【スタッフ・イベント】賢押杯2007(7月15日(日))
朝6時に目が覚めたので、先に問題集を搬入。予想以上に雨は降らず、ほとんど濡れずに澄んだのは有難い。
それから一寝入りし、シャワーを浴びて気合を入れてから出発。会場まで徒歩3分の位置の東横インを予約しておいて本当に良かった。
まず最初に。
すみすさんをはじめとするスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
今回僕の担当は「部屋別の司会進行」と、「準々決勝以降の実況」。
いずれも、「オフラインクイズの真剣勝負の楽しさを知ってもらう」一方で、「真剣勝負だけではなく、楽しい雰囲気を味わってもらう」ことを意識してスタッフに臨みました。
部屋別のメンバーは、スタッフ経験も豊富なUchidaさん(得点)と初代ロンオブ(問い読み)、QMA系の造詣が深いバステト先輩(ルームマスター)。非常に心強いメンバーでやりやすかったです。
「オフラインクイズは初めてor2回目、という方が多いだろう」ということから、極力丁寧な進行を心がけました。「この形式の見所、勝負所はどんなところか」「この場面で誰が正解するとどうなるか」とか。楽しんでもらえたという点では自画自賛していますが、一方で時間が10分くらい押してしまったのは反省点(この手の経験は豊富なのに……)。
あとは「マンオブ風」の説明、「マンオブって何?」ということを企画開始寸前では説明したんですが、コース選択時に説明するのを失念してました。「マンオブって何かわからないから指名しなかった」という方もいらしたそうで、これはかなり反省点。
それと、xyzで心がけている「所在なさげにしている人へのフォロー」は殆どできませんでした。ここらへんはマンパワーとか時間的余裕の問題もあるし、大会内容を考えると「必須」ではなかったですが、個人的にはもう少し力を入れられれば、と。
で、実況。僕とSIB.という非常に不思議な人選。2人とも「QMA界の有名プレーヤー」は全く知らない(「QMA出身で、熊熨斗やxyz経由でクイズに触れている」方ならば確かに他の方よりは詳しいけど)。その上、うるさい人間を2人並べてしまうとヤな相乗効果が生まれそうだなあ……と。だったら自粛すればよかったんですが、マイクと早押し機とお客様の前では性格が変わってしまったのが悲しい性、必要以上にしゃべりすぎてしまったのは大反省点で。決勝はさすがにかなりセーブしましたが、準決勝も「雰囲気が全然厳粛にならなかった」と某スタッフに指摘されたりもしたので。
僕が意識していたのは、「より面白く見てもらうための補足をすること」。選手についての紹介をしたり、どのようなところが勝負所かを示したり……。ここは部屋別とほぼ同じなんですが、付け加えて一つ意識したのが、「一観客としての素直なリアクションをきちっと伝えること」。
イベントを見るのも初めて……という方も多いでしょうし、どのようにクイズを見たらいいのか戸惑う方も多いはず。押し付けにならない範囲で、「観客としての一つの見方」を伝えることを心がけました。あえて「すげー」などの感嘆詞をセーブしない(解説者であればセーブするところを)、とかね。ここらへんはいわばフードバトルクラブにおける伊集院や勝俣のポジションをイメージしていただければ。
……もっとも、その結果山崎修(←「すっげー多英」の人)のようになってしまったきらいはあるけれど。過ぎたるはなお及ばざるが如し。
あと副次的効果として、司会のイシュタムさんが手が離せなくて間があいてしまったとき、場つなぎすることができたのは良かったかな、と。ここらへんは僕よりも司会経験豊富なSIB.がいてくれたことが効果的でした。あとはスコアラーのUchidaさんがすぐ近くにいたので、前ラウンドのデータ的側面を話したりとか。
ともかく、前回同様、スタッフをやっていて非常に楽しかったです。次回がある際は、また是非スタッフの一員に加えていただければ、と。
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以下、実にどうでもいい雑記。
・オープニングテーマがPE’Zの「Hale no sola sita-LA YELLOW SAMBA-」。それも「PE’Z COLOR VOL.1」というアルバムに収められているリミックスバージョン。しかも、途中はQMA関連の曲かと思いきや、いきなりコーネリアスだったりするし。一体誰の選曲なんだろう?
と思って今検索したら、この曲をアレンジしたのはFANTASTIC PLASTIC MACHINE。賢押杯2006でもかなりFPMは使われていたので、前回と選曲した人は同じということか……。
・昼食は「dancyuおむすび」と「豆腐屋ジョニー冷奴」という、セブンでセレブぶった、略してセレブンな食事。ジョニー冷奴はかなり美味かったです。何もつけなくても美味い。
そうそう、賢押杯と関係ないけど「dancyu黒カレー」は結構イケました。インドカレーなんてなかなか食べられない静岡では貴重な存在になりそう。
・問題集の販売は、ほとんど売る時間がなかった割にはそこそこ順調。
QMA特集の「Quiz Park vol.5」、「声優や水曜どうでしょうジャンル別、初代ロンオブの“正解が声優問題”が並んでます」とアピールした「73タロー」は結構売れた一方、「abc5」「Quizzes-2」他の問題集はアピール不足であまり売れず。絞り込んでもっとアピールすればより効率的だったかも。
あとはPOPを作り忘れた。こういうイベントだからこそ、お客様とのコミュニケーション手段であるPOPはかなり重要なのに。反省(反省ばかりだ)。
・「眼鏡はダテじゃない!」という煽りが事実、ってのは知らんかった。眼鏡かけたところ見たことなかったので……失礼しました。っていうかそこに突っ込む必要があるのか自分。あと「女性の学生クイズプレーヤーでは5本の指に入る存在です」って、そもそも何人いるんだ女性学生プレーヤー、と。
・準決勝、こさかまことくんが出てきたとき、SIB.と「小林尊だ!プリンスだ!」と煽る。いや、小林には似てないんだけど、クイズ関係にはあんまりいないルックス。タンクトップがオッさんっぽく見えない人は、クイズ界では仙台一(当時)のたくくん以来のような気がします。
その次にレキさんが出てきたときは、「あんな感じのキャスケット被ってたフードバトラーいたよな」「誰でしたっけ?」「……そうだ、小国だよ小国!」
QBCからもう5年以上経ってるのに、白田だの解説・伊集院だのって、なあ。
・終了後の飲み会。翌日高校生クイズ富士山大会があったため、「ながら」で帰るために早めに出なければいけなかったのが残念。話したい方がたくさんいたので、一人一人ゆっくり話せなかったのも心残り。しかし140人超とは。あれだけの人数での飲み会は初めてです。
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コメント
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賢押杯はおつかれさまでやんした.
予選の位置づけが,xyz的フレンドリーイベントなのか,地方大会的な真剣勝負なのかいまいち飲み込めずうまくフォローできなかったのが自分の反省.その上,時間も押したし.
POP.そうそう,POPないなあって思ってたけどやっぱり忘れてたんすね.A4ハードクリアケースで常備してるといいっすね.
FPM.確か準決勝の入場がFPMの“Reach for the stars”だったので,音響さんがFPM好きなのでしょう.
小林尊.といったら最近コレを観てしまいました.
http://www.youtube.com/watch?v=uNeuNjoQO08
投稿: SIB.@ちゃんぽん | 2007年7月22日 (日) 01時30分
>ちゃんぽん
実況、お疲れさん。
1本のマイクを2人で共有するという、なんかのデュオのような展開だったな。愛内里菜か三枝夕夏か、って感じの(適当)。
予選の位置づけは「地方大会的な真剣勝負」なんでしょうね、本来。本来なら。
真剣勝負の間に茶々を入れる点、僕は昔のクイズ番組でいけば「FNS」を少し意識していました。
FPMは今回も使われていたみたいね。PE'Zは本当に音響に使えると思います。誰かもっと使わないかなあ。
小林尊のはコレか。
http://www.takeru-kobayashi.com/blog/2006/11/post_31.html
投稿: 橙武者 | 2007年7月22日 (日) 08時01分