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2006年9月11日 (月)

【quiz_too_fun】クイズ論メモ「"人"から見たクイズの変遷」~(10)基本方針1・「初心者がクイズを楽しめる」ようなサークルの増加~

 -目次-

 (1)まえがき

 <歴史篇>
 (2)テレビクイズの時代(~1993年頃)
 (3)大学クイズ研&OBの時代(1993年頃~2002年頃)
 (4)脱・大学クイズ研の時代(2003年頃~)・時代状況篇
 (5)脱・大学クイズ研の時代(2003年頃~)・時代状況篇Ⅱ

 <現状篇>
 (6)新歓・人材育成機能の変遷
 (7)新歓・人材育成機能の今後の担い手
 (8)なぜ社会人は、新歓・人材育成機能に関心を抱くのが非常に難しいか

 <将来篇>
 (9)社会人が新歓・人材育成機能を担うにはどうすればいいか?

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 まずは3つの基本方針の一つ、「初心者がクイズを楽しめる」ようなサークルの増加について。
 メモというより、もはや走り書きの域ですが……。

 【初心者「限定」サークルの意義=「初心者」「上級者」共存のサークルでは駄目なのか?】

 ・「初心者がクイズを楽しめる」というのはどういう状態か。
 いろいろ見方はあるが、やはり「問題の難易度が適切」「解答機会がある程度確保される」ことは必須と考える。
 例会でても答えが全くわからない、答えがわかっても全然答えられない……だと、モチベーションも持続しないだろうし。

 ・とはいえ、上級者も忙しい中、自分の時間を費やして参加している。
  また、Quiz Road Cupや勝抜杯、イージオス主催イベントなどの目標となるイベントがあり、「レベルアップ」については上級者も意識している。
  上級者のニーズとして、「もっとたくさん」「強い相手と真剣勝負したい」というのが自然、と思われる。傾向によっては、「もっと難易度・新奇性の高い問題で」という要素も付け加えられる。

 ・一方で、上級者と初心者がともに楽しむとなると、「問題の難易度を落とし」「解答機会を均一にする=上級者の機会を減らし(勝抜け制、シード制など)、初心者の機会を増やす」ことが必要。となると、上級者にとっては自分のできるクイズの質・量ともに下がる……という懸念がある。
 「自分のやりたいクイズを我慢してまで、新しい人を入れる/合わせる気はない」と上級者が思っても、なんら責められることはない。現に劇団「魯鈍」(仮)における自分のスタンスがまさにこれだし(「遠慮一切なしのガチンコ勝負で」「自分が好きな難易度・傾向のクイズができる」というのが魯鈍の有難さだと思っている)。
 
 ・「上級者のクイズの質・量を減らすことなく(むしろ増やして)」「初心者のクイズの質・量を増やす」提案をしていかないと、上級者にとっては「積極的に新歓・人材育成機能に関わろう」というモチベーションが上がらない。「自分がクイズできないのに、なんで新入りに対して貢献せにゃならんのだ」というのは、むしろ自然な反応。自分自身にしたって、魯鈍やSystemFで「自分がクイズをやること」に満足できていたからこそ、xyzやnextstepsなど「自分がクイズをやらないこと」に携わろうと思えたわけで。

 ・全くの初心者に対しては、上級者と一緒にクイズをする=既存サークルに入会するのではなく、初心者を第一に考えたサークル、できれば初心者「限定」サークルでクイズをやっていただくのがベストと考える。初心者にとっても、上級者にとっても。
 初心者に「限定」するために、「参加資格を制限する」「サークル内で経験を積んだ場合は、”卒業”してもらう」形となる。また、企画・運営については、初心者だけでやるよりは、上級者がサポートメンバーとしてつくのが、「提供できるクイズの質・量をキープする」点で理想。

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 【初心者限定サークルを卒業した人の受け皿となる、「初心者も上級者もともに楽しめるサークル」の増加・告知】

 ・ネクステの場合でも、「ネクステから”卒業”という形で送り出すにも、どこのサークルに送り出すか……」というのが悩みどころだった。どんなサークルがあるかあまり知られていないし、レベル的に「卒業生」にちょうどいいところはあまり多くないし。結局ネクステの場合は「丼」という形で卒業生向けサークルが自発的にできたので良かったのだけど。

 ・初心者と上級者がともに楽しむためには、「上級者も初心者もともにクイズの質・量をキープする」ことがカギとなる。
 「勝ち抜け制を導入し、上級者には早めに抜けてもらうことで、参加機会・解答機会を均一化する」
 「複数の会場を取り、実力別で部屋分けをする」
 「他の参加者と比べてあまりに強すぎる/まだクイズに不慣れな参加者については、”上級者向けの会””勉強会”などの形で別途フォローする」
 「初心者向けの企画については、全国のサークルで共有。わざわざ準備しなくてもいいようにする」
 ……などの工夫・一手間かけることが考えられる。

 ・また、「どんなサークルがあって、どんな活動をしているか」という情報をわかりやすく伝えることが重要。
  そのためには、サークル情報(会員募集情報、活動内容など)をわかりやすくまとめたサイトを作ることが、「あまり労力をかけずに成果を出す」コストパフォーマンスの点でも先決かと思われる。詳しくは次回以降で。

 ・とはいえ、サイト上の情報だけではなかなか実感しにくい。
 やはり「実際にクイズをやってもらう」ということが重要となるが、かといって各サークルへの「ゲスト参加」に対しては躊躇する人も多い(特に「卒業生」の方はまだそれほど情報・人脈があるわけでもないし)。
 となると、「各サークルの活動・雰囲気を味わえる」ようなサークル見本市を実施し、「卒業生」中心に実体験してもらうのが効果的と考える。各サークルの既存企画を持ち寄ればそれほど労力的にもかからない。
 ……という考えから、「"xyz""nextsteps"と、他のサークル・イベントとの架け橋」というコンセプトで、
xyz presents "colorful bridges"というイベントを11月23日(祝)に開催します。ふるってご参加ください!
 
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 次回は基本方針2、「既存サークルの存続」について扱います。その中でも特に、「なぜ、いきなり初心者限定サークルではなく、xyzのようなクイズ体験イベントを実施する必要があるのか?」について考えてみます。
 

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コメント

サンケイ新聞で「クイズブーム」に触れている記事があったのでURL貼り付けておきます。

http://www.sankei.co.jp/news/060912/bun000.htm

被写体のプライバシーは守れていますか?

※メールで知らせようと思ったんですけど、前のアドレスはねられたので、ここでコメントします。

>ストローワラさん

 ご無沙汰しています。
 メアド変更の件、失礼しました。あらためてご連絡する予定ですが、quiz_too_fun@nifty.comとなります。

 さて産経。すごい記事ですねえ。今がクイズブームなんて始めて知りました……。
 スタッフの方ももともとご存知だったことを考えると(http://onnadarake.blog60.fc2.com/)、当日なんらかの形で被写体の許可をとったような気もします。

 こういった一般人の写真に取り扱いに関する状況、現在はどうなんでしょう?>ここをお読みの新聞記者の方(ほぼ名指し)

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