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2006年9月16日 (土)

【quiz_too_fun】クイズ論メモ「"人"から見たクイズの変遷」~(12)基本方針3・オフラインクイズ自体の普及広報活動~

 -目次-

 (1)まえがき

 <歴史篇>
 (2)テレビクイズの時代(~1993年頃)
 (3)大学クイズ研&OBの時代(1993年頃~2002年頃)
 (4)脱・大学クイズ研の時代(2003年頃~)・時代状況篇
 (5)脱・大学クイズ研の時代(2003年頃~)・時代状況篇Ⅱ

 <現状篇>
 (6)新歓・人材育成機能の変遷
 (7)新歓・人材育成機能の今後の担い手
 (8)なぜ社会人は、新歓・人材育成機能に関心を抱くのが非常に難しいか

 <将来篇>
 (9)社会人が新歓・人材育成機能を担うにはどうすればいいか?
 (10)基本方針1・「初心者がクイズを楽しめる」ようなサークルの増加
 (11)基本方針2・既存サークルの存続

--------------------------------------

 というわけで、基本方針その3。
 オフラインクイズ自体の普及広報活動です。
 今回もさらに走り書き。

 広報活動を大きく分けると、対象が「もともとクイズに興味を持っていた人」なのか「持っていない人」なのか、に分けられます。
 このうち、「興味を持っていない人」向けの普及活動としては、「イベント等で実際にクイズをやってもらう」機会を作るのがメインになるかと思います。同人誌即売会などで「クイズに触れる機会」を設けるのも手ですし、自治体などに早押し機をレンタルすることで間接的に機会を増やすのも手です。
 とはいえ、この分野に本腰を入れて取り組むとなると、多大な資金・労力が必要です。それこそマスコミを使うくらいの。現状は「クイズに興味を持った人」に対する環境自体ほとんど整備できておらず、万が一再び何かの視聴者参加型クイズ番組がスタートしたとしても、中長期的には「”やる”クイズ」にはほとんどプラスの影響を与えないと予想されます(2002年頃に「ウィーケストリンク」「タイムショック」「天」と視聴者参加番組が並ぶプチクイズバブルがあったのですが、それらがきっかけでクイズに興味を持ち今も続けている人は多くありません)。

 なので、「クイズに興味を持った人に、クイズを楽しんでもらう機会を作り、サークルなどで継続的にクイズを楽しめるところまでつなげる」ことが優先順位としては上になります。「もともと興味のない方に、興味を持ってもらう」アクションについては、当面のところ同人誌即売会(コミケ・コミクリ)やレンタルにおいて、ローコスト・草の根・趣味の一環として(即売会に参加したい+それがクイズであれば尚良い、といった形で)実施……というのが現実的かと思います。
 
--------------------------------------

 で、「クイズに興味を持った人」への手として、「現在ほとんど行われていない割にローコストでスタート・継続できそう」なのが、「クイズ界新ポータルサイト」構想です。

 かつては「鈴木舟太のクイズホームページ」、現在「クイズナビゲーションサイト 一心精進」が、クイズ関係の情報サイトとして半ばオフィシャルな部分を担っています(お二人のインタビューは「Quiz Park」第2号で!)。クイズイベント情報(告知・結果報告)が充実しており、ここ数年のクイズイベントはこの両サイトの存在なしには成立しなかったでしょう。
 とはいえ、どちらかといえば既存クイズプレーヤー向けの情報であり、「クイズに興味を持った人に対して、その後サークルやイベントにてクイズを続けてもらえるように、クイズ情報を提供する」機能については、クイズ界全体を見たときに充分とは言えません(一心精進には「オープン大会に参加しよう!~大会参加マニュアル~」という便利なコンテンツがありますが、サークルに対する情報をまとめたサイトはありません)。
 とはいえ、ニシダさんの奮闘によりギリギリのラインで支えられている「一心精進」に、これ以上負荷をかけられません(お体、大丈夫でしょうか……)。「クイズに興味を持った人」向けのサイトは、別に設けた方がベターかと思います。

 また、テレビ番組やQMAで「クイズに興味を持った人」は、検索エンジンで「クイズ」「高校生クイズ」「QMA」と検索することが多いようです。これだけインターネットが発達した今となっては、クイズに限った話ではなく、何かに興味を持ったらまずは検索……というのが増えてきているでしょうし、今後はさらに一般化するでしょう。
 ということで、いろいろと検索してみました。使ったのはgoogle、yahoo、gooですが、あまり検索エンジンによる差は感じませんでした。なお、2006/9/16時点のデータです。

 ○「クイズ」○
 「やる"クイズ系」のサイトは殆ど出てきません。一心精進はもちろん、quiz_too_funも出てきませんし、老舗のFQUIZ.JPもしかり。
 上位は「パズル・頭の体操系」か「テレビ番組系」が多いようです。

 ○「高校生クイズ」○
 さすがに公式サイトが一番上にきます。
 以下、「高校生クイズWEB Come on a Fire!」「高校生クイズを極めるページ」と続きます。
 ネットクイズからクイズに入られた複数の方から「高校生クイズで検索したら、SAKUGEにヒットしたのがきっかけ」とお伺いしましたが、2006年9月16日の調査では確認できず。SAKUGEの企画モチーフがウルトラクイズにシフトしたのが原因でしょうか?

 ○「ウルトラクイズ」○
 まずはスポンサーサイトが先頭。「お笑いウルトラ」も含む。
 その後はwikiの他、「ウルトラクイズ ハットちゃん」「mischievous - クイズのおはなし」といったファンサイトが上位でヒットします。

 ○「クイズマジックアカデミー」○
 公式サイトに続くのが、「クイズマジックアカデミーファンサイト」。いろいろなルールがコンパクトにまとめられてわかりやすい……と思ったら、舟太さんのサイトでした。
 次が「クイズマジックアカデミー(QMA)予備校」。管理人さんにはxyzでもお世話になっています(トップからリンクを貼っていただいています)。
 
 いずれも、せっかく「クイズ関連」に興味を持っていただいたにも関わらず、「”やる”クイズ」にはダイレクトに結びつかない。xyzの告知を番組やQMAのファンサイトに載せていただいています(ありがとうこざいます)が、「”やる”クイズ」の情報をダイレクトに得ることができれば、もっと「”やる”クイズ」に興味を持つ人が増えるかもしれません。

 ……といったように、クイズに興味を持った人からすれば、現状は「質・わかりやすさ」「量・アクセスしやすさ」のいずれにしてもまだまだ充分とは言えません。まだまだ開拓の余地はあるかと思われます。
 
--------------------------------------

 そこで、「クイズに興味を持った人」中心に、「わかりやすい」情報を、「アクセスしやすい」サイトにて提供する。
 さらに、(10)で書いた「サークル情報(会員募集情報、活動内容など)をわかりやすくまとめた」ものがあれば、既存のクイズプレーヤーに対してもメリットが大きい。
 これが、「クイズ界新ポータルサイト」構想です。
 現在、halさんを中心にプロジェクトが進んでおり、今年中には始動の予定です。

 内容としてはまだ未定ですが、上記のことを考えると必要となるのは……
 
 【情報の内容】 
 ・「クイズとは何か?」を、クイズにあまり触れていない方にわかりやすく伝える情報、FAQ
 ・サークルについての情報(各サークルへのリンク、特に初心者歓迎サークルへのリンク)
 ・クイズ番組、QMAに関するニュース
 ・ネット上でできるクイズ企画・問題
 ・各クイズサイトに対するリンク

 打ち合わせのときに「参考になる」という声が上がったのが、全日本かるた協会です。いわば「このサイトのクイズ版」を作りたい、と思っています。
 基本的に、従来のクイズサイトで担っている部分はそのまま現状維持(イベント情報の「一心精進」、通販・早押し機レンタルの「quiz_too_fun」、各ネットクイズサイトなど)とし、そこへの「入り口」としてのサイト設計を行うのが、労力面から見るとベターと考えています。

 【情報のアクセスしやすさ】
 ・「クイズ」「高校生クイズ」などで検索したときに上位に来ること
 ・既存クイズサイトとの相互リンク
 
 サーチエンジン最適化については詳しくないですが、おそらく「キーワードとなる単語を含む(”やる”クイズだけではなく、”高校生クイズ””QMA”場合によっては”パズル”なども)」「更新の頻度」「他サイトからのリンク」といったあたりがキーになるかと思われます。
 コンテンツの一つに「クイズ番組、QMAに関するニュース」があるのは、そこを狙ったものです。もちろん、更新頻度を上げるとなると「負担が偏らないようにどう運営するか」という問題が出てくるのですが。
 クイズ企画・問題については、当初は「あまり更新しなくても成立するもの(既存のクイズ問題を掲載する、など)」で立ち上げますが、これも定期的に更新できるものであればベターです。これについては、エキスパートであるネットクイズ関係者の方のご協力を得たいと思っています。

 近日中に、「こんな形のサイトにしたい」という案を出します(10月予定)。
 中長期的に継続するため、「一人が全て管理する」タイプのサイトではなく(少なくとも自分には中長期で関わるのは難しいです)、「投稿されたものを、複数の有志がチェックすることで、負担の集中と不適切な情報を防ぐ」システムが作れれば……と現在模索中です。
 このプロジェクトに興味がある方、ネットサーフィンのついでに手伝ってみたい方は、ぜひ橙武者までご連絡いただければと思います。

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