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2008年1月10日 (木)

【近況】新年恒例

 広岡達朗の「監督道」で紹介されていた、合気道家の言葉。
 「理詰めで鍛錬して、無で戦う」
 この言葉を聞いたとき、自分自身が理想としているクイズスタイルに近いな、と感じました。 

 日々の鍛錬は、まさしく「理詰め」。自分の力を判断し、強いところを伸ばし、足りないところを埋める必要がある。
 で、ルールを聞いて、頭の中でいくつかシミュレーションする。勝つための方法をいくつか想定する。
 ここまでは「理詰め」の世界です。

 ただし、いざ早押しクイズの最中となると、とにかく「来た球を打つ」以外のことはあまり考えていません。
 僕の場合、問題を聞いている最中に「どの戦略で行こうか」「相手の得意分野がどうだ」と考えたり、「この勝負は勝たねば!」と気負いすぎたり、逆に「この相手に勝てるだろうか?」と不安がってしまうと、どうしても判断力が鈍ってしまう(両立できる人もいるかもしれませんが、少なくとも僕は無理)。

 問題と問題の間の短い時間で、ルールやその時点での状況でギアを「大胆/慎重」に切り替えたり、戦略を修正することはあります。ただ、基本的に問題を聞いている最中は何も考えていません。なので、振り返ってみれば戦略ミスも多々あります。それでも「来た球を打つ」ことに専念して正解を重ねることの方が、勝率として高い……そんなことを、プレーヤーとしてナンバーワンを目指していたときは心がけていました。
 基本的にクイズの形式の大半は「たくさん正解した奴が勝つ」わけですし、あとは普段からの理詰めの鍛錬を信じて、考え過ぎずに問題と自分の知識に向き合う。いわば「無我の境地」。

 あ、珍しくプレーヤー云々って書き始めたのは、「無我の境地」って言いたかっただけです。新年だし。

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