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2006年9月10日 (日)

【quiz_too_fun】クイズ論メモ「"人"から見たクイズの変遷」~(9)社会人が新歓・人材育成機能を担うにはどうすればいいか?~

 「クイズの現状や将来像に対して、どう考えているのかを整理し、何をすべきかを考える。それを今後のアクション(xyzなど)に反映させる」……という目的で始めたこのクイズ論。
 だいぶ長くなってきたので、目次を。
 
 (1)まえがき

 <歴史篇>
 (2)テレビクイズの時代(~1993年頃)
 (3)大学クイズ研&OBの時代(1993年頃~2002年頃)
 (4)脱・大学クイズ研の時代(2003年頃~)・時代状況篇
 (5)脱・大学クイズ研の時代(2003年頃~)・時代状況篇Ⅱ

 <現状篇>
 (6)新歓・人材育成機能の変遷
 (7)新歓・人材育成機能の今後の担い手
 (8)なぜ社会人は、新歓・人材育成機能に関心を抱くのが非常に難しいか

 そしてこの(9)からが「将来篇」となります。

--------------------------------------

 「社会人が新歓・人材育成機能を担うにはどうすればいいか?」ということを、今回は考えていきます。
 箇条書き中心となります。あらかじめご了承ください。 

 【目的】

 「”やる”クイズの存続のために、”オフラインクイズへの新歓・人材機能を、社会人がなんらかの形で無理なく分担する”システムを整える。」
 (ネットクイズ、QMAについてはわかりかねるため、オフラインクイズに絞って考えます)

 【数値目標】

 「オフラインクイズを継続的に楽しむ人」を、社会人主導のアクションにより、全国で年間に50人増やす。

  <算定するにあたっての仮定>
 2006年現在のオフラインクイズ人口(継続的にサークル・イベントに参加する意志のある人)を、約2000人。
 うち、2006年中になんらかの都合(「飽きた」「クイズに魅力を感じなくなった」などクイズ自体の要素が強い場合もあるし、卒業・就職、引越し、結婚・出産などクイズ以外の要素が強い場合もある)で抜ける人を約100人(人口の5%)とする。
 やるクイズの存続のためには、100人が新しくクイズを継続的に始める必要がある。
 100人のうち、高校・大学クイズ研で50人が入会(以前に比べると大幅に減っている)。そのため、100-50=50人を社会人主導で増やす必要がある……というのが、「50人」の算出基準。

 【「社会人が担う」上での制約条件】

 ・高校・大学クイズ研のような「新歓活動」は一般的ではなく、その環境も整っていない。主体的に環境を作っていく必要がある。
 ・時間・労力は、学生に比べればあまりかけられない。
 ・「クイズ文化/クイズ界」という、大きすぎるカテゴリーに対し時間・労力を費やそうとする社会人は、残念ながら非常に少ない(→(8))。貴重な時間・労力を提供いただくためには、別の切り口が必要。
 ・学生であれば「代々、先輩から後輩に代替わりしながら、サークルで何かを担う」ということがやりやすい。しかし社会人の場合、代替わりが発生しにくく、中長期で何かを担うことが「負担」「志・モチベーションの伝承」の双方でやや難しい。(単発であればやれることもあるが、中長期的に複数回何かをやるのが難しい)
 
 【基本方針】

 (1) 「初心者がクイズを楽しめる」ようなサークルの増加

 初心者と中級者・上級者の実力格差は、年々開いていっている(中級者・上級者でクイズから離れる人が少なくなってきているため)。
 そんな中、「初心者が楽しめるサークル」がもっと必要。もちろん、中級者向け・上級者向けのサークルもさらに増えることが望ましいが、優先順位としては「まず、初心者が楽しめる場を確保する」ことが重要と考える。

 ○初心者「限定」のサークル(参加資格の制限、卒業制度などが存在)・・・現状はnextsteps、博多クイズコミュニティ、名古屋xyz発クイズサークル→これがもっと増える必要があり

 ○初心者限定サークルを卒業した人の受け皿となる、「初心者も上級者もともに楽しめるサークル」の増加・告知→新サークル設立、既存サークルでの初心者対応の促進(初心者向け企画を各サークルで共有するなど)

 また、「ベテラン層が新歓活動をやりたくなる=”中長期にわたって存続してほしい”と思えるサークル、いわば帰属意識を持てるようなサークル」であるのが理想。
 (「クイズ界の存続」に興味がある社会人はほとんどいないが、「ご自分が所属するサークルの存続」であれば、興味を持って自発的に動いていただける方は多いと考える)
    
 (2) 既存サークルの存続
 
 ○各サークルの新歓活動のサポート
  各サークルが個別に新歓活動を行うのはもちろんのこと、「クイズ界への共通新歓活動」として、”xyz”→”初心者限定サークル”→”サークル見本市(colorful bridgesなど)”→”その他サークル・イベント”という流れをさらに固めることで、さらに各サークルの新歓活動・存続を支える
  (なぜ「いきなり初心者限定サークル」ではなく、クイズ体験イベント「xyz」を実施する必要があるのか?については後述)

 ○「クイズ新ポータルサイト」を作成・継続し(詳しくは後述)、各サークルの会員募集情報を集約する。

 ○各サークル存続のためのローコストオペレーションを進めるため、企画(問題・形式)を各地のサークルで共有化。詳しくはこちら→【提案(サークル)】企画の共有化

 ○サークル運営のノウハウ共有(新ポータルサイト、Quiz Parkの特集)

 (3) オフラインクイズ自体の普及広報活動

 <クイズに興味を持った人を対象>

 ○クイズ新ポータルサイトの作成・継続。クイズ番組などをきっかけにクイズに興味を持った人に対し、クイズのさまざまな楽しみ方(サークル/イベント/番組/ネットクイズ/ゲーム等)の魅力を伝える。
 *「クイズ」と検索すると先頭に出てくるよう、SEO対策を行う。

 ○QMA・ネットクイズ・番組ファンサイトなど、「オフラインクイズ以外のクイズ」へのxyz等の告知。
 
 <もともとクイズに興味を持っていない人を対象>

 ○同人誌即売会(コミッククリエイション、コミックマーケット、コミックシティ)へのクイズブース出展

 ○早押し機レンタルの促進

 *「もともとクイズに興味を持っていない人」を対象にするのは、多大な資金・労力が必要。現状では「クイズに興味を持った人」に対するアクション自体ほとんど整備できておらず、そちらが先決。「もともと興味のない方に、興味を持ってもらう」アクションについては、当面のところ即売会・レンタルにてローコストで草の根的に実施。

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 (1)~(3)をまとめると。
 中心となるのは、クイズイベントではなく、クイズサークルです。ニューカマーもベテランも、初心者も上級者も、ともにクイズサークルという場で楽しめる……というのが理想であり、そのためには初心者「限定」サークルが必要となってきます。
 また、4月の新歓活動がある高校・大学クイズ研に比べ、社会人クイズ研はそのような明確な新歓時期・手法がないため、自分で環境を整えていかなければならない。そのために、各サークルが個別に新歓活動を行うのに加え、”xyz”→”初心者限定サークル”→”サークル見本市”→”その他サークル・イベント”といった形で「クイズ界共通新歓活動」を実施するのが効率的・効果的と考えます。

 なお、新しく始める部分というのは、実は多くありません。
 xyzやQuiz Parkについては、位置づけを明確にし、無理なく実施するためにコストを抑えながら、今後も継続していく予定です。
 新規の部分については、特に以下の2つ。

 ・"colorful bridges"="xyz"・"nextsteps"とその他サークル・イベントとの架け橋
 ・クイズ新ポータルサイト

 次回以降は、各項目をもう少し突っ込んで考えてみます。

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