【感想・本】歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』
本来は東京をブラブラしてタージマハル→クイズ観戦にでも行こうかと思っていたが、諸事情で朝一の新幹線で帰阪して自宅待機することに。
で、朝久々に「一蘭」で食べた後、新幹線の中でずっと読んでたのがこの本。
ネタバレはないですが、「本を読む前に事前に情報はあまり聞きたくない」という方もいるかと思いますので、興味がある方は「続き」をどうぞ。
タイトルは確かにとても耳あたりが良い、のだが、叙述トリックとしては「ハサミ男」の方が面白かったかな。
また、そことは関係ないところで、進行(主人公の行動)にやや無理というかご都合主義を感じた。
そのやり方じゃ話進まないだろう、と。
主人公が……なんだろうな、というのはうっすらと読めてたんだけど、……もそうだったとは。そちらは気がつきませんでした。先入観をあらためて自覚する、そんな研修のテキストとしても使えそうだ。
あと、ラストシーンの主人公の言葉が長すぎる。もう2ページ削っても良かった。注釈ももう少し自然な形で本文に入れられなかったものか。せめてエピローグとか。
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