなくもない」=「同人作家」
 凄いなあ硯友社。壁サークルだ。

 29日(月)。仕事納め。白酒の一気飲みはキツいなあ。まあ、1/3の確率のクジで5連続ヒットするこちらの運が悪いんだけど。
 そんなこんなで、本当はこの日の終電で帰る予定だったが、大阪にもう一泊することに。

 30日(火)。二日酔いで午後の帰省。そしたら小田原駅飛び降りの影響で大幅な遅れ。もう1本前で出てたら、というより前日に飲みすぎなければ……。
 
 サークル参加3日(+飲み会2日)。相変わらず「静岡に帰るかクイズか」二択だなあ。

 【1月の展望】

 1日(木)。静岡。

 2~3日。妻の実家(岡崎)。夕方帰阪。名古屋で味噌煮込みうどん食べたいけど、さて店が開いているか?

 4日(日)。vita。エントリーお待ちしています!

 9~11日午前。帰省予定。11日午後は烏。

 12日(日)。今のところ予定なし。Quiz-NAの最終準備?

 17日(土)。Quiz-NA East。エントリーいただいた皆様、ありがとうございます!新年会をゆっくり過ごしたいので東京に宿泊予定。

 18日(日)。今のところ予定なし。魯鈍かなんかないかなあ。なければ静岡で一日過ごす予定。

 24-25日。24日はブリーズ。終了後帰省?前の週次第かな。

 31日(土)。「天3」前日。烏が対策例会するとしたらそっちへ。東京か静岡にて前泊。

 どちらかというとプレーヤーサイドでの活動が多くなりそう。並行して2009年をどう過ごすかを考えていきます。

【やりたいこと(to-want-to-doリスト)】
  
 ◎1/17 Quiz-NA East
 とにもかくにも。

 ◎ビデオ編集(新人王・早押王・Quiz-NA)
 1月中にはメドをつけたい。

 ◎xyz
 関西8・東京9の準備。

 ×Quiz Park vol.6 
 ×再放送プロジェクト
 しばらくお休み。スケジュール決めくらい。
 2~3月、関西でabc対策としてなんかやろうかなあ。

2008年12月30日 (火)

【提案・イベント】イベントでの「本名/ハンドルネーム」問題~「イケフジング」の提案

 「【スタッフ・イベント】2連戦を振り返る・その4~イン・ザ・ネイム・オブ・ラブ」の続き。

 これは「新人王/早押王」だけではなく、クイズ界全体に向けて提案したいことがあります。
 参加者の「名前」……本名を名乗るか、ハンドルネーム(以下HN)を名乗るか……についてです。

【イベントの現状】

 最近、「HNでも参加可」の大会が増えてきました。以前からFQUIZ系を中心に散見されたのですが、最近ではイントロ系、QMA系、さらにはそれ以外のイベントでもちらほら見られるようになってきています。
 とはいえ、まだまだ量から言えば、「本名を名乗るのが前提」のイベントが多数派です。

【参加者側の現状】

 xyz等の経験から主張したいのは、「本名を名乗るくらいなら、クイズイベントにはわざわざ行きたくない」という「本名忌避」の方々がいる、ということです。特に「まだクイズを始めていない層」「クイズを始めて間もない層」については。
 
 以前と大きく変わってきていることは、ネットの存在です。「ネット経由でクイズに入る人が多数派で、非ネット経由で入る人が減ってきている」かつ「ネットの世界は、HNが基本、本名を明かすよう求められることは少ない」ということです。
 で、ネット上でのHN使用は当然ですが、オフ会など実際に会うときでも、基本的にはHNを使ってのやりとりが基本になります(少なくとも僕が参加したオフ会はそうでした)。もともとネット上での付き合いがHNをベースにしている以上、わざわざ本名に切り替える必要性もあまりないわけですし。
 一方でクイズ界のイベントの多数は、未だに入り口で「本名を名乗ること」を要求しています。ネット関係の他の諸趣味と比較して見たとき、これは初心者にとって「余計な参入障壁」になっている、というのがxyzの経験から言えることです。

 もちろん、クイズに対して凄く意欲がある人は、本名に抵抗を持っていたにせよずんずん入ってくるでしょう。でも、そういう人ばかりでもない。
 「クイズには少し興味がある。でも、本名を人前で名乗るのはちょっと……」という、「本名忌避>クイズへの興味」という層は確実に存在します。特にネット経由では!!
 であれば、それが現時点ではたとえ少数派でも、参入障壁はとっぱらっていっていきたい。「この世界に興味を持っているか微妙」だからこそ、そういう人に、「まず来てもらう」ためにも、余計な障壁である「本名」義務化は撤廃すべき(もちろん本名を名乗りたい人の自由も保障する)、というのが僕の意見です。

 なお、「新人王/早押王」では、本名と「当日名乗る名前(本名でも可)」の両方を聞いています。参加資格の確認、という意味で本名が必要というのがその理由です。が、xyzではさらに一歩進めて、「スタッフに対しても、一切本名を名乗らなくても参加可」としています。これは上記の「参入障壁を可能な限り低くする」という考えに基づくものです。

 この「本名忌避」の動きは初心者に限ったことではありません。既存プレーヤーにとっても、「ネット上に本名が乗るのは避けたい」というニーズは、今後一層強まると予想されます。で、「当日は本名義務化だが、Web上ではハンドル可」というやり方もありますが、当日の模様がWeb上にアップされることがありえます。
 一心精進はまだ主催者側の働きかけでコントロール可能ですが、mixiやblogについては(「ここを勝抜けたのは○○さん、△△さん」など)、主催者のコントロール外になりますし。考えすぎかもしれませんが、「そういう場面でも名前が挙げられるのはイヤ」という人が増加する可能性はありえます。
 現に僕自身、仕事の都合上、数年後になると「本名がWeb上に出る」のは極力回避しなければならなくなる見込ですし(現時点では「自分からはWeb上では本名を名乗らないけど、出たら仕方ないか」くらいですが、そうも言っていられなくなる)、そのリスクを考えると「当日、会場でも本名を名乗れない」=「本名を名乗る必要があるくらいなら、クイズの場に出られなくなる」事態も考えています。
 
 話が長くなりましたが、「本名を名乗るくらいなら、クイズイベントにはわざわざ行きたくない」という層がいること、本名義務化にするということは、そういう層の参加がなくなること……というのは、皆さんにもご理解いただければ幸いです。

 また、「本名・HNどちらでもいいが、選べるのならばHNで出たい」という層は確実に増加しています。上記の「本名を名乗りたくない」というネガティブな理由ではなく、「本名よりもハンドルネームの方が、自分を示す"記号"としては認識されている」というポジティブな理由で。
 これはQMA・AnAnからクイズに入った方だけではなく、ネット経由で入った方にとっても同様です。ネット上ではHNを名乗る人が圧倒的多数なわけですし。で、「その人の存在を知ったときの名前」で呼ぶのが定着しますよね(それこそ、はんちょさんにせよミキモトにせよ他の関西ネクステメンバーにせよ、本名知ってるけどHNで呼んでます)。

【企画者側の現状】

 おそらく大半の企画者の方は、この「本名/HN問題」について、そこまで意識していないのではと思っています。今までのクイズイベントが本名ベースだったので、そのままそれを踏襲している、という方が大多数でしょう。
 しかし、中には「HNでも参加可の大会があることも、本名を名乗りたくない人がいることも知ってるけど、それでも自分の大会は本名を義務にしたい」という主催者もいるでしょう。
 そして、その気持ちもわからないでもないです。

 おそらくは「演出の都合上、本名とHNが混じるのはあまり印象が良くない」というのが一番の理由では、と思います。確かにabcをイメージしたときに、「定森洋人、大美賀祐貴、猫猫にゃんにゃんにゃん、豆源、出逗海スタイル、アーンド大爆笑カレー!」ってコールは確かにサマにならないなあ(実在のHNだと差し障りがあるので、舞城王太郎作品の探偵の名前で代用します)。
 既存の「本名ベース」のクイズイベントに慣れた人が不快感を持つかもしれない、だとしたら主催者としては、今まで通り「本名ベース」でいこう……という判断も、一つの考えとして尊重されるべきだと思います。

 とはいえ、一方で「本名を名乗りたくない」層がいて、そういう層にもいろいろなクイズイベントに参加してほしい、というのが当方の考えです。うむ、だとしたらどうしたらいいのか……。

【提案】

(1) 「本名・HNどちらでもいいが、選べるのならばHNで出たい」という層がいることから、演出的にこだわりがなければ、クイズイベントは基本的には「本名/HN/併記の選択可」とすることを提案・推奨します。
 大会後のコミュニケーションの活性化を考えると、一番ベターなのは「本名・HNの併記」なんでしょうね。

(2) 「本名を名乗るくらいなら、クイズイベントにはわざわざ行きたくない」という一部の参加者層のニーズ、一方で「いかにもなHNは演出上名乗ってほしくない」という主催者のニーズの双方を達成するために、「本名を名乗りたくない人には、本名っぽい別名で参加いただく」という選択肢を用意することを提案・推奨します。この選択肢を「イケフジング」と命名します。

【イケフジングにまつわる問題】

 イケフジングの名前の由来は池藤修くんで、これは本名ではないんですが、ぱっと見たところ本名に見えなくもない。もちろん彼はabc等「本名が要求される場」では本名を名乗ってますが(青プレートだ!)、この「池藤修」名義がabcの場でコールされても、そんなに違和感はないですよね。
 なお、この手の名前の先駆者は群馬の蜂谷直さんだと思いますが、「ハチヤイング」は語呂がよくないのでご容赦を……
 
 で、この「本名っぽい別名」というのは、簡単に見えていくつか問題を内包しています。
 一つは「国籍」の問題。日本人っぽい別名を押し付けるというのは、日本以外の国籍の方、もしくは日本国籍でも日本以外のバックボーンの方にとってみれば、「現代の創氏改名」になりかねない。そういう事情を考慮すると、「日本人の本名っぽい別名」という言い方は非常によろしくない。
 といっても、いかにも日本人にしか見えない人が「私はイザヤ・ベンダサンです!本名っぽい別名だからいいですよね」といって参加するのも、「いかにもなHNは避けたい」というニーズからすると問題があります。この点は悩ましい。
 二つ目は「いかにもなHNと、本名っぽい別名の境界線」。たとえば、日本人に多い「漢字表記で姓名がある」とはいえ、「影木栄貴」はいいのでしょうか?「綺羅星明日姫」は?逆に「本名でエントリーしたのに、HNっぽいと言われ、主催者に改名を要求された」というトラブルが起こる可能性もある。実際、知人で「本名がHNっぽくて、HNが本名っぽい」人もいます。特に若い世代になればなるほど、上の世代からすれば「本当に本名か?」という名前が増えてくるわけで……。
 
 ここらへんの問題はおって検討する必要がありますが、主催者のポリシーを守りつつ、参加者の参入障壁を下げるという点、このイケフジングは非常に有効なのではないか、と考えています。いかがでしょうか。

【余談】

 ところで上で何の疑いもなく「本名」「本名」と連呼してきましたが、本当の意味で「本名」を要求している大会はあるのでしょうか?
 というのも、僕はテレビクイズ以外の場で、「本名」確認を要求されたことが一度もないからです。写真付の身分証明書を見せるとか。本当に僕は「ジンノヨシハル」なんでしょうか。それを確認した人はいますか?
 しいて唯一挙げるなら、往復はがきを送る必要がある「QUIZ ROAD CUP」が、「自分の住所を書かせる=本名に類する名前でなければ、返信はがきが届かない」という点でそれに近いかもしれませんが。

2008年12月29日 (月)

【感想・本】12月に読んだ本

 ☆はオススメ。

【一般】
 武光誠『県民性の日本地図』(文春新書)
☆藤森照信『建築史的モンダイ』(ちくま新書)
 中条一雄『デットマール・クラマー 日本サッカー改革論』(ベースボール・マガジン社)
 宮崎学『突破者流「殺し」のカルテ―動機と時代背景から読み解く殺人者の心の暗部』(日本文芸社)
 エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』(東京創元社)

 『建築史的モンダイ』はアタリでした。
 建築についての知識が全然ない(渡辺篤史のモノマネはしてても)当方でも、随所随所で目からウロコ、かつコラム形式ですんなり読みやすい。他の藤森本も読んでみよう。

【仕事関係】

 森田松太郎、杉之尾宜生『撤退の研究―時機を得た戦略の転換』(日本経済新聞出版社)
 リチャード・ミニター『なぜ企業はシェアで失敗するのか-経営を誤らせる占有率神話』(日本経済新聞社)
 遠藤功『現場力を鍛える 「強い現場」をつくる7つの条件』(東洋経済新報社)
 ジーニー・ダック『チェンジモンスター―なぜ改革は挫折してしまうのか?』(東洋経済新報社)

【小説】

 舞城王太郎『熊の場所』(講談社)
 伊坂幸太郎『グラスホッパー』(角川書店)
☆伊坂幸太郎『魔王』(講談社)
 吉田修一『悪人』(朝日新聞社)
 伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』(新潮社)
☆舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日<上>』(新潮社)
☆舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日<下>』(新潮社)

 万城目学『鹿男あをによし』(幻冬舎)

 伊坂3冊はいずれも期待通りの面白さだったんですが、前々から書いている通り期待のハードルが高くなってきているのもまた確か。他の伊坂作品と少し毛色が違う、ということで、『魔王』に☆をつけました。
 まだ読んだことがない方には『ラッシュライフ』『ゴールデンスランバー』『重力ピエロ』あたりをオススメします。

 『ディスコ探偵水曜日』は、合う合わないが凄くはっきりするだろうなあ。頭の中をぐちゃぐちゃさせながら、ページを行きつ戻りつ、まとまった時間をとって一気に集中して読んだ方がハマれると思います。

 あ、10月度のもアップしました。
 Quiz-NA East前ではありますが、読んだところで有利にはならなそうなので。

【感想・漫画】12月に読んだ漫画

 クイズ関係のタスクが一段落したせいか、仕事関係の忘年会がほとんどなかった(3回だけ!なぜか1回はクリスマスイブだったが……)せいか、今月はひたすら漫画喫茶に通ってた。
 2日に1回ペースで行ってたから、30時間はいたんじゃないかなあ。

【購入】

☆ちはやふる 3
☆それでも町は廻っている 5

 ともに女子高生が主人公とはいえ、ベクトルは正反対だなあ。

【漫画喫茶・立ち読み】

 未来日記 7・モザイク
 ガンオタの女 2
 おたくの娘さん 2-5
 夜は短し歩けよ乙女 1
☆鈴木先生 6
 ハックス! 1
 みつどもえ 6
 オニデレ 2
☆ひまわりっ ~健一レジェンド~ 1-9
 きせかえユカちゃん 1-11
 駅前の歩き方
 イエスタデイをうたって 1-2
 ムダヅモ無き改革
 チェーザレ ~破壊の創造者~ 1
 ファンタジウム 1
 エンゼルバンク 1-4
 喧嘩商売 13
☆GIANT KILLING 8
☆ひとひら 6

 変ゼミ 1
 もやしもん 7
 宇宙兄弟 1-4

 鈴木先生、6巻の最後のページに完全に持ってかれた感。
 おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい、続きどうなるんだ一体。

 「ひまわりっ」にハマりました。「作者自身&父の実話がベース」「いかにも身辺報告的4コマにありそうな1巻表紙」を見聞きして敬遠していたんですが、いざ読んでみるとテンション高いのなんの。特に「副主任とエビちゃんによるコント」という型がきちっとできてくる3巻以降は特に怒涛の勢い。「THE MOMOTAROH」の鋼鉄郎・牛バカコントをさらに強烈にした感じ。
 同じ作者の「きせかえユカちゃん」、確かに漫画系blogや記事でちらほら見かけた気がします。面白いことは面白いんだけど、「ひまわりっ」とはまた違ったベクトルのテンション。どちらかというと「ひまわりっ」の方が好み。
 最近各所で話題の「ママはテンパリスト」には非常に興味アリ。とはいえ多分漫画喫茶では読めなそうな気がするので、冬休み中に購入予定。

 あ、10月度のもアップしました。
 Quiz-NA East前ではありますが、読んだところで有利にはならなそうなので。

2008年12月28日 (日)

【スタッフ・イベント】2連戦を振り返る・その8~他のイベントとの連動

 2008年、僕の中での大きな成果として、
 「クイズに触れる→サークルでクイズに慣れる→イベントで他の人とクイズに挑戦する」
 ……という一連の流れを作ることができたことが挙げられます。

 2003年に初心者体験イベント"xyz"をスタートしました。
 何度かやっていて課題になったのは、"xyzの次のステップ"をどうしよう、ということ。xyzからはもう卒業というレベルの方、もっとクイズをやりたいという方に対してどうしていくか。

 そこで、2005年に、初心者中心のクイズサークル"nextsteps'"を立ち上げました。
 ただ、やはりここでも同じ課題が必然的に出てきます。「nextsteps'のnext stepsは?」ということ。幸い、サークルとしては有志が「クイズ丼」を結成したわけですが、イベントとしては「ミドル層」=「xyz以上、abcの3R進出未満」が楽しめるものがない。

 んで、2007年にこんな記事を書きました。
 その1
 その2
  
 以上のミドル層云々とはまた違う流れで、複数会場型の「73タロー」「Quizzes-2」を2006年に開催しました。んで、これをうまく活用すれば、ミドル層向けイベントができるのではないか。いや、ミドル層イベントをやるのと並行で、それ以外の層に向けても楽しめるものができそうだ……ということで、2008年1月に「u-4/Quizzes」、11月に「新人王/早押王」という形で結実しました。
 こう書いてみると、まだu-4から1年経ってないんですねえ。はるか昔のことのようにも思えますが。

 「クイズに触れる→サークルでクイズに慣れる→イベントで他の人とクイズに挑戦する」
 つまり、
 「xyz→nextsteps'→新人王」
 という形で、xyzに始まる一連の流れを作ることができた。さらに、QMA・AnAn系で熊熨斗会等のサークル、賢押杯・不死鳥杯などのアクションが相乗効果を生み(QMA・賢押経由で、xyz・nextsteps'・新人王に来ていただける方も出てきました)、ある程度自信をつけた人の場として新人王がある、と。
 もちろん、いずれの段階を見ても、まだまだアクションは不足してます。サークルにせよイベントにせよ。ただ、これまで先が見えなかったのが、ひとまず一連の流れを作ることができた、というのは、ここ数年の一連の行動をうまく結合させる、という意味では非常に有意義だったと思っています。
 
 で、以上の流れを踏まえて、橙武者の今後。
 2009年はあらためて「上流」に本腰入れて取り組みたいと思っています。2007-2008年はどちらかというと、「ミドル層~トップ層」に対する活動がメインでしたが、あらためて「もっと多くの人にクイズに触れてもらい、その人たちが継続的にクイズを楽しむためにはどうする?」ということに取り組んでいきたい。
 今回の「u-4/Quizzes」「新人王/早押王」を通して、改めて「xyz」「nextsteps'」の必要性を痛感しました。今後の「新人王/早押王」の安定継続のためには、これらのアクションの重要性は非常に高いと思っています(高校・大学ルート、QMA・AnAnルートはあるにせよ)。

 具体的には、現行の「xyz」がベースとなります。4月に「xyz=8関西」、5月に「xyz=9東京」を予定してます。とともに、それ以外でも「クイズに興味を持った人に入ってもらう」ためにどうするか、現行の「クイズ界」だけを見ることなく広い視点で、ゼロベースでもう一度模索していきたいなあ、と。
 「こんなことをやったら面白いのでは」「一緒にこんなことをやりたい」というご意見ご感想、お待ちしています!
 

 「2連戦を振り返る」はこれにて一段落。Eastが終わったらいくつか追加していきます。

2008年12月27日 (土)

【近況】余談1:「2連戦を振り返る」のアップが遅れがちになったのは、「来年1月にEastがあるから、有利不利を考えるとどこまで書いていいやら」と逡巡したのが理由だったのかも。

余談2:
 とはいえ、Quiz-NAの「企画」「問題(自分の提出分)」以外のところは、今年中で一旦けりをつけようと思いけり(古文は苦手……)。

余談3:
 いまさらながらM-1。といっても所用にてダイアン~ナイツまで。
 5歳の子供を持つ身としては、ナイツの下ネタよりも、ダイアンのサンタネタの方に冷や汗。多分日本のあちらこちらでそんな冷や汗パパママが結構いたのでは。
 あと、あまりテレビを見ない妻が、笑い飯を見ていて「なんでこの左の人(西田)、全然客席見ないんだろう?」ということをしきりに不思議がっていた。確かに哲夫にせよ他の芸人にせよ、大体ちらちらって客席見るんだけど、西田は全然見ない(コントの要素が強いからかもしれないけど)。そういう見方もあるんだなあ。

余談4:
 朝食を抜く若者、性交渉の時期早まる傾向(ロイター)
 
 中学生のときにこのニュース見てたら、多分朝食抜いた上で、母親への嫌悪感を募らせていたと思います。性交渉に恋焦がれる余りに。
 って、本当にその手のエキセントリックな行動しかねないぞ、当時の俺。理屈では「相関であって因果ではない」とわかっていながらも、それでも一縷の望みにすがったりもして。
 性交渉の結果生まれたとはいえ、自身の性交渉からは余りに遠かったあの頃。

余談5:
 1月からの新ドラマ「妄想姉妹」
 
 「文學ト云フ事」は遠くなりにけり。
 しかしここでも吉瀬か。しつこいですが「変な感じの係長」がちらつきそう……。

余談6:
 ここ数日アップが遅れた原因の一つとして、舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』上下巻を読んでた、というのも一因だったりします。621+452=1073ページか……昨日の夜4時くらいにようやく読み終わりました。ねーむーいー。
 
余談7:
 先週の土日、「年末年始に腰を据えて読もう」と8冊借りてきたが、気がつけば6冊読んでしまった。単身赴任のせいか、クイズ関係のタスクがかなり一段落したせいか、案外忘年会がなかったせいか、ゲームをやらなくなったせいか、それとも単なる現実逃避か。
 これから読むのはエーリヒ・フロム『自由からの逃走』。タイトルは高校生の頃から知ってたけど、実際に読んだことはなかったので。
 
余談8:
 あ、「門石梅和」をアナグラムすると……。
 そして新聞には「本日発売」なのに、「昨日貸してくれた」ということは……。
 しかし髪型が夢と現実で違う、というのは、他のサイト見るまで気づかなかった。
 ……って、反応する人がすごく限られそうな話題。というわけで5巻買いました。
  
余談9:
 これからブリーズの忘年会です。鍋、鍋~。しかもマッコリ付きとは嬉しい!

余談10:
 もはや余談ではない。オリジナリティなぞ微塵もない。
 (こんな感じで「余談」を書き連ねるマイミクさんがいるんですよ、と一応説明)

2008年12月26日 (金)

【スタッフ・イベント】2連戦を振り返る・その7~複数会場制の可能性と限界

 複数会場制をとっている大会はあまり多くありません。
 かつては「第1回モンキーズカップ」(もともと「複数会場制の例会」はRUQSのアイデアです)、最近では「賢押杯」や「abc」敗者復活、あとは「カラブリ」や「博覧会」くらい。

 が、複数会場制は「問題の消費量をセーブした上で、お客様がクイズに触れる機会を何倍にもすることができる」という非常に大きな利点があるので、いろいろな大会で導入されてほしいなあ、と思います。
 会場と早押し機の確保、という事務的な問題がありますが、もし興味がある方がいたらそこらへんのノウハウについてはお伝えできますしね。

 で、73タロー・Quizzes-2・u-4/Quizzes・新人王/早押王にせよ、いずれも「シンプルな形式の真剣勝負、それによる実力測定」を掲げてきました。そのためルールがn○m×などのシンプルなもので行なってきました。

 ただ、この複数会場制、「シンプルな形式」だけにしか合わない、というわけではもちろんありません。いろいろな可能性があります。
 クイズに触れる機会が増えるのを利用して、その分「さまざまな個性の企画」を経験していただくベクトルは、「カラブリ」「博覧会」などで行なわれてきています。
 直近でいえば、例えば今回の「スイス式」と「abc対策」を組み合わせてみるのはどうでしょうかね。1~4セットに各形式を割り振ってみるとかね。人数がばらついてしまう難点はあるんですが、暫定順位などをうまく使うことでカバーできそうです。
 バラエティ要素が強いやつでもいいでしょうね。部屋のドアを開けるとハイカラマンやセイロクマンが待ちかまえて出題するとか(古すぎるわ)。
 
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 一方で、複数会場制の限界も当然あります。
 複数の会場に分かれている分、逆に言えば全員が共有している時間は短い。となると、終盤にステージ上のクイズになった際、「ようわからん人」が前で出ているような形になってしまうんですよね。終了後のネットなどでの感想戦にしても同様。どうしても「一日、単一会場で時間を共有していた」場合に比べて、一体感と盛り上がりに欠けるのは否めない。

 「賢押杯」の部屋代表発表であれだけ盛り上がるのは、「その日は対戦していなくても、普段QMAやAnAnで見知った名前で」かつ「ナマでは見たことがない場合が多い」というのが大きいのだと思います。「この前対戦したよ!」「へー、こんな人なんだ」とかね。
 これと同じことをそのまま他のイベントでやろうとしても、賢押杯と同じような盛り上がりは望めないでしょう。何らかの仕掛けが必要だと思います。すみすさん以上の偶像(イコン)を用意するとか。って全然本質じゃねえ。

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 そんなこんなで、複数会場制の「機会増加」と、ステージ制の「共有による盛り上がり」、両方を兼ね備えたイベントがもっとあってほしいな、と思います。
 あとはバランスについて少し。「新人王・早押王」の場合、ざっくり言って部屋別が2時間半強、ステージ上で1時間弱なので、3:1ってところでしょうかね。もし新人王・早押王とはまた別枠で、「予選ラウンドは複数会場制、ペーパーと早押しで20人くらいに絞って、コース別・準決勝・決勝はステージ上」というイベントをやるとしたら、もう少しステージ上の部分を増やした方が、こと「見ている側の盛り上がり、一体感」という点ではいいかもしれません。
 比率を2:1にして一日通しでやるとすると、11-16時までが複数会場制、16時半-19時がステージ上、といった感じでしょうか。おっ、賢押杯のバランスになんか近づいてきたぞ(カラブリにも)。……などと書いてるとうっかりまたイベントをやりたくなりますが(禁断症状?)、さすがに体が持たないのでやめておきます。

 ともあれ、「複数会場制」というスタイルを部分的にも導入することで、いろいろな可能性が出てくると思います。もし興味がある方は是非ご活用ください!

2008年12月25日 (木)

【スタッフ・イベント】2連戦を振り返る・その6~会場についての情報、募集中です!

 大阪にはこういう便利なサイトがあり、3ヶ月先までの会場予約状況をネットで見ることができます。実にありがたい!(東京にもできないもんかなあ)
 区民センター 
 人権センター
 
 ただ、「区民センター」「人権センター」いずれにせよ、3ヶ月前からの予約、ってのが痛い。
 まあ普通の大会であればぜんぜん問題ありません(特に関西は100人前後なので、「100人前後のところをどこか」であれば、まあどこかは抑えられます)。しかし、今回の新人王/早押王のように「東西併催」となると、もっと早くから抑えないといけない。
 特に関東の方が10部屋と確保しにくいので、関西はどうしても「関東が抑えられたあとに、同じ日にとる」という形になります。普通のイベントに比べても会場取りの難易度が高い……。

 他のイベントや、次回以降のためにメモ。
 ・pia NPO(今回の会場) 
 ・大阪市中央公会堂
 ・たかつガーデン

 まあ、piaNPOが現実的かなあ、と思います。それほど競争率も高くないですし。価格は区民センターに比べるとちょっと高めですが、1年前から抑えられるというのは強みです。

 ただ、この手の会場についての情報は「クチコミ」なんですよね。どこから有力な情報が舞い込んでくるかわからない。
 いまやクイズ界の新聖地・代々木オリンピックセンターにしても、バンオブのときに斉藤ノブくんにこういう会場があると教えてもらったのが確か最初だったと思います。この会場がなければxyzもここまでは続かなかったでしょうし、新人王/早押王の開催も困難になっていたでしょう。そう考えると、斉藤ノブくんにはものすごく感謝してます。
 んで、その情報をくれる人というのは、大体の場合「クイズ以外の場で使った、見聞きした」からこそその会場を知っているわけで(そういう意味で、「いろいろなバックボーン、他の趣味や世界を持った方」がクイズ界に入ってくるのは、クイズ界にいろいろなメリットをもたらす可能性があるわけです)。
 もしここをお読みの方で「こんないい会場がある!」という情報をご存知の方、教えていただけると幸いです。

 あとはこの手の複数会場制イベントやるときにいつも思うんだけど、小中学校(廃校になったところとか、土日開放しているところとか)が使えないもんかなあ。高校・大学が部外者立ち入りが厳しくなっているという面がありますが、一方で小中学校の土日解放なんかは時折耳にします。ここについても情報募集中。

2008年12月24日 (水)

【スタッフ・イベント】2連戦を振り返る・その5~「わかりやすい」サイトを目指して

 今回、Quiz-NAのサイト設計については、特に意識を使いました。
  
 最近のクイズイベントの告知サイトを見ていると、blogを使っているものが散見されます。
確かに手軽に更新できる、という点はいいのですが、自分がいざ参加しようとしたとき、わかりにくくて戸惑うことが時々あります。
 辛口ですが、具体的には……

(1) どこにどんな情報があるのか、よくわからない。特に文章量が増えれば増えるほどわかりにくくなる(「文中検索すれば」という意見もあるかもしれないが、文中検索しなければ目当ての情報にたどり着けない……という設計はとても不親切)
(2) 複数の記事が繋がって表示されるため、「短時間でどんな大会か把握する」(目次だけをさっと見ていく)のが困難。
(3) (1)(2)により、実態以上に量が多く見える。全部読み込んでから参加するようなヘビーユーザーならともかく、ライトユーザーにとってみると「読む気」がうせる可能性がある。
(4) 「少しずつ更新」することは、確かにヘビーユーザーに対しては興味を惹く可能性もある。が、逆に言えば定期的なチェックが必要であり、言い方を変えれば「不親切」。また、「伝えたい」「伝えなければならない」ことが、きちっと「伝わらない」おそれがある。

 特に今回は団体戦であり、「公式サイトをスミのスミまでじっくり読む」ヘビーユーザーから、「まったく読まない。チームメートに口頭で説明を受ける(まあ、さすがにチーム一人は見ていただけるでしょうが)」ライトユーザーまで、様々な方が参加される可能性があります。
 そのため、ヘビーユーザーにとってもライトユーザーにとっても「わかりやすい」サイトにする、ということについては特に気を使いました。

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 では、どんなことを意識したのか?
 それは「概略」と「構造」です。

 あまりじっくりサイトを見る余裕のない、「ライトユーザー」にとって、最適の表現は何か。
 もう少し突っ込んで考えてみると、「Quiz-NAってどんな大会?30秒で説明して」と聞かれたときどう答えるか、かつ、「もっと知りたい」と思わせるにはどうしたらいいか。
 (ちなみにこれを「エレベータートーク」と言います。エレベーターの中で社長と会って、自分の仕事をどう説明するか、って奴ですね)。

 こういう場合、必要なのはまずは「概略」です。
 大体の概略=「5人一組の団体戦で、11/16に新大阪でやります。社会人篇と学生篇に分けます。複数の人が正解した方が有利だけど、全員正解できないと勝てない、という形式じゃないですよ。問題はそんなに難しくないです。エントリーが必要ですよ」というのが先頭に来る。
 これはサイトでいえば、トップページ(最初に表示される画面)です。

 んで、そこで興味を持った人や、もしくはもともと興味のあるヘビーユーザーに対して、わかりやすく説明するためには、「構造」を示す必要がある。
 というのも、人や時によって興味の対象やレベルが違うからです。「どんな団体ならエントリーできるの?」というのが興味ある人・時もあれば、「どんな問題?」「どんな形式?」というのが興味ある人・時もある。また、たとえばルールについては、「だいたいわかればいい」という人・時もいれば、「問題限定は?このシチュエーションでの誤答は?」と、かなり突っ込んだ情報まで知りたい人・時もいる。人と時によって、対象もレベルもまちまちです。
 それに対応するためには、blogのように「時系列ごとで情報が羅列された形」よりは、「区分された形で構造化されてて、しかも目次がついている」とわかりやすいですよね。

 そこで、トップページにまず「基本情報」を掲載する。会場・時間・アウトラインなどで、極端な話「このページだけ見ても、Quiz-NAの大まかなところがわかるように」ってことです。
 それから、事前にどんな情報提供をしておけばいいか、もろもろの情報を区分する。今回は、「目的」「形式」「問題」「エントリー・参加資格」「参加サークル」「スタッフ」の6項目に分けて説明しました。一般的にクイズ大会の事前情報って、大体これらの項目で網羅できると思います。で、もっと知りたい人については、それぞれの項目を深掘りしていってもらう、と。
 んで、ここらへんのことを意識すると、必然的にピラミッドストラクチャーになります(参考)。

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 で、具体的にはどのようにサイト設計したのか。
 以下の4点を強く意識しました。
 いずれも、冒頭に挙げた「他のクイズイベントサイトに対する不満点」に対する僕なりの回答です。

 (1) ナビゲーション
 「どの情報がどこにあるか」の明確化。そのため、一番目立つサイドバー左上に、カテゴリー6項目(いわば目次)を配置する。

 (2) 階層化
 ざっと大会内容を知りたい人は「トップページ」を見ればいいし、もっと細かく知りたい人はたとえば「形式」、さらに知りたい人は「1・2回戦の形式」となるように、興味のレベルによって深掘りできるように構成。

 (3) 適切な文章量・小見出し
 複数ページ・複数の章に分けることで、文章の一塊の量を減らし、理解しやすくするとともに、「長い文章に対する抵抗感」を和らげる。また、小見出しをつけることで、忙しくて/興味が薄くて飛ばし読みする方にも対応する。

(4) 発表のタイミング
 情報を小出しにするのではなく、一気に出す。
 また、どこが更新されたかの表示をサイドバー左下に明記。

 どれもビジネス文章にも共通するところがありますねえ。
 社会人になって仕事で学んだことが、クイズ運営にあたって非常に生きている、ということを痛感します。一方で、クイズの場で試行錯誤しながら実践することが、逆に仕事にも生かされてたりもして。

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 以上を踏まえて、今回は「クイズポータル」と同じく@wikiを使用しました。blogと更新の手間はあまり変わらず(最初少し慣れが必要ですが、blogの慣れとそんなに変わらないと思います)、複数の人間による管理が可能で、なおかつ上記の目的を大部分達成することができました。
 つくづく思ったのが、「わかりやすいサイト」を作るには、技術力が云々ではないんだなあ、ということ。もちろん最低レベルの技術力は必要ですが、それよりも多岐にわたる大会情報を整理して、さまざまなユーザーや場面に対応して、適切に情報を伝えるための、「論理的思考力」と「想像力」、そしてそのベースになる「ホスピタリティ」が重要だなあ、と。先進的なプログラムを組めたところで、わかりにくかったら何にもならない。
 とかく広報担当を決めるときに「技術力」や「ネットに詳しいかどうか」で判断しがちですが、本当に重要なことは、上記のように仕事にも通じる能力なんじゃないかな、と思います。幸い、技術の進歩によって、技術力がそんなになくてもわかりやすいサイトが組めるようになりましたし(昔のようにHTMLやホームページ作成ソフトを使いこなす必要は全くないわけで)。

 今回のこの構造ですが、他のイベントについてもぜひ参考にしていただければ嬉しいです。自分も参加者として、「わかりやすいサイト」が望ましいことに変わりはないので。
 もっともblogによる告知が全て×、というわけではありません。情報量が少なければ充分対応できますし、ある程度情報量が増えても、カテゴリーをわかりやすい場所に配置すればカバー可能です(ただ、他のサイトを見ていると、カテゴリーが凄く見づらい場所にあることが多い……一番重要なので、サイドバーの一番上に配置してほしいところです)。
 あと、「こうすればもっとわかりやすくなる」というご指摘もお待ちしております。
 

 と、散々自画自賛しまくったにも関わらず、ここからは反省。
 一方で早押王・新人王の方のサイトは……というと、言いたいことが多すぎて非常にわかりにくいサイトになってしまいました。といっても基本的には前回のサイトをそのまま継承しているわけで、市川くんではなくベースを作った僕の責任なんですが……。「表現方法」だけではなく「もともと情報量が莫大」というのもあるので難しいところ。
 もし次回をやる際には「わかりやすく伝える」、それも「新人王世代でまだイベントに慣れていない人」も、「兼任スタッフを希望する人」(ここが入ってくるので必然的に情報量が多くなる)も、どちらに対しても、適切に情報を伝えられるようなサイトにするよう、再編集する必要があると思っています。

2008年12月23日 (火)

【参戦・サークル】12/28映像&クイズ会、1/4vitaのお知らせ

 年末年始のクイズのお誘い、の続篇。
 
 今日、会場を抑えてきました。
 何人かと相談の結果、下記の通り進めたいと思います。
 12/28は「映像&クイズ(初心者中心)」、1/4は「vita例会」とします。

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 【12/28(日) 映像&クイズのつどい】

<日時>
 12/28(日) 10時~17時 (途中参加・退場OK、終了後は忘年会予定)

<会場>
 都島区民センター(「xyz」で確保しています)
 (地下鉄長堀鶴見緑地線、JR環状線「京橋」下車 徒歩10分
  JR環状線「桜ノ宮」・東西線「大阪城北詰」下車 徒歩10分 
  地下鉄谷町線「都島」下車 徒歩15分)

<内容>
 (1) 映像パート 
 「京大四天王、宇治原にクイズを伝授」「NHK夕方、大学クイズ研対決(関西限定)」など最近の映像から、往年のクイズバラエティ「天」、その他クイズ映像を見ながらまったりとダベる予定。
 どなたか「DVD見られるパソコン」と「スピーカー(PCに繋げるような小さいやつ)」を持参いただけると助かります。
 
 (2) クイズパート
 といっても2時間前後?初心者の方も多いので、そちらに合わせる格好になると思います。実力者層の方はそれを前提に参加検討願います。企画ご持参希望。
 
 (3) 忘年会
 京橋で適当に飲み。会場抑えておいた方がよさそうだね。
 「この店がいい!」というのがあったらご教示ください(特に詳しいそうなゆっきぃ。あたり)。

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【1/4(日) vita05回テスト例会】

 「折角たかぼーも来ることだし」という適当な理由で、vita5ヶ月ぶりの復活です。

<日時>
 1/4(日) 開場10時 開始11時 終了17時 (途中参加・退場OK、終了後は新年会予定)
 今回はきっちり11時に開始しますので、お早めにお越しください。

<会場>
 都島区民センター(「xyz」で確保しています)
 (地下鉄長堀鶴見緑地線、JR環状線「京橋」下車 徒歩10分
  JR環状線「桜ノ宮」・東西線「大阪城北詰」下車 徒歩10分 
  地下鉄谷町線「都島」下車 徒歩15分)

<内容>
 詳しくは公式サイトをご覧下さい。
 n問クイズとして、必ず1~3問ご持参ください。その他持ち込み企画大歓迎。
 終了後は新年会です。違う店とりたいなあ。

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 人数把握のために、下記フォームに名前の記載をお願いします。 
 (内容も変わったのと、飲み会の確保の都合上、あらためてエントリー取り直します。)


【12/28(日) 映像&クイズのつどい】
例会出席=橙、
忘年会出席=橙、

【1/4(日) vita05回テスト例会】
例会出席=橙、
新年会出席=橙、

 *最新記事は一つ下です。

2008年12月22日 (月)

【感想・食】「麺屋 団長」(安治川口)

 halさんのオススメで行ってきました。
 初めて乗るゆめ咲線、初めて降りた安治川口。
 こちら

 なんていうんだろう、二郎の「いとこ」か「甥」って感じ。
 二郎の面影はなくはないけど、決して本人ではないし、兄弟というほど似ていない。けど、二郎と同じ血が流れているのはなんとなく感じます。
 二郎+「黒醤油」+「ラード」+「熱さ」+「炒め野菜(ここが一番違和感あった)」+「妙に気合が入った接客」。

 接客については、千葉に数店舗あった「活力ラーメン元氣一杯」を彷彿とさせる、若い店員が一生懸命研修して身に着けたような感じ。最近の新しいラーメン屋で時々見かけますよね。それはそれで悪くないんだけど、なんか違和感……。
 蒲田「上弦の月」のように空回りとハイテンション具合が芸の域にまで達すると、あれはあれでアリ、という感じがするんだけど。

 二郎系と思うと肩透かしだけど、普通に美味しかったです。
 とはいえ、この為だけにわざわざ安治川口に行くかというと微妙。「夢を語れ」のために一乗寺は行くけどね(他にも高安・天天有などのラーメン屋もあるし、帰りはけいぶん社で本探すこともできるし)。

2008年12月21日 (日)

【スタッフ・イベント】2連戦を振り返る・その4~イン・ザ・ネイム・オブ・ラブ

 ♪歴史は作られてきた~
 ということで、今回は参加者の方に名乗っていただく「名前」について。
 この手のコラムでは自分史上初めて、「名前、それは燃えるいのち」と「名前をつけてやる」から脱却したぜ!
 
 さて、今回、両大会とも、「本名・ハンドルネームのどちらでも可」という形をとりました。 
 以前、「73タロー」のときに書いた記事もご参照ください。
 
 今回の名前システムについては、「どっちでもいいや」ではなく、
 「選択できるようでなければならない」
 「参加者を切り捨てることは極力したくない」
 ……という強い意志が入っている、とご理解いただければ幸いです。

 ベテラン層を中心に、「大会でハンドルネームを名乗ること/名乗っている人に対し、違和感がある」という意見があることは理解します。僕自身、ネットではハンドルネームを使いますが、オフの場では本名で呼んでほしい(ニックネームで呼ばれることに慣れていない)、という志向ですし。
 しかし、一方では特にxyz出身者を中心に、「本名を名乗るくらいなら、クイズイベントにはわざわざ行きたくない」という層(xyzのアンケートでもいくつかありました。そのため、xyzでも「本名を聞く」こと自体撤廃しています)や、「本名よりもハンドルネームの方が、自分を示す"記号" としては認識されている」という層がいるのも事実です。
  どちらが正しい、という問題ではなく、どちらも存在するのが事実です。特に、今回の「新人王」の参加対象には、後者の方々が多いと思われます。

 その上でどう判断するか。
 ・このイベントはあらゆる層を対象にしているが、特にミドル層("xyz"卒業層~abc予選通過あたり)にとっては、「居場所」となるイベントがない。
 ・その層にとっては、特に"本名を名乗る"ことに対し抵抗感がある人、"どちらかといえばHNを名乗りたい"人が多い(ここはxyzの経験上)。
 ・であれば、"本名を名乗りたくない層"には配慮したいし、一方で"HNを名乗りたくない層"にも来てほしい。
 ・だから、"選べる"ようにしなければならない。
 ……という考えのもと、今回のシステムを採ることを選びました。

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 「クイズと名前」に関する内部環境・外部環境は、いずれも極端に変わっています。
 「テレビクイズ」「高校・大学のクイズ研」という本名ベースの環境から、「ネット・ゲーセン経由」というHNベースの環境に、クイズの入り口は既に大きく変わっています。さらに言えば、高校・大学クイズ研においても、HNに関する許容度は昔とは大きく変わってきているでしょうね。

 もちろん、昔からのベテラン層を中心に、HNに抵抗がある人がいるのは理解します。
 が、「新しく入る層」の大半がHNをベースにしている以上(QMAにせよネットにせよ)、人口比はHN濃度が濃くなることは間違いありません。
 さらに言えば、クイズとは全く関係なしに、社会的風潮として「本名」に関する取り扱いがデリケートになってきている、ということも言えるでしょう。ベテラン層も、「自分はHNを名乗らないが、他人がHNを名乗ることには寛容」という人が増えてきていると考えます(ここは推測ですが)。

 であれば、以前は「市民スポーツ大会」=「本名がデフォ、HNを名乗る人は非常に珍しい」であったクイズ界は、時代の変遷で既に「オフ会やコミケ」=「HNを選んでも違和感がないが、本名を名乗りたければ名乗っても良い」といった違うものへと変化しているのではないか、というのが僕の提起です。

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 とはいえ、HNを名乗ることのデメリットも当然あります。
 ここで挙げておきたいのは「わかりにくさ」、特に「連続性」の問題。

 「他のイベントでは本名」で「新人王/早押王はHN」だと、本名・HNが結びつく人であれば「ああ、あのイベントにも出てた○○さんか」というのが理解しやすいんですが、結びつかないと「よくわからない方」という認識になってしまう。
 また、常に同じHNであればいいんですが、変わってしまうと、これも「連続性」という点で問題が出てくる。

 たとえば今回の新人王で言えば、東日本・西日本ともに「第1回・第2回の両方で決勝に進出していて、しかも名前表記が違う」という方がいる。これは「わかりやすさ」という観点から見るとマイナスではあります。「本名表記に統一しておけばわかりやすいのに……」という意見もあるでしょう。
 もちろん、名前表記についてはルールを定めたこちら側に全責任があり、プレーヤーの方々を責めるつもりは毛頭ありません(まあ、でもTくんは流石にそろそろハンドル固定してほしいけど)。
 
 ただ、「一人に対して、複数の名前がつく」現象は、もはや不可避なのかなあ、とも思っています。現状でも「オフライン」「ネット」「QMA」「AnAn」で、それぞれ別の名前を名乗っている人も多いでしょうし。
 名前を併記する、という手もありますが……ここらへんは引き続き考えてみます。
 クイズ関係の場では常に名乗る「クイズネーム」のようなものがあったら便利なんでしょうけどね。それを押し付けるわけにもいかないし、うーん……。 

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 ……少し脱線しました。
 次回以降の「新人王/早押王」でどうするかは、次回以降の大会長の判断です。
 しかし、当イベントの参加対象の一つが新人層であり、その中には「本名に抵抗がある」方もいて、そういう方々にも今後も参加してほしい……というのが今回の大会長の意向であったことは、参考までに認識いただければ、と思います。
 「クイズ界は本名を名乗るのが当たり前だから」と本名を押し付けた結果、そういう層を逃してしまうのは、あまりにもったいない、と。

 そういえばタイトルの曲、タイアップは「熱血!新入社員宣言」でしたね。
 って最後の最後に凄いこじつけ。

2008年12月20日 (土)

【参戦・サークル】劇団「魯鈍」(仮)・08年12月例会

 午後1時スタート、前日静岡泊……という割と余裕のスケジューリングだったんですが、ゆっくり起きてグダグダしてたり、読む本がなくて図書館に寄ったりしているうちに結局時間がなくなり15分遅刻。すみません。

 せっかくの池袋なのに、ご飯買うヒマがなくてマック。せっかくなのでクォーターパウンダー買いました。23日から大阪でも限定販売されるのに。
 うーん、これならダブルチーズバーガーでいいかなあ、と。マックでそこまで「肉の質感」は求めてないし、求めるんだったら別のところ行くなあ。バーガーキングのワッパーのような炭火フレーバーが欲しいところです。

 そんなこんなで魯鈍。
 短文のスピード勝負ができるサークルは他にもあるんですが、「クイズ以外では聞くけど、クイズではあまり出ない」「やや難しめ、とはいえ難問というよりは奇問に近い」問題をやれる場所として、魯鈍は非常にありがたい存在です。
 既存の問題集をひたすら読み込むスタイルを否定する気はないし、「みんなが知ってそうな問題」で競い合うのも楽しいです。が、「問題集に出てるかどうか」「みんなが知ってるかどうか」なんてお構いなしに、知識という名のボールをぶつけ合うドッジボールが、時にはすごく恋しくなるんです(んで、僕もスルー率5割の企画を平気で打ったりします)。
 「問題集にないッ!」傾向が大好きなのはクイズ始めたての頃からあまり変わっていません。そんな僕が問題集屋をやっていた、というのも一つの皮肉ではありますなあ。

 今日答えられて嬉しかったのは、昔覚えた「カナダラ表(昔吉屋先生が出してたような気が)」「生世話物(大学1年のときに「歌舞伎50問」作ったなあ)」、実際にクイズ以外で触れた「福岡伸一」「ミュースカイ」、クイズでは聞かないけど新聞・雑誌ではよく見かける「日本語が亡びるとき=水村美苗」など。
 痛恨は同じく新聞・雑誌やネット論壇頻出の「赤木智弘」を答えられなかったのと、かつて「ディプロマミル」を出してるのに、「イオンド大学」をうっかり「イオラニ大学」と答えてしまったことか。
 久々に「わからない問題をひたすらメモしたい」欲求にかられた一日でした。

 終了後は忘年会。
 日本酒飲みすぎた……。危うく帰りの新幹線乗り過ごすところだった。

2008年12月19日 (金)

【感想・音楽】PVのオープニングはYMCKなんだってさ

 いわゆる「典型的な美人顔」よりも、「ぱっと見は普通なんだけど、10回に1回見るとすごくかわいい」顔が好みな橙です。

 そういえば、橙の昔の同僚で、結構な美人さんがいました。社内でその人の名前を挙げると、「あ、美人の○○さん」って二つ名が挙がるくらい。
 確かに美人さんなんです。工場見学のときにネット状の帽子(毛髪が落ちないようにするやつ)をかぶっていてもかわいく見えてしまうんだから、相当なモンだと思う。
 でも、10回に9回はキレイなんだけど、1回はあんまりキレイじゃなく映るときがあります。いや、その1回にしても世間一般から見れば充分キレイなんだけど、なんかその1回に失望してしまうのです。普段のレベルが高いばっかりに。いわばイチローの凡プレーを見てしまったような失望感。
 これはこれで悲劇。

 一方で、普段はまあ普通かなあ、と思っていた子が、ふとした瞬間に凄まじくかわいく見える時があって(これは顔の造作とかじゃなくて、仕草とかしゃべり方とか声が占める要素も大きいんですが)、僕はそっちの方にかなり弱いです。

 そんなこんなで、最近気になっているのは「いきものがかりの吉岡聖恵」です。
 金曜深夜のオールナイトニッポンか。ウンナンから既に15年……。

2008年12月18日 (木)

【提案・イベント】Web上での公平な抽選

 ここ数日、「Web上での公平な抽選」について考えていました。

 今回の「天3」のように、「短時間の間でのエントリーの殺到」は、今後も可能性がなくはない。
 で、「先着順」というのは判断の根拠として明確ではありますが、Web上での「先着順」というのはシステムの信頼性という意味でまだちょっと怖いのかな、という気もしています。殺到によるシステムトラブル、の可能性もないわけではないので。

 というわけで、ベターなのは「原則先着順、ただし一定の時間内で区切って(1時間単位とか)、その中で抽選」という形でしょうか。
 たとえば「12/15の3時」にエントリーした人よりは「12/15の1時」にエントリーした方が先着順で有利、ただし「12/15の1時1分」と「12/15の1時5分」は差をつけず、もしそこで参加可否をジャッジしなければならない場合は抽選、と。
  
 では、Web上での抽選というのは具体的にどうするのか。
 今回はもともと「エントリー」という場面で考えてたんですが、よくよく考えたら今度のQuiz-NAのように、「組み分け抽選」という点でも考えなければならないんですよね。

・「主催者の意向」(特定のサークルが有利/不利になるように、等)や「参加者の意向」(複数サークルによる談合)という要素が入ることなく、
・手間やシステム上の負担をかけずに
・nチームを、「1位~n位に割り振る」

 ……といったあたりが条件になります。

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 んで、最初考えていたのがこんなやり方です。喜び勇んで某所に書き込もうとしたら、「地方公共団体の入札」でかなり似たやり方があるらしくてがっくし。

 【案1:平均数字の使用】

・あらかじめエントリー時に、各チームに1000以下の数字を"3つ"(ここがミソ)書いてもらう。
・ジャッジに使われる数字は、3つのうち1つ。エントリーチーム数を3で割って、1ならA、2ならB、0ならCを使う。
・ジャッジの方法は、「全チームの平均値から近い順」。
 ただ、これだと500に集中するので、1と1000は隣接している、とみなす。
 (つまり、仮に平均が150だったら、1000の方が400より有利)

 3つ書いてもらうのは「談合防止」のためです。
 いくつかのチームが談合して、多い方or少ない方に寄ってしまうのを防ぐ、と。一つの数字が似通っていたら「偶然」かもしれませんが、三つが一致してたら談合の可能性が高いだろう、と。

 まあそれでも談合の可能性は捨てきれないし、ジャッジは困難ではありますが、少なくとも「スタッフ側による単純な抽選」よりははるかに公平性は保たれているかと思います。

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 Quiz-NAについてもこれで行こうかなあ、と思っていたんですが、ここで恐ろしい思いつきが出てきました。

 【案2:未来近似値】

・近似値クイズを2問出題。エントリー全チームに書いてもらう。
・ただしその近似値クイズは、エントリー時点ではまだ確定していない、未来に関するもの。たとえば「エントリー〆切日の平均株価」「〆切日翌日に行われる駅伝の優勝チームタイム」など。

 これであれば問題漏洩は不可能ですし、「主催者の意向」も入れようがないですし、参加者側も談合するメリットがありません。手間もかけずのジャッジが可能です。ある程度「努力」の要素を入れたいのであれば、「調べないと判断つかない、調べたら有利になる近似値(上記の駅伝のように)」にする手もあるし、もちろん単純な「抽選」の色を強めることも可能です。
 恐ろしい子、未来近似値!
 

 ……まさかまわりまわって7年前に自分がやった案が亡霊のようにまた出てくるとは……。
 Quiz-NAに脈々と流れるKITSCHの血。

2008年12月17日 (水)

【感想・漫画】Quick Japanにあの辛口編集が!

 「Quick Japan」最新号、「漫画の底力」という特集があるんですが……。
 「バクマン」についての記事で、例の辛口編集がなんと2ページインタビュー!
 っていうか「バクマン」担当だったんだ!

 いつの間にかwikipediaの項目にも挙げられてた。
 
 【参考】

2008年12月16日 (火)

【感想・食】群青日和

 天六で話題のラーメン屋「群青」へ行きました。
 魚介類白湯ラーメンを頼んだのですが、確かに美味しい。凝ってる。
 でも、40分並んでまで食べる味かなあ、と思うとやや首をひねってしまう。

 もし家の近所に、全く並ばずにこの店があったら、大喜びして通うかもしれない。
 でも、わざわざ都合つけて行って、40分並んで食べるかというと……うーん。
 だったら玉五郎か洛二神行った方がはるかにいいような気もする。

 とはいえ、まだ簡単に判断はつかず。
 つけめんが一番の名物らしいので、次行ったらつけめん頼もう。
 でも、40分並んでこの味だったら、近場の総大醤行くなあ……。

 それと、待ち時間に店においてあった「ムダヅモ無き改革」読みました。
 これも漫画関係のblogではエラク評価高いけど、そんなに面白いかこれ?
 これだったら昔読んだ片山まさゆきの方が遥かに面白い気がします(なんでそんなに一部漫画読みblogで人気なのかがよくわからない……)。麻雀にせよ、奇抜なキャラクターにせよ、場面場面の笑いの爆発力にせよ。

 というわけで、「みんなが良いと言うものが、自分にとって良いとは限らない」と痛感した一日だったとさ。

2008年12月15日 (月)

【参戦・サークル】魯鈍(12/20)のお知らせ&関西で12月中にクイズやりません?

 この休日、土曜日は「30歳の保健体育」読書会、日曜日はエロシリトリ&天3云々ではしゃぎまわった後なんですが、それでも飽き足らずにクイズやります!
 22日とか29日が出勤日なので、半端な時期に関西にいるんですよ……。それがなければ静岡に長くいられるんだけど。

【魯鈍(12月20日) 例会&忘年会】

 12月20日(土)、池袋にて実施です。
 ゲストで参加希望の方は、当方にご一報を。すみません、キャパオーバーにつき、今月はゲスト参加を受けつけておりません。
 会員の方も、忘年会の人数調整の都合上、ご連絡お願いします(ちゃんこ谷川が第一候補です)。

【関西でクイズやりません?】

 12月23日(祝)終日、27日(土)午後、28日(日)終日、1月4日(日)は今のところ手が空いてます。
 ここらへんでブリーズが入るかもしれませんが、16日現在それっぽい話も聞かないため、仮にブリーズがなかったとしても集まりません?
 クイズ&メシ&上映会(四天王とか立命vs京都など最近のやつは僕が見てないですし、昔のクイズ番組とか天のやつはみんな見てないでしょうし)のノリで。

 興味のある方は、「この日程ならOK」ってのを下のフォームに書いてってください。
 6人くらい集まったら決行で。

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 23日(祝) 橙、
 27日(土) 橙、 
 28日(日) 橙、
 1月4日(日) 橙、
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 *最新記事は一つ下です。

2008年12月14日 (日)

【参戦・サークル】烏・08年12月例会

 普段は7○3×中心の例会だが、今月は企画月。
 というわけで、らもりーによる半日企画「第2回たわし杯」。

 予選1ラウンド・100問ペーパー。普段散々言ってる「練りひばり」を落とすなどのデクプレーがありながら、なんとかZukaに5点差をつけてトップ。
 予選2ラウンド。序盤はZukaやドMさんといったエロ系の人にリードを奪われるが、落ち着いてリードを奪い返し一抜け。出番がないときにスルーになった「MUTEKI」を答えたかった……。
 予選3ラウンド。5○2×はhalさんについで2位、多答はZuka・生駒市民くんに大きく差をつけられ3位。「本屋大賞の作者と作品」、完答狙ったがリリー・フランキーを完全に失念していた(作家は誰か、という方向から攻めすぎた)。「いかにもダヴィンチ系図書館女子が好きそうな現代文学」は得意ジャンルなはず(しかも今年は実際に結構読んでる)なのに無念。。。
 やや尻つぼみな感はあるが、前半の貯金もあってトップ。2位・Zuka、3位・ドMさん、4位・halさんと、烏の誇る黄金の下ネタ中盤、別名「エロ4」が上位を蹂躙する結果に。

 敗者復活を挟んで本選。
 準々決勝は一対一対決、vsくりすくんとの5問先取。交互に正解して3-3になる大接戦だが、最後は「レコンキスタ」でなんとか突き放し勝利。今日一番いい勝負だったなあ。ここででんぷんフリークさん・生駒市民くん・てらださんが敗れた結果、エロ4がトップ4を陵辱する残念な結果に。
 準決勝はabc風通過クイズ。指はわりと好調、誤答もほとんどない展開。最初の通過席のチャンスは生かせなかったが、2度目の通過席で勝利。
 決勝はvs halさんのニューヨークスタイル。序盤は全くペースをつかめなかったが、6連取で一気にリードを奪う、と思ったら4連取をくらい、halさん6-9橙という、まあこのサークルらしいスコア。普段であればここらへんで潰されそうな展開なんだけど、最後は「なで肩」を押し勝ち勝利。
 久々の一日企画勝利なだけに嬉しいなあ。

 Zukaの25問ペーパー、じゃす&くりすの二重音声を堪能して例会終了。
 終了後は忘年会。前半はゲストが来るまで恒例エロシリトリ。「た」で封じ手と思いきや、ゲストさんが「立ったまま」をお答えになって終了。というわけで来月は「ま」からですよ。
 後半戦は天3について。個室から何人かに電話する、というキャッチセールスのオフィスのような怪しい雰囲気の中、9人揃えることに成功。一番の不安は、「エントリーの枠入れるかどうか」(コンマ単位の勝負になりそう。時報は必要不可欠だな)だな。 

 あ、ひょっとすると今日は2008年の関西でのクイズ納めかも(フリバ的なことはやるかもしれないけど、どちらかというと見学・出題と飲みが中心になりそうなので、プレーヤーとしては「納め」っぽい)。
 となると、2008年に関西で最後にクイズ脳を使ったのは、早押しでもペーパーでも二重音声でもなく、エロシリトリになるわけか……。

2008年12月13日 (土)

【観戦・サークル】08年12月 関西ネクステ系交流会

 灘中がテスト前ということもあり、本例会というか「関西ネクステ周りの何人かで集まってクイズをやろう」的な企画持ち寄り会。
 10名強、うちゲストも2名お越しの中でのクイズとなりました。
 
 前も書きましたが、いろいろな人が自発的に企画を持ってくる、サークルとしては理想的な流れ。終了後の飲み会の一テーブルで企画論が話されてたりと、クイズを始めた初期の頃のアツさを彷彿とさせる感じ。
 今のところ、サポートといってもフリバ問題を読んだり得点係をやってるくらいですが、来年あたりから「実力養成」系のプログラムを関西ネクステとブリーズ阪神でやってみようかなあ、と考え中です。とかいっていつ転勤になるかわからないんだけど……。

 終了後は飲み会……と思ったら店が見つからねえ。さすが忘年会シーズン真っ只中。住道駅周辺の飲み屋はどこも予約すみのどうしようもない状況(苦しい)。
 んで、10店くらいあたった後、奇跡的に空いてたのが「道」。「諦めたらそこで試合終了だよ」という古の格言は、まさに人生のあらゆる場面で適用できるなあ。
 全く期待せずに入った店でしたが、鯨と鶏の専門店で、予想以上に美味しく、かつ安かったです。ジンジャーエールもウィルキンソン置いてあったし(今回は残念ながら途中で品切れになったけど、次はシャンディガフを作ろう!)。
 今回はあまり食べなかったけど、次行くときは鯨系をがっつり食いたいところ。

2008年12月12日 (金)

【感想・漫画】祝・3巻発売!「ちはやふる」布教活動

 わざわざコミックスの発売日を確認して、本屋に買いにいったのは久々だなあ。
 というわけで「ちはやふる」3巻発売です。
 参考

 熱いだけではなく、構成が巧いなあ。
 コミックス1巻分という短い中で、チーム5人のうち4人にそれぞれに違った見せ場(挫折→成長)を見せ、かつ無理に詰め込んだという感じがしない。
 前も書きましたが、クイズにせよ何にせよ、「文化系ガチ勝負」に青春をささげた方には是非オススメします。

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 にしても、かるたの団体戦ってのは興味深い。
 「一対一の対決が」
 「同じ場所・同じ基準・同じ時間で並行に進行して」
 「その勝ち負けの総数で勝敗を競う」
 という団体戦は、漫画にせよ他の競技にせよ、かなり珍しいのでは。
 特に2番目。たとえば「キン肉マン」の対七人の悪魔超人戦は「一対一」を並行で進行してるんだけど、場所や基準は全然違うわけで、だからこそストーリーとして幅が出てくる。
 一方かるたの場合、団体戦でありながら一対一で、にも関わらず同じ場所・同じ基準(読手は一人だけ=同じ歌で取り合う形)・同じ時間で行なわれる。今回の3巻のように、他の漫画や競技では見られない心理模様が見られるように思えます。

 で、クイズの形式に生かせないかな、と思い、こんな形式を考えてみました。

 ・2チームに分かれての団体戦。両チームとも同じ人数とする。
 ・一対一の対戦を並行して実施。対戦相手と向かい合い、間に消しゴムを一つ置く。早押し機は使用しない。
 ・問題を出題。わかったら手元のボードに「正解の頭3文字」を書いた上で、消しゴムを取る。
 ・全対戦、消しゴムを取り終わったら、そこで問い読みストップ。逆に言えば、全対戦が取り終わるまでは問題は読み続ける。
 ・各対戦とも、先に消しゴムをとった方が解答権。ボードに続きの正解を書き、採点。 
 ・正解+1、誤答は相手のポイント。
 ・これを繰り返し、各対戦ごとで勝者を決定。勝者が多いチームが勝ち。

 「正解の頭3文字」にしたのは、全部書くとなると「早書き競争」になってしまうからね。テンポとしてはそれでもいいんだけど。
 ある程度準備の手間がかけられるようならば、「あ~ん」の札を対戦分用意して、それを先に抑えた方が解答権、とすると、よりかるたっぽい。手間はすごくかかるけど。
 「勝者の数」ではなく、「合計点」で判断するのもアリかも。これだと途中でメンバーチェンジができる。天×天×天のように「1チーム3回までメンバーチェンジができる」形で。

2008年12月11日 (木)

【スタッフ・イベント】2連戦を振り返る・その3~スタッフの楽しさ

 というわけで久々の「2連戦を振り返る」第3回。
 「開催を決めるまで」「参加者」ときて、次は「スタッフ」です。

 「新人王/早押王」参加者のほぼ半数、36名の方に、「兼任スタッフ」という形でお手伝いいただきました。ありがとうございます!
 で、兼任スタッフの方々は半分の時間はプレーヤー、もう半分の時間はスタッフで、気が休まる時間がない。「こと当日に限っていえば、実は専任スタッフの方が楽なのでは?」という気も。

 ただ、これは毎回朝のミーティングで言っているんですが、その分この一日は無茶苦茶「濃密な時間」なんですよね。普通のクイズイベントのスタッフにしても、一参加者に比べると「濃密な時間」を過ごせるんですが、このイベントの場合は参加者・スタッフ両方として携わる形になるので、余計に濃密具合がドッロドロに増すかたちに。

 自分自身、クイズについては「プレーヤー」としてより、「スタッフ」としての意識の方が圧倒的に高いです。1:9くらい。昔は義務感というか使命感でスタッフやっていたところもあったんですが、今は単純に「やりたいからやってる」。
 スタッフの楽しみっていろいろあるんですよね。「台本とかシステムを考えたり組み立てるのが好き」「自分の問題や行為に対し、多くの人が楽しんだり悔しがったりする反応を見るのが好き(先の展開がちょっとだけわかってて、それに対して一喜一憂する方々を見るのは、ちょっとした神様気分です)」「ありがとうと言われるのが好き」「準備でバタバタする”学園祭の前夜気分”が味わえる」などなど。

 で、その中で最近「スタッフの楽しみ」として意識していることは、先に挙げた「濃密な時間」ということです。
 プレーヤーとしてイベントに参加する場合、実際にクイズに触れる機会・時間は(たとえ勝ち進んでも)それほど多くないですし、負けたらそこで観客になってしまい、あとは「いてもいなくても……」という存在かつ時間(他の人から見ても、自分にとっても)になってしまう。だからこそ「ステージの上でのクイズ」が大きな価値を持ってくるし、だからこそ非日常を体感できるのですが。
 一方、スタッフとしてイベントに関わる場合、丸々一日通してガッチリクイズに関われるんですよね。とにかく時間が濃密(まして主催者とか司会とか問読みなんかをやった日には!)。んで、何度かこの「濃密な時間」を味わってしまうと、中毒性があるのか離れられなくなってしまう。単にプレーヤーとしてだけクイズイベントに携わるのがみなづき由宇、違った、ものたりぬ。自分の手が空いている時間があるんだったらスタッフさせてくれよー、と。こうなると完全にスタッフジャンキーですね。

 まあ、ここまでジャンキーになるのもどうかと思いますが、「スタッフとしての楽しさ」を、多くの人に味わってほしいと思っています。「楽しいからスタッフをやる」という人が一人でも増えてほしいし、それがひいては「クイズという文化が継続すること」に繋がる。今まで僕は後者を看板として振りかざしてきたし、そういう使命感とか義務感で動く人も必要なんですが、まずは前者、なんですよね。
 その点、この新人王/早押王の存在価値は非常に大きい。「スタッフになっても、プレーヤーとしてクイズをやる機会は減らない」(これは73タローからの基本構造)かつ「3・4年目はスタッフ必須」(これは前回さいやが提案)というのは、非常に効果的なシステムだと思います。自発的に手を挙げづらい人にも、スタッフとしての楽しみを知ってもらう一つのきっかけになる、という点で。

 もちろん、スタッフとして味わうのは「楽しみ」だけではありません。大会自体がうまくいかなかったら徒労感があるし、自分が失敗したら悔しさや無力感を感じてしまうかもしれない。
 で、そこをなんとかするのは主催者の役割で、前者については言うに及ばず、後者についてはこんな形。
 ・初スタッフの方にもわかりやすいマニュアル作り、リハ
 ・一定数のミス(ヒューマンエラー)があることを想定・許容したシステム作り(ミスがあったとしても「致命傷」にしない)
 ・各部屋に一人は経験豊富なスタッフを置く
 ・過剰にミスを責めない雰囲気作り(これは上記の「一定のミスを許容したシステム」が不可欠)
 
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 一方の「Quiz-NA」。
 こちらは「事前にそれほど準備の時間がとれない」「関西の方々には参加してほしい」ということもあり、元・KITSCH組の気心の知れたメンバー+マチコで集まりました。仕事や就職活動で忙しい&遠方のメンバーが多く、事前打ち合わせ0での本番となったんですが、各スタッフが各部門で奮闘してくれたおかげで、当日は盛り上がりの中滞りなく終わりました。
 
 「新人王/早押王」「Quiz-NA」どららも、当日のスタッフワークについてはかなり上手くいきましたし、しかも事前にそれほどエネルギーを使わずに達成できた(省力化)、という点でも自己評価は高いです。
 ただ、別の見方をすれば、「省力化を意識しすぎる余り、いろいろなことを自分が背負ってしまった」というのは、主催者としての反省点。問題チェック、パンフの印刷、エントリー対応、サイト管理、飲み会あたりは、もっといろいろな人を巻き込んでやるべきだったなあ。
 上の「スタッフをやる楽しさ」という点では、当日だけの話ではなくて、事前の部分もあるわけです。一つ一つの事務作業は細々としていて面倒臭いけど、でも自分がやった一つ一つの作業が「完成」「成功」に近づいていってる、というのは結構楽しい。また、時間が限られている中でたくさんのタスクを抱えるのは忙しないですが、その「学園祭の前夜」気分もまた一つの醍醐味だったりします(今回はその点はかなり楽だったけど。前夜に「ナイトスクープ」みて6時間睡眠するくらいの余裕はありました)。
 
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 そんなこんなでかなり長くなりましたが、最後にあらためて。
 2日間ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!

2008年12月10日 (水)

【感想・演劇】ウーマンリブvol.11「七人は僕の恋人」

 演劇行くのも久々。2006年5月に本谷有希子「密室彼女」、大人計画「まとまったお金の唄」を立て続けに見て以来か。
 それ以降は鹿児島→静岡→大阪と転々としたことを考えると、特に演劇好きにとっては東京以外は辛い(大阪ですら辛い。フライヤーの束を見てつくづく痛感した。ある程度規模の大きい演劇しか関西には来ない……)ってのは紛れもない事実だなあ。

 久々のクドカンだったが、期待以上でも期待以下でもなく、期待通りのくだらなさ。
 くだらなさも下ネタも時事ネタも相変わらず(「夢」のオチは強烈だった。協力のあの方をそこに持ってくるか、と)。相変わらずすぎて最近遠ざかっていたけど、この相変わらずさなら機会見つけてまた行きたいところだな。
 一方で、大人計画本公演の哀しみとブラックさを久々に味わいたくなってきた。とはいえ、前も書いたけど最初に見た「ヘブンズサイン」(1998 年7月)の衝撃が余りにも余りにも大きすぎて(未だに2年に1回は本屋で脚本を全部読み返すくらい)、なかなかそれ以上に心動かされることがないのが逆に残念でもあるのだが。
 ……と思ったらニコ動に「ヘブンズサイン」の一部がアップされてた(あんまり哀しみとかブラックさのない場面だけど)!技術の進歩は恐ろしいだよ。

 遠山景織子がコントをやるのは「笑う犬」でさんざん見てきてはいるんですが、やはり生、自分の視線十数m先で実際に息をしていて、そして動いているのを見るのは、ファンならずとも格別だなあ。
 それにしても細い。メシ食ってるのかと思うくらい細い……と思ったらこんな動画が。
 「僕の見たビートルズはTVの中」meets「高校教師」(映画版)。ともに橙の高校時代だなあ。関クイ連の打ち合わせのときにその手の話をよくしていたことを思い出した。

 閑話休題、場面転換などのシーンで動画を使うのは相変わらずなんですが、Quiz-NAの前に見なくてよかったなあ、と。影響受けて「またプロモーションビデオ撮ろうぜ」とか言い出しそうで……。
 
 そうそう、7つのパートのタイトルは映画からきているんだけど、「友だちのうちはどこ?」って久々に聞いたな。キアロスタミの名前をすっかり忘れていてちょっとショック。

 にしても、出てくる固有名詞が「本谷有希子」「大人計画」「クドカン」「笑う犬」「斉藤和義」「遠山景織子」「キアロスタミ」……サブカル臭がプンフンするチョイスで我ながらげんなり。

2008年12月 9日 (火)

【感想・街】神戸電鉄

 最近、仕事で神戸電鉄に乗る機会が増えました。
 名前も知らなかった「神戸電鉄」「神戸高速鉄道」「北神急行」「山陽鉄道」あたりの区別がようやくついてきたところ。しかし乗り継ぎが多くなると高いね。
 神鉄道場、道場南口って駅名を初めて聞いたときには違和感ありました。どんな道場なんだ一体、と。

 んで、神戸電鉄といえば、横山に「神戸ちぇりー亭」という二郎系の店があります。
 さすが「二郎」駅がある路線は違うぜ!
 
 物凄く興味があるんですが、木~土曜日のみ、それも20-24時というとんでもない営業時間なので、さすがに行く余裕がないです。あったかくなって夜ヒマになったら行ってこようかな。

2008年12月 8日 (月)

【感想・食】「次元の違う旨さ」はけして誇大広告じゃない

 カップ麺なみの手間でできる6つの健康的激うま格安レシピ(「分裂勘違い君劇場」)
  
 さっそく帰省したときにJAで買った小松菜を使って、おひたしを試してみました。
 確かに旨い!しかも手間要らず。
 やる前は「おひたしっぽくないんじゃないかなあ」と思ったんですが、解凍するとちゃんと水分が出てきておひたしっぽくなってます。しかも味が濃厚。

 嘘だと思った人、一度試してみるといいよ。
 橙宅の冷凍庫は、今小松菜と青梗菜(ともに静岡産)でパンパンです。

2008年12月 7日 (日)

【近況】二人きりの半日

 妻が同期の方の結婚式(マイミクさんも2人ほど出席されていた模様)。
 午前8時半に出発、午後8時半帰着予定。
 さすがに子供連れでは行きづらい、ということもあって、まるまる半日想人と二人きり。

 今まで2~3時間レベルでの二人きりというのはあったけど、それも数えるほど。
 普段の妻はずっと想人と二人きりなわけで、心底大変だろうなあ、申し訳無い限りだと思う。思うがこれだけクイズクイズしてたらねえ。

 妻を駅まで送ったその足で図書館行って、絵本の読み聞かせ&自分の本の貸し借り。
 その後図書館で、今更なんだけど「崖の上のポニョ」。想人にとっては初・映画だったんだけど、100分近く飽きずに見てくれてよかった。しかし説明しづらいストーリーだねえ。
 駅の回転寿司で昼ごはん食べて、家でロボコンのDVD見て、両親と夕食食べて、お片づけして、んで妻帰着。しばし結婚式の話を聞いたあと(皆様お元気そうで何よりです)、終電で大阪へ。  

 妻の負担を考えると、もっと想人と二人で過ごす時間を増やしてあげないとなあ、っていうかそれが当たり前だよなあ、と改めて思う半日。2009年の目標の一つは「妻にクイズ研のOBOG会に出席してもらう」ことにしよう。

2008年12月 6日 (土)

【感想・音楽】「4」「塊」「溜まり」という意味なのだが

 ググったら約16,100件。「腐乱プール」が。

2008年12月 5日 (金)

【感想・食】鴨屋(谷四or堺筋本町)

 エリア誌「Meets」の麺特集で掲載されていた店。
 これ
 「たまには行ったことない店に行きたい」と思い立ち、チャリで行ってきました。

 今まであまり「鴨つけ麺」は食べたことなかったんですが、かなり美味しかった!
 冷うどんにしたんですが、思ったよりうどんがモチモチしていて意表を衝かれた感。こっちのうどんってもっとやわい感じがするんですよねえ。これがまた鴨汁に合うんだ。
 終わった後のしょうが汁割りもまた美味。

 あ、2連戦についてはぼちぼち続き書きます。。。

2008年12月 4日 (木)

【近況】空どころか葉っぱも色もない

 昨年もこんな日記を書いたんですが、そろそろ年末ってことで手帳の話。

 心斎橋のハンズ行ってきました。お目当てはもちろん手帳。
 月別はplanexの「空」か「Leaf」(上記記事参照)もしくは「カラフル」、
 週別はDavinciのバーチカルタイプ(縦で時間目盛り入ってる奴)、っと……。

 あれ?
 planexが全然ないよー。
 あまりのショックにロフトまで探しに行ったけど、やっぱりなし。
 
 あるのはいかにもなビジネスタイプなレイアウトだけ。
 やはり東京のハンズか通販でないとないのかなあ。
 ……と思って調べてみたら、どうもplanexのバイブルサイズは製造中止とのこと。
 10年以上使い続けてきただけにこれはショック……。

 ただ、よくよく考えると、「月別」「週別」両方管理するのは面倒なんだよね。
 今のところ「大きな用事」は月別と週別の両方、「細かい用事」は週別にだけ書くようにしているんだけど、2箇所に書くというのはそれだけミスがおきやすい。実際ダブルブッキングとかスケジュール漏れが起きたこともあったし。
 あと、以前の人事のときの業務は「割と大きな節目(研修とか採用とか)があって、そこに向けて事前に詰めていく」タイプの仕事なんだけど、今は「細かいマルチタスクが並列に並ぶ」ような仕事になったので、あまりトータルで俯瞰する必要もなかったりする。
 
 そんなこんなで、原則「週別」だけで管理。
 ただ、トータルが見えなすぎるのも問題なので、6か月分がジャバラになっているやつを曜日・行事(よほど大きいものだけ)確認用に購入。しばらくこれで回してみて、どうにも我慢できなくなったら自作するか。
 しかしバイブルサイズの手帳って市場が縮小しているのかなあ……デザインも用途も似たようなのばっかりで、「選ぶ楽しみ」が数年前に比べるとかなり小さくなっているような気が。 

2008年12月 3日 (水)

【スタッフ/参戦・イベント】団体戦2話

【1.「Quiz-NA East」 1/17(土)開催決定!エントリー受付は12/7(日)から!】

 ということで、関西では前説で触れてたんですが、Quiz-NA Eastを開催します!
 「この問題・企画を一度出しただけで終えるのは勿体ない」と思うこのみみっちさよ……。

 関西同様、エントリーは「社会人篇」「学生篇」12チームです。
 あと、今年の関東初大会、かつ土曜日ということもあり、新年会も兼ねた飲み会も予定してます(会場=多分新宿、20-22時)。近日中にエントリー開始しますので、こちらもふるってご参加ください。

【2.「天3」 関西かFで出る方はいますか?】

 んでこちらは自分がプレーヤーとして出る方。
 「天3」、どこから出るもんかなあ、と考え中。
 
 基本的には「今、自分が帰属意識を持っているところから出たい」と思っています。
 前回は鹿児島在住のときで、あのときの帰属意識は「鹿児島クイズ愛好会≧独路≧魯鈍≧SystemF」という順番だったので(実際、ここ半年の参加回数もそんな感じ)、独路から出ることにしたわけです。まあ「反則」とは言われましたが。

 ただ、現在は九州在住ではないですし、独路の例会もここ2年行っていない。というわけで独路から出るつもりはあまりありません(人数が足りない、というのであれば考えますが、ただそのときは事前に一度対策会は出ておきたいと思います)。
 魯鈍で出ることも考えましたが、さすがに「誰にとってもセカンドサークル」ということもあり、みんな他から出る模様。フルメンバーで出たら優勝候補の一角は確実に占める陣営なんだけどねえ。
 
 現在の帰属意識でいけば、やはり今住んでいる「関西」ということになります。とはいえブリーズ阪神は残念ながら希望者3名(他はhalさんとなめくじネコくん)。
 となると烏か関シローなんですが……どちらかで出る動きってあるんでしょうか。mixiで見る限りだとあまり感じられないんですが……。

 ウルトラFとしては「systemF」というのも面白いかな、と思ってます。活動休止中ではありますが、未だにこの集まりに対する帰属意識というか郷愁・思い入れは持ってますし(だからこそ「vita」という流れを汲むサークルを主宰しているわけで)、そういう人は少なからずいると思います。「周りがバリバリ対策練る中、あえてナチュラル知識で天3に挑む!」というのも面白そう。

 ただ、中心となるべき松くんは特快あたりから出そうだしなあ、うーん。
 まあ、中心的存在であったノダシュー・松・UNOの許可をいただいた上で、この3人のうちいずれか1人が出場、という形でないと厳しいかな。

2008年12月 2日 (火)

【近況】正解発表

(1) シルム男優
(2) ムッソリーニスケベ

 以上、先日のブリーズ阪神例会についての日記の空欄の正解でした。

 ここ数日、mixiで「韓流ドラマ好き」とおぼしき方の足跡がちらほら。罪悪感。

2008年12月 1日 (月)

【感想・漫画】11月読んだ漫画

【購入】

 せんせいになれません 5
 幼稚の園
 君に届け 8

 あらら、2/3も小坂俊史だ。

【漫画喫茶・立ち読み】

 喰いタン 11-12
 極道めし 3
 神のみぞ知るセカイ 2
 フダンシズム 2
 のだめカンタービレ 18-21
 ハチワンダイバー 9
☆コドモのコドモ 1-3
 理系の人々 1
 未来日記 7
 ラーメン発見伝 23
☆3月のライオン 2
☆とめはねっ! 4
☆GIANT KILLING 6-7

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 「コドモのコドモ」、これで教育的に悪いって叫ぶのはどういう考えなのやら。
 教育的に良くもなく悪くもなく、いつもながらのさそうあきらの群像劇です。
 これも面白いけど、「神童」「マエストロ」は是非読んでいただきたい。ともに震えた。

 あと、「3月のライオン」が2巻に入って俄然面白くなってきた。
 今度コミックス買おう。
 言葉の端々が重く、重い言葉の直後に軽いほのぼのコメディが入るのが、またその後の重さを引き立たせる。

「「潔い」のと「投げやり」なのは
 似ているけれど違うんだ!!」
 (二海堂四段)

 自分の雑のプレイスタイルを言われているような。
 肝に銘じておこう。

「マイナスを塗り返す為の戦いは
 前に進む為の戦いより
 消耗が激しい」

 ええ昨日実感しましたよ。
 +1-1で5問立て続けに誤答したときに。

「最後に用意された花道の上を
 泥まみれでみっともなくあがきまわりながらも
 どうしようも無くこみあげて来たのは
 「負けたくない」
 「負けたくない」
 「それでもワシは負けたくない」
 という狂おしいばかりの気もちじゃった」

「松永さん…将棋 好きですか…」
「―知らん。知るもんか…
 勝った時は叫び出す程嬉しくて
 負ければ内臓を泥靴で踏みにじられるように苦しくて
 世界中に「生きる価値なし」と言われたような気持ちにさいなまれた…
 なのにっ……それなのに辞められなかったこの気持ちを
 そんなっ言葉なんぞで言い表せるものかっっっ」
 (松永七段)

 この松永さんのエピソード。重い。
 こっちに共感するような歳になってきた。

「ふざけんなよ
 弱いのが悪いんじゃんか
 弱いから負けんだよっっ
 勉強しろよ してねーのわかんだよ
 解ってるけどできねーとか言うんならやめろよ!!
 来んな!!
 こっちは全部賭けてんだよ
 他には何も持てねーくらい将棋ばっかりだよ
 酒呑んで逃げてんじゃねーよ
 弱いヤツには用はねーんだよっっっ
 逃げるならっ 逃げれるくらいなら なんで…」

 戦う理由が無いと言いながら 本当は
 身の内に獣が棲むのを知っている
 まわりのモノを喰いちぎってでも
 生きていく為に走り出す獣
 戦いが始まれば どうしても
 生きる道へと 手がのびてしまう
 誰を不幸にしても
 どんな世界が待っていても」
 (零)

 何者かになりたいという狂おしい欲望と、
 勝ちきれずかと言って負けきれない不完全燃焼さと、
 かといって他の生き方の選択肢もとれない不安さと。
 自分自身、高校~大学1年まで、こんな気持ちでクイズやってたなあ。

 それと「将棋はじめて絵本」が凄く気になります。
 誰か「クイズはじめて絵本」を書いてくれ。

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