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2008年5月13日 (火)

【提案(その他)】関西クイズシーンの現状と活性化

 今年1月に大阪に引っ越して以来、
 ・イベント……u-4/Quizzes west、xyz=7関西開催、勝抜杯参加
 ・サークル……vita立ち上げ+関シロー・モンキーズ・烏・ブリーズ阪神・楽寿会参加+関西ネクステ飲み会参加
 と、まずは「関西の現場を自分の目で見て、感じる」ことを強く意識してきました。

 先週の勝抜杯参加で、それも一段落かな、と思っています。
 まだ4ヶ月、限られた経験ではありますが、僕なりに思った「関西クイズシーン(京阪神)の現状と活性化」について、今時点での案をまとめます。

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 【1.現状】

 ≪サークル≫
 ・各サークルとも盛り上がっているし、居心地は良い。運営やクイズの内容についても、他地域と比べても全く遜色はない。
 ・ゲストに対して「閉鎖的」「排他的」という感じもしなかったし、いくつかのサークルはHP上で「ゲスト参加OK」を謳っている。
 ・但し、そもそも他のサークルに「ゲストで参加しようとする」人がほとんどいない。 

 ≪イベント≫
 ・参加者限定・ジャンル限定がない「フルオープン」だと、年間3~5大会と、けして「ゼロ」ではない。が、クイズ人口との比を考えても、関東よりは極端に少ない。
 ・京大・立命館・モンキーズなど、サークル主催が大半。関東のような「個人杯(勝抜杯、NS、うそくさい、久栗などはあるものの)」は少ない。「サークルの枠を超えたプロジェクト型イベント(関東のabc、u-4、ロブスター、往年のKITSCH、?、×など)」は皆無。
 ・また、そのような「大手サークルによるフルオープン」は、関西以外の強豪プレーヤーが多数参加する。関西のミドル層以下にとっては、活躍できるイベントがほぼ皆無。また、「関西-関西以外」の交流はなされているが、「関西-関西」間の交流にはあまり繋がっていないように映る。
 ・中高生限定のイベントは、年間3大会前後。
 
 ≪プレーヤー≫
 ・複数サークルを掛け持ちするのは、僕の知る限りhalさん・ドMさん・ZUKAらごく数人。それ以外の方は「月1回、自分のサークルでのクイズ」に満足している方がほとんど、のように僕の目には映る。(勝抜杯翌日のフリバ会=楽寿会も、大多数は遠征勢で、関西の方はあまり参加されなかったし)
 ・サークルの枠を超えたクイズ関係者同士の横のつながり~mixiやblogでのオンラインでの交流も含む~は、関東に比べればかなり薄いように思える。たとえば関東だと、mixiで違うサークルの人がメッセージを交し合う様をよくみかけるが、関西の関係者ではあまりそのような姿を見ない。

 このような、「所属サークルでの月1回のクイズがベース」で、「他サークルやイベントでのクイズが少ない」状況が、ここ10年続いていると思われる。
 
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 【2.仮説】

 ・関西の方々は、「月1回、自分のサークルでクイズをやる」のが「普通」。
 ・その一方で、「月に複数回クイズをやる」「所属サークル以外でクイズをやる」ことの経験がほとんどないし、そもそもそのような選択肢がほとんど認識されていない。
 ・関西の他サークルのプレーヤーと交流する機会がほとんどない。その楽しさやメリットもあまり広まっていない。
 ・イベントは、「各サークルが、人材を揃えた上で労力を投入し、高い質に仕上げて開催するもの」という認識。関東と比べると、イベント開催に対する敷居が高い。そのため個人杯はほとんど開催されない。
 ・ミドル層以下からすると、イベントは「全国から集まる強豪のためのもの」であり、「自分たちが愉しめるようなものではない」という認識があるのではないか。「イベントに参加しない、参加するにしても勝抜杯だけ(年1回のお祭として。自分が出るための大会ではなく)、でもサークルには毎回参加する」層が一定数いると思われる。

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 【3.「問題点」ではなく、橙武者としての思い】

 今の関西に、解決すべき「問題点」がある、とは思っていない。
 今の関西の方々は、「月1回」のクイズに満足しているのだから。
 しかし、私は「もっともっと関西クイズシーンを活性化し、より多くの人に、もっとクイズを楽しんでもらいたい」と考えているし、それが可能だと信じている。
 「悪いところを直す」のではなく、「良いところをもっと増やせる」、というのが橙武者の主張。

 「現状でみんな満足している。外から来た人間が”関東ではこうだから、関西でもこうすべきだ”と振りかざすのは、自分勝手で傲慢。誰も求めてない」のではないか、という怖れもある。
 しかし、「もっとクイズを楽しみたい」というニーズは、現在の関西では「認識されていない」だけで、魅力あるクイズの仕組みの提案・実現により、そのようなニーズを引き起こすことは可能。
 
 関西は、関東についで日本で2番目の人口を持つ地域だし、高校・大学も多く若年人口も多い。関西発のクイズ文化(アタック25などのABC制作番組、RUQS、難問長文ブーム)が日本を席巻したこともある。
 クイズ的なポテンシャルを秘めている地域……にも関わらず、大半の人は「所属サークルでの月1回のクイズ」に満足してしまっており、活動がサークル外に広がっていかない。かといって、月2回活動したり、多くの人を積極的に受け入れるサークルがあるわけではない。当たり前の話だが、「そのサークル内部でのそこそこ」レベルでの活動に留まっている。もちろんサークルを維持するだけで大変なのも理解するが、しかし、人材の活用という意味ではあまりに勿体無い。仕組みをうまく作ることで、「より多くの人が、もっとクイズを楽しむ」ことは十二分に可能。
 そして、関西のクイズシーンの活性化が、日本のクイズシーンの活性化に直結する。  

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 【4.今後のアクション】

 ≪ねらい≫
 ・関西の方々に、「所属サークル以外で、クイズを楽しむ場」を、ローコストで提供。その楽しさを知ってもらい、ゆくゆくはその担い手も兼ねてもらう。
 ・関西の方々の中での交流を増やす。単にプレーヤーとして競い合うだけではなく、「友達・仲間を作れる場」としてのクイズの魅力を訴求し、それによるクイズへの意欲増大を図る。

 ≪具体的アクション≫
 1.いろんなサークルの人が集まれるようなイベントをローコストで開催。その際に懇親会、団体戦などをやることで、サークルの枠を超えた横の繋がりを作る。
 →・「再放送プロジェクト(仮)」~他地域のイベントの再放送・再編集~の実施。8月までに何らかのアクションを実施。

 2.従来のサークルとは違った軸でのサークル主催、およびサポート。従来のサークル枠と異なる繋がりを作る。
 →vita主催、ブリーズ阪神・関西ネクステのサポート、ブログ等を通した各サークルのPR。

 3.関西で「イベントの開催に興味あり」という人がいれば、積極的にサポート、ノウハウを提供する。
 →大会へのスタッフ参加、ノウハウ提供。できれば若手を焚き付けたい。

 4.プロジェクト型イベントに、無理のない形で協力いただく。
 →u-4/Quizzes、および新規イベント(近日中に発表)。
  まずは「問題作成」&「当日スタッフ」に招待し、 「イベントを開催する楽しさ、充実感」を知っていただく。
  ゆくゆくは個人杯・プロジェクトを自発的に主催できる人材を育てる。
  u-4/Quizzesやxyzにしても、関西から担える人材を育てていくことで、日本のクイズシーンの活性化に寄与する。

 流れとしては、こんな形です。

 「"イベント""会員制度のない新サークル"という、”所属サークル”以外の場でクイズや交流を楽しむ」(1、2)
   ↓
 「クイズイベントのスタッフ経験を積む(まずは「自分がやりたいことをやる」イベントから。関西はそれすらない)」(3)
   ↓
 「さらに、他サークルの人とのプロジェクト型イベント(「みんなが求めていることをやる」)のスタッフ経験を積む。将来的には主催できる人材を増やす」(4)

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 【5.まとめ】

 将来的には、「関西の方々が、自分たちの力で”より多くの人がもっとクイズを楽しめる”よう、自分で自分をモティベートして積極的に動いていく」自立体制を作る。これが「関西クイズシーンの活性化」の一つの到達点です。
 でも、いきなりそこを目指すのは、無理がある。

 そこに至るまでには、まずはローコストで~使えるものは関東のお古だろうが過去の企画だろうが使い回して~、まずは「クイズをたくさんやる」「いろんな人と交流する」楽しさを、関西の方々に味わっていただく。その楽しさを味わわない限り、「自分が担い手側に回ろう」という発想は出てこないでしょう。
 この楽しさを関西の方々はまだまだ味わっていない、そこがもったいないし、そこに可能性があるというのが僕の思いです。

 「ローコスト」と何度も書いていますが、上記のようなことをやろうとするには僕一人では無理です。多くの方のご協力をいただかない限り、関西のクイズシーンの活性化は無理だと思っています。でも、逆に言えば、いろんな方のご協力をいただければ、関西のクイズシーンはまだまだ活性化できると信じています。
 どんな形でも結構です。1問からでも、一言のメッセージでも、当日のちょっとした手伝いレベルでも結構です。協力してみたいという方、こんなやり方があるよ、という方、ぜひご一報ください。ともに関西のクイズシーンを盛り上げていきましょう。
 また、当方の意見が「的外れだ」「独善的だ」と感じた方、ぜひご意見・ご指摘をいただければと思います(宛先→quiz_too_fun阿斗nifty.com)。僕はまだ感じ取れていない関西独自の状況はまだまだあるはずです。適切なアクションをとるためにも、ぜひご教示いただければ幸いです。

 多少激烈なところ、失礼なところがあった点はご容赦ください。
 関西在住の2年間(予定)、できる限り・でも無理のない範囲で、関西のクイズシーンの活性化に貢献したいと考えています。ご協力よろしくお願いします!

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