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2005年9月

2005年9月30日 (金)

【注目】また名前から入っている

 10月8日(土)にはドラクエ限定の『DQ オープンクイズ( I )』、10月9日(日)にはサッカー限定の『FIFQAサッカークイズワールドカップ2005 JAPAN』が開催されます。
 そんなジャンル限定イベント花盛りの中、一つ思いつきました。

 「プレイステーション1限定イベント」。
 ファミコン世代よりもちょっと若い、今の中学~大学世代にとってみれば、わりと回顧しやすい、けどあまり回顧されてないジャンルではないかな、と。
 どう?>Hayat0くん

 なんでこんなこと言い出すかというと、唐突にこんなタイトルを思いついたので。
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 「P.S. I Love You」.
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 野暮なこと言うと、You=PS=プレステ、ね。
 ベタであるが故にすっと入りやすいタイトルだと思いますが、いかがでしょうか。
 使いたい方はご自由に。って誰か既にやってたらヘコむ。

2005年9月26日 (月)

【近況】南九州紀行(0)~とりあえず備忘録

 22時ころ、熊本・鹿児島から帰ってきました。
 道中でお世話になった皆さん(特にドライバーのja138954と、突然お邪魔したストローワラさん)、本当にありがとうございました。

 とりあえず備忘録(後日ちゃんと書きます)。
 食事中心に書こうと思ったら結構長くなってしまった。

 <9月24日(土)>
 ・ネクステの飲み会明けで非常に眠いが、福岡行きのフライトは6時半。
 ・福岡空港着。あとはひたすら南下。
 ・JR九州の列車はかっちょいいデザインのが多いね。「リレーつばめ」初めて乗ったが、なんかロボットアニメのように変形合体しそうな感じ。ガウォークとか。
 ・そして人生初の熊本上陸。
 ・オール九州・山口観戦。2年連続だとあまり驚かれない。
 ・昼食。こむらさき。新横浜でも食えるけどさ。水餃子を頼んだら、なぜか焼餃子がスープに使ってでてきた。美味しかったけど香ばしさはいらない(だったら焼き餃子頼む)。
 ・女帝が強すぎ(得意ジャンルだったにしても押しの鋭さに敬服いたしました)。あのレベルの御婦人、実はまだまだいらっしゃるのではなかろうか。
 ・参加者間の交流、およびスタッフ-参加者の交流を最優先させながらも、真剣勝負としても面白い、非常に質の高いイベントだったと思います。お疲れ様でした。
 ・優勝者の得意ジャンルがくっきり浮かび上がる形。「マリ見て」「エマ」・・・。ラノベオープン、本当にやってみてくださいな。
 ・飲み会。いろいろな方とお話でき非常に満足。
 ・終了後は胴上げ。「ちょうちょやろうぜ、ちょうちょ!」とか叫んでいるのはどうなの、俺。
 ・仰木さんらと焼肉。馬肉は焼いたらあまり牛肉との差がわからなかった。美味しかったけど。

 <9月25日(日)>
 ・ja138954、ますたあと熊本のビジネスホテルに宿泊。
 ・昼食は熊本の「恵比寿ラーメン」。大食い新人戦の舞台になったとこ。懐かしいねえ。
 ・途中のパーキングエリアで芥子レンコンを初めて食す。一文字グルグルは食べられず。駄目だ、これでは角丸副総理に怒られる。
 ・ja138954カーでひたすら南下。目指すはストローワラさん宅。
 ・ストローワラさん宅。この凄まじさをどう表現したらいいものやら……。まさしく賢者の住まいってこんなんだろう、といった感じ。
 ・ストローワラさんも交えて水俣で回転寿司。イカとかタコが旨かった。
 ・さらに夕食。ja138954の提案でさらにさらに南下、串木野でまぐろラーメン。しろくまを少しもらう。
 ・川内駅で3人と別れる。肥薩おれんじ鉄道にも乗りたかった(「橙」武者だけに)が、終電が本当にギリギリそうなので断念、つばめで南下。
 ・鹿児島中央着。ホテルにチェックアウト、夜の天文館に。ちゃんと調べてたら和田屋ラーメンいけたんだよなー。

 <9月26日(月)>
 ・あ、今日の話か。ずいぶん昔のような気がする。
 ・朝6時くらいに目が覚め、どうしようか考える。鹿児島市内の観光ってそんなに時間かからないしなあ、うーん。
 ・「やはり肥薩おれんじ鉄道」か「指宿で砂風呂」か悩んだ末、指宿へ。
 ・そしたら指宿枕崎線の車内でファイターとばったり。「意図的」ではないが、全くの「偶然」ではないよなあ。ただ、相当低い確率なのは確かなわけで。
 ・砂風呂。中村文則の小説はこの模様を描いたに違いない(ウソ)。
 ・タクシーで指宿駅に帰る……つもりだったが、運ちゃんのすすめで長崎鼻に行くことに。開聞岳がいい感じ。
 ・鹿児島中央に戻る。指宿と西大山はたったの3駅、ただし電車はほとんどないので断念。
 ・「四季」で唐揚げ定食とさつま揚げ、ついでに芋焼酎。300円でお湯割りがコップ3杯とは思わず、ちょっと酔っ払う。
 ・途中入った本屋で、今まで読んだことのないとあるジャンルの漫画を購入。多分酒のせいだ。近日中にその模様アップします。
 ・城山の展望台まで歩くことに。途中の急な階段で何度「もうここらでよか」と思ったことか。ってみんなそう言ってそうだ。
 ・「市街を一望できる」って表現には弱い。つい惹かれてしまう。
 ・バスで仙巌園へ。千尋巌がなぜかかなりツボに入った。
 ・尚古集成館は残念ながら本館が工事中。別館で島津氏の肖像とか、関が原敵中突破のときに島津豊久が着ていた鎧などを見学。ガイドのおじいさんが丁寧に説明していただいたので有難かった。
 ・異人館を見る。紡績工場、昭和23年にローラースケートを真剣に導入しようとしていたとは。
 ・天文館に戻る。鹿児島ラーメンも食べておこうか、ということで、鹿児島の愛好会の方にすすめられた「こむらさき」鹿児島版。同じ「こむらさき」でも熊本のと全然違うんですな。
 ・腹ごなしに歩く。アーケード街を歩くのは好き。高松とか。なぜかかかっているのが「それでいいのですか?」(より子。)松がいたら大喜びだったんだろうなあ。
 ・Hayat0くんオススメの加治屋町へ。ちょっと歩くと偉人の誕生の地。こりゃ歴史好きおよびクイズ屋にはたまらんな。幕末志士と並んで安藤照(彫刻家)の生地も。西郷像も同郷の縁だったのか。
 ・ここらでタイムアップ。示源流記念館が休館だったのは悔やまれる。
 ・バスで鹿児島空港へ。それから羽田→蒲田と来て、2泊3日の旅終了。

2005年9月24日 (土)

【73タロー】(13)マッチメイク王選手権・具体例

 これから熊本・鹿児島に旅立ちます。
 ので、ちょっと早目の更新。
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 新しい試みの一つ「マッチメイク王選手権」。
 (9)でも書きましたが、今回は具体例を。
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 【その1:問題傾向から考える】

 例をひとつ。

 参加者=ノダシュー、キムヨー、tksonic
 問題傾向=SystemF風(4名以外の出題者が問題作成)

 SystemFの中核として支えるノダシュー、松。
 彼らに挑むのは、独特の視点での問題製作に定評のあるキムヨー。
 さらに、若手代表としては、2004年12月の松企画で優勝(ウィニングアンサーは「時計盤の数字が0からではなく1から始まるのはなぜ?」「時計ができた当時のイギリスにはまだ0の概念が伝わってなかったから」)、2005年6月には単独企画を挙行したtksonicが、高い壁に挑む。
 
 ……以上のような形でお送りください。
 お送りいただいた場合、当ページにて「このような対戦カードが提案された」旨掲載します。
 参加人数が全員エントリーし実施可能になった場合(上の例では4人ともエントリーした場合)、当日実施します。逆に言えば、もしお知り合いをマッチメイクした場合、参加に対し背中を押していただけると助かります。

 【その2:ジャンルから考える】

 10月に「ドラクエ」「サッカー」に関するカルトオープンが開催されるなど、ジャンルを限定したクイズイベントが最近多くなってきています。
 「一大会をするほどではないけれども、みんなの前で誰がそのジャンルについて強いか見てみたい」というようなマッチングもアリと考えます。
 個人的には「洋楽イントロ」「演劇」「女性向け創作(好きなものは好きだからしょうがないようなジャンル)」とか見てみたい次第。

 【その3:参加者から考える】

 おそらく一番考えやすいのがこのパターン。
 他のイベントでの遺恨勝負、ライバル対決、師弟対決、夫婦対決などなど……。
 他のイベントではなかなか見ることができない(同じセットに参加するなど、偶然に期待するしかない)勝負、「マッチメイク王選手権」なら可能です。

 個人的に見てみたいのは、こんな感じ。
 出場が厳しい方もいるので、あくまで「こんな勝負が見たい」という希望ベースで。

 ・クイズ界のゴッドマザーは一体誰か?kanaumamaさんらが出場、育児問題による「母は強し」対決。
 ・顔が似てるともっぱらの噂(と思っているのは橙だけ?)。
  「宇宙より強い男」勝負師・大村哲也氏に挑むは、「高校生オープン史上最強の男」、V2・高橋良輔氏。
 ・最強の中学生は一体誰なのか?
  西からの刺客、高校生オープン筆記2・3位の山口氏(東大寺)・隅田氏(東海)を、大美賀氏(早稲田)が迎え撃つ。
 ・キムヨー(2回目だが他に適任を思いつかん)vs市川妻vs都によるファッション対決。
 ・経験を積んできたからこそ、同期には負けられない。
  秋田氏・上野氏・関口氏の東大同期トリオが、7○3×で激突する。
 ・短文オープンの担い手が、プレーヤーとして激突。
  「Quiz Road Cup」の日高氏、「勝抜杯」の三木氏、「誤」の市川氏による対決(ほぼ同世代?)。 
 ・能勢氏vs深澤氏vs野田氏vs佐々木氏。
  特別ルールとして、正解した後に30秒間、そのテーマについてのうんちくを語らなければならない。
 ・道蔦氏vs能勢氏vs田中氏vs石野まゆみ氏vsバーン氏。
  特別ルールとして、子供たちの素朴な質問にクイズ王の立場から答えなければならない。
  (「教えてクイズ王」、さすがに第2回はないか)

 ……後半になればなるほど適当になってきてるな。
 まあ、こんな感じの思いつきベースで結構ですので、どんどん提案いただけると幸いです。
 考えてみると結構面白いと思いますよ。

2005年9月18日 (日)

【注目】選曲センス

 音楽系サークルにとって、演奏会でどんな曲を演奏するか。
 これはすごく重要な選択だと思うんですよ。
 どの曲を演奏するかで意見が割れる、そんなこともあるでしょうし。

 で。
 このCD
 小松市民吹奏楽団が演奏した8曲目。

 第1・第3楽章を省略して、よりにもよってわざわざこの2楽章。確信犯(←誤用の方の意味で)。
 どういう経緯で決まったのやら……。
 ちなみに結果は銅賞だそうで。

【73タロー】(12)想い

 73タローをなぜ開催するのか、その「想い」の部分。
 一部(5)狙いとかぶっていますが、イベントを行うにあたって大切な部分ですので。
 
 一つではありませんが、一番大きいのは
 「"クイズの作り手に回ることの楽しさ"を伝えたい」
 「クイズってもっと自由に考えていいし、クイズを通してできることもいろいろある」

 ということかな、と思っています。

 "クイズの作り手に回る"イコール、イベントを主催したりスタッフに加わったりすることではありません。
 サークルで企画を打つこともそうでしょうし、企画以外にも「問題を作って出題する」「問題集・冊子を作る」「ホームページやブログを開設する」というのもその手段だと思います。いずれにしても、そこではプレーヤーとしては味わえない、別の楽しさを感じることが可能です。
 一種の「自己顕示欲」「表現欲」、でしょうか。

 世間では残念ながら全く意識されていませんが、クイズの大きな魅力として、「自分が作り手に回ることができる」「融通無碍である」「自分が"面白い"と感じたことを共有できる」ことがあります。今回の「73タロー」を通して、一番伝えたいことは、やはりこの部分なんだろうな、と。

 とはいえ、「クイズの作り手に回るのって、やはりクイズが強い人しかできないんじゃないの?」とお考えの方もいるかもしれません。しかし、作り手に求められる能力と、プレーヤーに求められる能力はイコールではありません。
 「スタッフをやってみたいけど、自分はまだまだプレーヤーとしての実績を積んでいないから……」という方、73タロー(もしくはxyz)でまず第一歩を踏み出していただければ幸いです。

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 余談ですが、「プレーヤーとして実績を積んでいない人も、作り手サイドに回ることができる(回らなくてもよい)」一方、「プレーヤーとしてある程度実績を積んだ人は、(プレーヤーの傍ら)作り手サイドにも回るべきである」というのが僕の持論です。
 特に、クイズイベントの決勝の常連クラスの人(特定の誰かを指して言っているわけではありません。念の為)には、自分がプレーヤーとして頑張るだけではなく、「クイズ界の将来」に対しなんかしら取り組んでいただきたい、「クイズ界の将来」に対してもっと危機意識と責任をもっていただきたい、と!、テレンス・リー風に思ったりするわけですよ。
 スタンスは人それぞれだし、仕事や生活や他の趣味に割く時間や労力もあるので、外部からの「義務」にすることはできない。しかしこういうのって、それこそ「ノブレス・オブリージュ」、自発的な義務なんじゃないかなあ、と思ってしまうのが本音です。

 次回は……「マッチメイク王選手権(仮)」について、実例も挙げながらもうちょっと詳しく。

2005年9月16日 (金)

【提案(妄想)】(一部の)女性にアピールするような名前

 「クイズ王」という言葉に、「博識」「凄い」「○○○くん、頭いいんだねー」というポジティヴなイメージを持っている人もいれば、「暗い」「怖い」「キモい」というネガティヴなイメージを持っている人もいる(どなたがそうだ、ということではありませんので念の為)。 
 また、「クイズ王」ブームとやらがあったのはもう10年以上前。もはや90年代の単語、という気がしないでもない。
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 そこで、2000年代にふさわしく、なおかつ「クイズ王」のネガティヴイメージを払拭する、そんなあらたな肩書きを思いついた。
 当方では、クイズのチャンピオンのことをこう呼ぶことを提案したい。今日から。
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 「ク王」(クは「○の中にク」)
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 新聞とかの大リーグ報道、「マ軍対ヤ軍(マリナーズ対ヤンキース)」みたいだな。
 しかしちょっと調べて驚いた。国営放送でこんなんやってるんだね。
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 ところで当方、クイズの普及のためなら、同胞を「売る」覚悟はできています。
 特に今までアピールできていなかった女性や中高年齢層に近づくためには。

 クイズプレーヤーを題材にしたBLファンページとかBLモノ同人誌(違う意味での「スラッシュ」が入りまくった問題集とか)を作り、それが一人でもクイズを楽しむことにつながるならば……ということを、最近つらつらと考えています。
 とある女性に「クイズ界でカップリングするとしたら誰×誰?」という話をしたこともあるんですが、そのときの結論はここでは触れないことにしておきます……。

 「クイズプレーヤーにアピールするような魅力なんかあるの?」という声もあるかもしれません。
 確かに一般受けはしません(断言)。
 しかし、「男性/男性の関係に浪漫を感じる人」とか、「メガネ萌え」「トリビア萌え」な女性が世の中には存在する(しかも市民権を得つつある)ことは確かです。そういう女性にとって、実は「クイズ界」というのは親和性が高いのではないか。ごくごく一部であっても、そのような女性にクイズを楽しんでいただく、そんな可能性が僅かながらでもあるのではないか……。

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 なぜこんな話をするのかというと。
 極端な話、僕は「クイズを始めるきっかけなんてなんだっていい」と思います。
 たとえば、今クイズの強豪と目されている人も、「テレビに出たい」「目立ちたい」「賞金がほしい」というきっかけの人が多い。「クイズそのものが(たとえテレビ番組がなくても)大好きで、普段から友達とクイズやってました!」という人は少ないと思われます。若き日の橙武者にしたって、「テレビに出て自分のレゾンデートルを証明し、女にもてる!」というところがクイズのモチベーションになっていたわけで。
 で、クイズを始めるうちに、その魅力にハマっていき続けていく、というのが一般的です。

 その「きっかけ」の一つが、「BL」であってもいいのではないでしょうか。
 「クイズそのものの魅力」をアピールすることももちろん重要なことですし、「きっかけ」だけのモチベートがいつまでも続くわけではありません。しかし、クイズが大好きな我々は、とかく「クイズをアピールする」と考えたときに、クイズそのものの魅力ばかりに固執しがちです。「面白い問題を作ればきっとみんな来てくれる」……そんなわけはなくて、「みんな来てくれる」ためには、実は「クイズそのもの」ではなく「クイズ以外の部分」が重要なのではないか。
 クイズ以外の部分でひきつけ、まず「クイズ」に触れてもらってから、クイズそのものの魅力を伝えていく……という施策も、今後考えていくべき点だと。

 *当然ながら、現在のクイズ好きの女性はあくまで「クイズが好き」だからやっているのであって、BL好きだからクイズをやっているわけではない、ということは付記いたします。念の為。

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 fusiagesanのところでもコメントしましたが、それこそ「マジアカのキャラ萌え」というきっかけだっていいと思うんですよね。ナマナマしい、ギラギラした欲望でクイズ始めてもいいんじゃねえの、と。いわば、ビデオやDVDの普及に大きな貢献を果たしたのは「アダルトビデオ」「アダルトDVD」であったように。
 そこからどうクイズの魅力に引き込むか、そこはxyzやxyz発クイズサークルなどで担うことなのかな、と考えています。

2005年9月11日 (日)

【73タロー】(11)懇親会

 事前の「懇親会でどんなことをやるか」を告知するクイズイベントって、多分なかったと思います。
 やるかやらないかを告知するイベントはあったにしても。

 なぜ懇親会をやるかについては、
 ・単に、楽しい時間を過ごす。
 ・知っている人、および知らなかった人との交流を深める。
 ……ってことなのかなあ、と。
 前者については言うに及ばず、後者についても何らかの形で工夫をしていきたいと思います。

 そこで、今回の懇親会についてはこのような形で考えています。
 ・場所は「広間のとれる居酒屋」。高校生以下の方、ごめんなさい。
 ・懇親会の時間のうち、半分は「一橋風コンパ」。最近あまり見られなくなったこの形式を復活。
  どんなコンパかについてはこちらを参照。ただし、「ソフトドリンクOK」。また、無理矢理酒を飲ませるのは禁止。
 ・残り半分は、「しばしご歓談を」。ただ、ご歓談をやりやすいよう、73タロー中に使用した名札をそのまま着用していただく。
 ・参加費は「一番安い飲み放題コース」なので、3000円前後。
  ただし食事の量・質は大したことと思われるので、懇親会前にどこかで何か食べておくことをオススメします。(魯鈍風二階建て方式のように)

 ということで、参宮橋/代々木公園から移動しやすい場所(新宿?)で、いい店があったら教えてください。特にその手の情報に詳しそうな早稲田の皆様。
 パーティースペースがあって、ビールはケースでドンッと置いてもらえるところが理想です。(いちいちジョッキを持ってくるような店は不可)
 高田馬場の清龍の可能性が出てきたなあ。

 また、懇親会担当を募集します。
 クイズはともかく懇親会には命張ってたという方、ぜひご協力のほどよろしくお願いします!

 次回更新は、このイベントをやろうと決意した「想い」の部分について。

2005年9月 9日 (金)

【近況】琴線

 【その1】

 高校の部活で、「目指せ甲子園!」といえば野球部ですが、「目指せ普門館!」といえばどんな部活? 
 Ans.
吹奏楽部(ブラスバンド)
 (魯鈍2004年11月例会「ペーパー突破支援局」にて出題)

 元ネタとなったのは、テレビ番組「笑ってコラえて」の「日本全国吹奏楽の旅」。
 昨年のギャラクシー賞で大賞を受賞したそうです。わかる気がする。

 で、仕事の閑散期である今週、久々に「吹奏楽の旅」見ました。
 こういう「文科系で」「何か目標に向かって」「葛藤しながら一団となって進む」ストーリーにはものすごく弱いです。
 心の奥深いところを揺さぶられるようなものがあります。他には「文化祭の実行委員会」とかも。

 もちろんスポ根ものも大好きなんですが、自分が運動音痴である以上、余計に「文科系のアツさ」にシンパシーを感じます。クイズに関してもそれを求めるところが強いのかなあ、と自己分析。

 その一方で、世間一般で「文科系のイメージ」として捉えられている「ヌルさ」「まったり感」「適当さ」は正直あまり好きではありません。
 いや、そういうサークルがあってもいいと思うし、今になってみるとサークルにとってそういう要素は重要だ、ということは承知しています。ですが、自分がそこにいたいかいたくないかといえば、感覚的には「No」だったりします。

 「げんしけん」を読んでいて、一番読んでてのめりこんだのは日常の「ヌルさ」「まったり感」の部分ではなくて、「切羽詰まったタイミングで同人誌を作る回」だったりするし。
 あと余談ながら、「女性を呼ぶためには、やはり女性が声をかけたり、もともとその集団に女性がいることが効果が高い」とかそんなことを「げんしけん」を通して再認識するのはいかがなものか、自分。

 【その2】

 「げんしけん」にしても「ケロロ軍曹」にしても「幕張」「泣くようぐいす」にしてもそうなんですが、「ネタ網羅系」の漫画に弱いです。
 セリフとか欄外とか背景とかに、他の作品に関するネタがちりばめられているような漫画。
 ファンによって「解析サイト」が立ち上がるような漫画。
 ここらへんはクイズとも共通するところがあるのでしょうか。作者の振るネタとの勝負、という点に関しては。

 それこそ「かってに改蔵」「さよなら絶望先生」はまさしくこの路線なわけですが。
 最近ジャンプで真っ先に読む漫画はコレだったり。打ち切り間際だけど。
 今年の高校生オープンで「ジャンプ、マガジン、サンデーに連載されている漫画」という多答問題が出されたんですが、自分だったら勝負を度外視してコレから行ってただろうなあ、と(ちなみにバーンだったら「女子大生家庭教師濱中アイ」から行きそうな気がします)。

 『いーや 良くて撲殺天使だな』
 『こんなん仁鶴でも丸く治めらんねーよ!』
 掲載されているのは同じ回。いったいどの層を狙っているのやら。

 あと、この漫画で「好きなものは好きだからしょうがない」という構文を初めて知りました。
 今後、「クイズ界女性獲得に向けて」の戦略の一つとして、「blogや公式サイトなどでこの構文を多用することにより、検索で引っかかる女性(一部男性)を呼び込む」という地道な(というか姑息な)作戦を思いつきました。実践するかどうかは検討中。

2005年9月 8日 (木)

【提案(イベント)】マンオブと、社会人有志による「新世代による難問長文実力ナンバーワン決定戦」

 毎年12月に「学生クイズ日本一決定戦」として行われる「MAN of the Year」(以下マンオブ)。
 20年以上続く歴史あるイベントですが、学連加盟校の急減に伴うスタッフの減少もあり、「本当に今後、続けていくのか?」「続けていくとしたら、どのような形で続けていくのか?」ということが取り沙汰されています。
 昨年のマンオブ終了後、学連会長から「来年はマンオブを開催するかしないかを検討する」という発言が出たのも記憶に新しいところです。
 今回は、そのマンオブについて考えてみたいと考えています。

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 <前提>~マンオブの存在価値はどこにあるのか?

 ・学生による、学生のためのイベントであること→その時代時代の学生が何を好んでいるかを反映することが可能
 ・「学生日本一決定戦」としての、20年という長い歴史を持つこと
   

 もちろん、さまざまな存在価値があります。が、特に重要なのは、この「学生主体で運営」と「歴史」という2点かと思います。
 abcのように学生の日本一決定戦を決めるイベントは他にも有り得ますが、この2点についてはマンオブに遠く及びません。

 一方で、ここ数年、「マンオブ=難問長文の学生ナンバーワン決定戦」という見方がされています。参加者側でもその期待をしている人がいるし、スタッフもこの見方に縛られている感があります。
 が、マンオブの存在価値は、「難問長文の~」というところにあるのかというと、私はそう思いません。
 「難問長文の学生ナンバーワン決定戦」をやるとすれば、後述の通り他にもっといいやり方があります。

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 <マンオブをとりまく状況>

 ・現在、学生を対象とした「基本問題ナンバーワン決定戦」abcが盛り上がりを見せている。

 ・その一方で、学生の中には、「基本問題」好き以外にも「難問長文」が好きな層が一定数いる。

 ・「abc」とのバランスをとるためにも、「スタッフは、どんなクイズが”面白い”と感じ、そしてどんな大会を開きたいのか?」「現在の学生がどんなクイズを求めているか?」に関わらず、「マンオブ」は長文難問よりにならざるを得ないのが実情。
 なぜなら、もしマンオブが他の傾向の問題を出題した場合、「難問長文」好きの人にとっての目標がなくなってしまうから。
  →ただし、学連スタッフがやりたいイベントは、本当に「難問長文」なのか?
   今の大学サークルで行われているのは、本当に「難問長文」なのか?

 ・一方で、真の「難問長文の学生ナンバーワン」を決めようとしても、学生がスタッフになっている=スタッフは参加できない。「もし~さんがスタッフではなく参加者だったら……」というifの部分はついて回り、「ナンバーワン決定戦」としては問題がある。

 ・スタッフの少なさから、残されたスタッフは相当の激務。
  しかも、「難問長文が好きではないのに、難問長文の問題を提出しなければならない」というスタッフが存在することも考えられ、モチベーションの点でも問題のクオリティの点でも課題があると(外から見ると)思われる。

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 <提案> 社会人有志による「難問長文ナンバーワン決定戦」の開催、それに伴うマンオブの方針の再検討
 
 以上の状況を好転させるため、社会人有志主催で「新世代による難問長文実力ナンバーワン決定戦」を開催することを提案します。 いわば、abcの難問長文バージョン、と考えていただければいいかと思います。
 
 まず、難問長文を好む学生および社会人にとってみれば、大きなメリットが3つあります。
 
 (1)問題面
 現在、社会人で難問長文を好んで行う人は一定数おり(QUAPS、モンキーズ、コンモリ、北海道など)、学生の難問長文愛好者の数よりもはるかに多い。
 これらの有志で問題を作成を作ることにより、低い労力で、現行よりもクオリティが高い問題をそろえることが可能。かつ、「スタッフ=難問長文好き」なので、モチベーションも高い。

 (2)企画・演出・オペレーション面
 経験豊富なスタッフを現行よりも多く動員することができるため、スタッフの質量ともに向上することができ、企画・演出オペレーションなどの向上も見込める。

 (3)学生は全員参加可能
 社会人が主催することにより、学連に入っていようがいまいが、学生ならば全員が参加可能。これにより、真の意味での「難問長文の学生ナンバーワン」を決定することができる。
 

 そして、マンオブおよびマンオブスタッフにとっても、大きなメリットがあります。
 基本問題の「abc」、難問長文の「新イベント」と、現在マジョリティの2大傾向のイベントが「マンオブ」以外で存在することにより、マンオブスタッフ自らの手により「マンオブ」は傾向を選ぶことが可能となる。 そのことにより、「今、学生が欲しているイベント」を実施することが可能となります。
  
 単に「難問長文の実力ナンバーワン決定戦」を開催するのであれば、既に述べてきたとおり社会人がやった方がメリットが大きい。基本問題におけるabcのように。
 にも関わらず、大学生の集まり=学連がマンオブを続けていくことにこだわるのであれば、「なぜ、大学生が自ら、(さまざまなデメリットがあるにも関わらず)マンオブを開催するのか?」ということを、もう一度考え直す必要があると思います。
 
 僕の私見ですが、その答えは「学生が自ら運営する」「学生が決める、学生ナンバーワン決定戦」という点にほかならないのではないか、と思います。
 学生が、その時代時代の大学クイズ研のムーヴメントを反映させた、そんなイベントを開催する。いわば「現在、大学クイズ研で行われているクイズの見本市」。それこそが、マンオブの存在意義なのではないでしょうか。
 「一部の学生が参加できない」という大きなデメリットがあるにも関わらず開催するのは、そのデメリットを「生かす」だけの意義があるのでは、と思うのです。

 ここ10年近く「マンオブ=難問長文」だったからといって、今後もそれを忠実に守る必要は全くありません。
 といっても、「難問長文をやるな」ということではない。
 スタッフ自らが、各大学クイズ研の状況や、自分たちがやりたいことをもう一度見つめ直し、その結果「難問長文を続ける」か「他の傾向を選ぶ」かを自分の責任で選ぶ、そのことが重要だと思うのです。
 その枷となっていた、「難問長文の学生ナンバーワン決定戦にはニーズがあり、誰かがやらなければならない」という点に関しては、社会人が代わりに担う。だからこそ「マンオブ」は、学生がやるからこその意義やメリットを追及していっていただきたい……。

 結果としてそれが短文になろうとも、難問長文になろうとも、はたまたSystemF風や愚問やイントロであろうとも……学生が自ら結論を出すことに意義がある、と思います(逆に言えば現状は、「自ら結論が出しにくい」状況です)。
 毎年毎年、その都度学生に結論を出してもらうためにも、それぞれの傾向の実力ナンバーワン決定戦が社会人により開かれるのが理想と考えます。

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 <ただ、すぐに新しいイベントもできないと思うので、現実的な提案も。>

 "「形式」「問題傾向」「演出計画」などの根幹コンセプトについては学生が担うが、手足となるような「問題提出」「当日のスタッフワーク」については、社会人が協力する。"
 これは今年からでも実施可能ですし、自分もできる範囲でお手伝いしたいと思っています。

 現状の人数では、クオリティを維持するだけでも相当の制約がかかっています。
 ただし、「学生主体」であることはマンオブの大きな存在価値と考えますので、根幹・ベースとなる部分はあくまで学生が担うべきかと考えます。

 たとえば社会人は、「~問提出」「当日の手伝い」に関しては有志として関与する。
 ただし、集まった問題を選定・改題したり、形式や演出を考えたり、当日動きを指示するのは、あくまで学生。
 あと、フロントマンである司会も学生の方がいいでしょうね。問い読みは専門職に近いので、プロ的な社会人(りゃさんとか)でもいいですが、ベターは「りゃさんがコーチとして、学生スタッフにアドバイスする」ことかなあと思います。

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 特に難問長文愛好家の方々、現役の皆さんのご意見を頂戴できれば幸いです。

2005年9月 6日 (火)

【注目】秋の短文フェスティバル

 *ここでの「注目」というのは、「注目してください」という意味だったりします。

 大変長らくお待たせいたしました!
 quiz_too_funに下記商品をアップしました。

 <映像(VHS版・DVD版がございます)>
 「abc~the third~」「誤3」「第14回高校生オープン」(1000円)
 「第5回クイズロードカップ」(1500円)

 <問題集>
 「SOU(再入荷しました)」「SOU2」(200円)
 「第3回KQA杯」(300円)
 「jyoA puBliCation」「Experiment」(400円)

 なお予告ですが、9月末に「勝抜杯」のビデオ・DVDと、「Quiz Park」第3号を発売予定です。
 こちらも併せてお買い求めください。
 (なお、「SOU」「第3回KQA杯」「Experiment」はあまり在庫がございませんので、お買い求めの際はご留意願います)

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 おまけで告知。
 xyz=5ですが、11月3日(祝)の東京に続き、11月23日(祝)には横浜で開催することになりました!
 エントリーは来週から開始される予定です。しばらくお待ちください。

2005年9月 5日 (月)

【近況】最近買ったCD

・こどものうた 大入り袋!
・どうよう 大入り袋!
 もちろん想人に聞かせるために買うわけだが、「企画で使えるかも」と思ってしまう自分が悲しい。

・満たされた月(篠原美也子)
 「好きな5曲」に挙げておぎながら、テープでしか持ってなかったので(時代を感じさせる)。

・ONION(朝日美穂)
 昔買ってかなり聞き込んでいたのだが、5年前なくしてしまった一枚。
 CD屋の店頭を根気よく回るのもなんだしなあ。

・HAPPY NEW YEAR(朝日美穂)
  インディーズ時代の音源。これは知らなんだ。

【xyz】名古屋でも”xyz発クイズサークル”発足!

 森本くんがBBSで告知してくれましたが、名古屋でも"xyz発クイズサークル"が発足します!

 10月2日(日)、千種生涯学習センターにて第一回例会が開催されます。
 興味がある方、ぜひご参加ください。
 参加希望の方は森本くん(oreten@goo.jp)まで。

 また、企画や運営をサポートしていただく「サポートメンバー」も併せて募集します。
 他で使った企画・問題でも結構ですので、お力を貸していただけると非常に助かります。

 こんな感じの「xyz発クイズサークル」が全国にできるといいんですけどね。関東のnextstepsとか、九州の博多クイズコミュニティー(HQC)のように。
 もちろん既存のクイズサークルで受け入れ態勢がしっかりしているところはいいんですが、どうしても「新しくクイズを始める人」と「既存の参加者」の実力差がとてつもなく開いてしまっているのは事実です。5年・10年続ける人が増えてきていますし(もちろんこのこと自体は非常にいいことですが、初心者との実力差が開いてしまっているのは確か)。  

2005年9月 4日 (日)

【73タロー】(10)まとめ・タイムスケジュール

 「毎週日曜日更新」との公約、10回は守ることができました。自分をほめてつかわす。
 さて今回は、これまで発表してきた内容の「まとめ」です。 
 
 【イベント名】=「73タロー」です。「ななさんたろう」と読みます。
 【狙い】=クイズイベントの新しいパラダイムをお見せします。(→詳細
 【開催日時】=2006年1月8日(日) 11~19時
 【開催場所】=国際オリンピック記念青少年総合センター(参宮橋駅or代々木公園駅下車)
 【参加費】= 社会人=1500円 / 大学生以下  =600円 *スタッフの方は大幅割引となります。(→詳細

 【企画その1・各部屋企画】=7問先取勝ち抜け、3問先取のクイズ=「7○3×」をひたすら繰り返していきます。(→詳細
 【企画その2・マッチメイク王決定戦(仮)】=事前に公募した対戦カードに従い、7○3×を実施。終了後、「一番面白かった対戦カードは?」という投票を行い、一番多くの票を獲得したマッチメーカーが優勝です。(→詳細
 【問題】=さまざまな傾向の問題を出題します。皆さんのご協力(問題のご提出)をよろしくお願いします。(→詳細
 【スタッフ】=問題作成、問い読み、得点係など募集しています。(→詳細
 【演出】=極めてシンプルなものを予定しています。(→詳細)*ただし、マッチメイク王選手権は気が向くととんでもない方向に暴走している可能性がないとはいえません。12月に事前インタビュー録画に東奔西走している、って事態は避けたい……。

 今まであった情報だけアップするのも気がひけるので、現時点でのタイムスケジュール案を。
 マッチメイク王の対戦カードの数によって変動します。

 10:00~11:00  受付、各部屋にてフリーバッティング(形式を定めない早押し)
 11:00~12:20  個人戦・第一部(1人3セット参加、くじ引きで部屋分け)
 12:20~13:20  昼食休憩
 13:20~14:40  個人戦・第二部(1人3セット参加、くじ引きで部屋分け)
 14:40~15:50  マッチメイク王選手権・前半
 16:00~17:50  個人戦第三部(1人5セット参加、実績別で部屋分け)
 18:00~19:00  マッチメイク王選手権・後半&閉会式
 20;00~     懇親会

 次回は、オフラインのクイズイベントだからこそできる「懇親会」について。

【注目】高校生クイズの感想

 流行っている話題には食いつきます。歪んだ視点で。
 「理想の高校生クイズ」とか「バラエティとしての理想」とかは、他の方がいろいろ指摘しているところなので。

 まず、見終わった後に一番感じたことについては、googleで検索したところすでに606(2005/9/4現在)もの方が指摘していたので詳細は触れず。
 お風呂篇は正面のカットだったのであまりそんな感じはしなかったんですが、おじいちゃんが出てくるもう一つのバージョンはかなりラインがシャープ、というより鋭角。まるで僕らの心に刺さらんとばかりに。
 音楽プロデューサーに洗脳されて、「バケモノアゴ女」と呼ばれて健康ランドのドサ回りをする末路は避けていただきたい次第。 

 で、ポカリのCMのバゴちゃん(略称。今つけた)はまだ最近の女優さんなわけですが。
 一方でライオンのCMはある意味凄かった。薬師丸ひろ子に田中律子。高校生世代から見ると遠い、遠すぎる。というより、自分が出てた頃(92-94年)と言われても違和感がないなあ。
 ライオンって高校生世代向けの商品も出しているはず(「Ban」とか)なのに、流れるCMはファミリー向け。今回ターゲットとしている視聴者層はひょっとして40代以降の女性、つまり「同世代の現役高校生」ではなく「親の世代」なんじゃないかか、と勘繰りたくなるのは僕だけでしょうか。内容的にもそんな感じだし。

 それから東洋水産の「昔ながらの中華そば」。ここに出ているのは三浦(設楽)りさ子。
 あれ?さっき田中律子出てたよな?
 キング・カズ争奪戦から10年後にこういう形で2人を見るとは思ってなかったなあ……。

 「高校生クイズ」そのものについては、みんなも書いてるから多くは触れません。
 今更ながらチーム紹介を見ていると、いろいろ趣き深いものがあります。

 ・地元・静岡県の掛川西にクイズ研究部があったことが驚き(学校のサイトにもちゃんと正式な部として記載されています)。
  ちなみにチーム紹介に「クイズ研」って書いているのはあとは仙台二と水戸一。
 ・川越は中国語倶楽部同好会らしい。クイズ研といい、いろんなサークルがあるってはいいなあ。
 ・甲子園にも出たことがある延岡学園、正式名称がすごく複雑。中高一貫らしいが……。
 ・大田。……………。

2005年9月 2日 (金)

【近況】8月後半レビュー&9月前半の展望

 4月と6月の一山を越え、仕事面ではかなり余裕があった15日間。
 午後6~7時に帰れるとは実に有難い。10月からはまた忙しくなりそうだけど。
 おかげで抱えていたタスクがかなり片付いた。

 16日(火)。バーン、キムヨーと3人でサムギョプサル。
 1時間近く店の前で待つことになったが、それだけ待つだけのことはある味。「サムギョプサルセットで一人980円!」と聞くと凄く安そうに感じるが、実際には3人だったら2,940円なわけで、冷静に考えれば極端に安いわけではないかもなあ。でも、キムチとかとチヂミとか頼んで飲み物こみで一人4,000円くらいだったので、安いことは安いんだけど。
 
 17日(水)。
 「Quiz Park」の原稿が9割方完成。残りはメールインタビューの掘り下げだけであり、なんとか9月下旬発売が見えてきた形(販売可能であれば、目標はくやこう杯かオール九州山口)。
 あと、5連休の最後ギリギリになり、ようやく「xyzスタッフ募集ページ」を完成。

 19日(金)。高校生オープンの撮影。
 プロジェクターを使った得点表示、abcを彷彿させる競技中のBGM、ハイレベルな勝負・・・・・グダグダだった自分がスタッフだったとき(1~4回)とは隔世の感を感じる。

 20日(土)。xyz=4振り返り会→餃子(後述)。

 21日(日)は用賀までサイクリング&SystemF(参照)。

 23日(火)。ビデオの編集を進めたり、時々子供と遊んだり。夏休み最後の一日をまったりと過ごす。

 27日(土)。ネクステ(また企画「steps」やりました)→飲み。

 28日(日)。コスプレイベント・梅屋敷(参照)。「クイズをもっと広めていこう」という新たな展開(コミクリ、マジアカイベント)につなげることかできたので、有意義だったと思う。

 そして、今。
 16日から本格的に取り掛かった「abc/誤」のビデオ作成も、いよいよ大詰め。
 早押しランキング・10位以上のランキング編集が完成(ちなみにベスト10のうち、赤頭巾の「触媒」以外は全て予選ラウンドで出た解答。まあ、「一対一」なのか「複数人数」なのかの違いはあるにしても、今までで一番くっきりその差が出た感がある)。
 今日仕事から帰ったら、早押しランキングの11位までの部分を作成。今夜、いったい何回「Holding out for a Hero」を聞くことになるのやら。
 9月上旬には発売予定できそうです。お待たせしました。本当にお待たせしました。

 <xyzについて>
・8月17日、スタッフ勧誘ページ完成。これをもとに勧誘をしていく。
 現時点で何名か応じていただいた方がいるので、この輪をもっと広げていきたい。

・8月20日、xyz=4の振り返り会を実施。
 「xyzそのもの」だけではなく、「クイズ界の現状」と「その中でxyzの果たすべき役割」について考えていく。ほとんどの大学も新歓に苦戦している上、「今までやったことがない人にクイズの楽しさを伝える」試みが他では見当たらない以上、xyzの果たす役割は非常に大きい(と自負している)。だからこそ、今後も無理なく継続させるために、さまざまな試みと働きかけをしていかなければなあ、とあらためて決意しなおす。
 終了後はニイハオにて餃子。10歳下のみきさんらと「初めて買った○○」(CD、ゲーム、映画などなど)の話でジェネレーションギャップを楽しむ一晩。

・11月3日(祝)のxyz=5東京に向け、「どこに重点を置くか」の方針決定と、「どのように準備を進めていくか」のスケジュール策定。
 プロデューサー・橙武者にとって、当面のテーマは、問題や企画をどうするかよりも、むしろ「チームビルディング」の側面。
 xyzを支えるようなスタッフを集めるには?
 そのスタッフのモチベーションを高めるには?
 スタッフの力を引き出すためには?
 ……という難問クイズ、誰か一緒に解いてくんねえかなあ。
 
 <9月の展望>
 3日(土)・4日(日)は今のところ外に出る予定はなし。ビデオ、parkの完成に取り組む。
 5日(月)。有休をとる予定。大田区の教育課に対し、文化センターでの「クイズ講座」や、文化祭での「クイズ大会」(10月開催なので今年は間に合わなそう。来年かなあ)の可能性があるか、直接話をしてみる予定。
 10日(土)。親が上京。目当ては想人。
 11日(日)。選挙。マジアカの店内イベントがあるらしい。一度見学してみる予定。
 17日(土)。蒲田で魯鈍。ゲスト参加募集中。
 18日(土)・19日(日)。翌週遠出をする予定なので、腰をすえて(パソコン切って)想人と過ごす2日。
 23日(金)。ネクステ。2部屋制のトライアル?
 24日(土)。クイズパークの取材で(昨年も行ったのだが、準備不足であまりいい記事にならなかったので)オール九州山口を見学に行く予定。熊本は行ったことなかったし。
 25日(日)・26日(月)。熊本および鹿児島観光の予定。

 タスクとしては、こんな感じ。

 ・abcと誤のビデオ、およびクイズパークの完成……これはほぼ見通しがついている。

 ・クイズパーク4号のコンセプト決め、取材……既存メンバーが多忙になってきた以上、新たなメンバーの巻き込みが必要。テーマは「サークルコレクション特集」と決めているので、具体的なところを掘り下げていきたい。

 ・xyzの議事進行……新しいスタッフも増えてきたので、いかに彼らの力を引き出していくか。告知など新しいことに取り組みつつ、いかに問題・企画を効率的に用意していくか。

 ・新しい領域への挑戦……女性が多く集まるところとは?公共団体・カルチャーセンターの可能性は?(当選したら)コミクリでの「クイズ体験ブース」で何をやるか?。そのために、いくつかのイベント(同人誌即売会)を実地で見ておく必要があるか?などなど。

2005年9月 1日 (木)

【提案(その他)】中高年齢層・女性にもっとクイズを楽しんでいただくには?(5)~当面のアクションプラン

*【提案(その他)】中高年齢層・女性にもっとクイズを楽しんでいただくには?
  第1回第2回第3回第4回
 
*【提案(イベント)】「女だらけのクイズ大会」について
 第1回第2回第3回第4回

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 ……というわけで、数の子さんのblog「Notラヴアンドゲェム」と、「女だらけのクイズ大会」をベースに、「女性にクイズを楽しんでいただくには?」を考えてみました(中高年齢層をどうするかについては後述します)。
 とはいえ、一つの結論を出せるような話ではなくいくつかの打ち手を考えて実行していく……ということになろうかと思います。
 
 さしあたり、当面「橙武者は、"女性にクイズを楽しんでいただくため"今後このようなことをやっていく」ということを列挙していきたいと思います。
 ご意見・ご感想ございましたら、ぜひお寄せいただければ有難いです。 

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 幸い、当方ではxyzという「初心者の方歓迎のクイズ体験イベント」を実施している。
 これをどう生かしていくか……というのが、当方としては手っ取り早い。

 ○自分がいるフィールドだけで告知するのではなく、「女性が多くいると思われるフィールド」で告知する

 ・10月23日のコミッククリエイションマジアカイベントへの出展を検討。
 特にコミッククリエイションでは「広めのブースを確保し、そこでクイズ体験コーナーを設置する」ことが可能かどうか、主催者に確認中。同日に同じ大田区産業プラザで「女性向け恋愛ゲーム(乙女ゲーム)オンリー同人誌即売会」が開催されるのも、「女性が多くいる」という点では非常に好都合。

 ・女性がよく見るサイトへの告知を検討
 さくらぷれす  http://sakura.press.ne.jp/
 ギャルズタウン http://www.galstown.m-n-j.com/
 Women's Party  http://womens-party.com/
 その他、「女性がよく見るサイトとはどんなものなのか」「そこへの掲載は可能なのか」「もし可能だとしたら、どのような訴えをすれば効果的か」を検討、先方とやりとりするなかでブラッシュアップしていく。

 ○女性が一人でもxyzに来やすい環境つくり
 →・スタッフのうち必ず一人は女性を入れるべく、既にクイズ界に入っている女性に対し、スタッフを依頼(「女性が女性にクイズの楽しさを伝える」ことが新規獲得・定着に有効であることを、クイズ界の女性に対し一人一人地道に訴えていく) 
  ・ホームページ改革(どのようなイベントか詳細に説明する→写真、動画の検討)
  ・クイズの魅力を伝える手法を、中長期的に模索

 ○女性が集団でxyzに来やすい環境つくり
 →既存クイズプレーヤーからの紹介ルート(一人に声をかけるのではなく、集団に声をかける)
  高校生クイズファンサイトの有効活用(一人ではなく、集団で……)

 「女性に対しどうアプローチし、どうクイズの魅力を伝え、どうクイズを楽しんでいただくか」については、今まで知見が全くない以上、試行錯誤しながら進んでいかなければならないと思います。
 もしご興味がある方、ぜひご協力いただければと思います。

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 また、中高年齢層向けということでは、公共施設やカルチャーセンターでの「クイズ講座」ができないか、企画を練っているところです。
 たとえばカルチャーセンターには「女性のための麻雀教室」「江戸の遊芸 玉すだれ」「妖怪学入門」などの講座があるわけで、ここにひょいと「クイズ入門~クイズを通して世界を広げよう~」があってもいいのではないか、などと考えていたりします。
 おそらくこの手の講座に関心を持つ層は、今までxyzが告知していた層とは全く違います。その上、おそらく中高年齢の女性が多い=「アタック25」のメイン視聴者層と近い、というのが仮説です。ひょっとすると、とんでもないフロンティアかもしれない、とワクワクしています。
 ただし、公共施設やカルチャーセンターの方に、どのように「クイズ」の魅力を伝えるか。そしてその先にいる、受講生(になる可能性のある方々)にどのように訴えるか。これは、今後作戦を練っていかなければいけない。 

 さしあたり、来週一度区役所と文化センター(幸い、蒲田駅の駅ビルにあったりするのです)にヒアリングして、「クイズ入門」の企画書を提出してみます。

【近況】四里の道はあまり長くなかった

 8月21日(日)、SystemFの例会。

 場所は用賀。そういえば東急沿いだし、ひょっとしたら自転車で行けるかもしれない。
 マピオンで見てみると、蒲田~用賀は約15km(約4里)。道は迷いようもない「ひたすら環八一直線」。
 行けるかもしれない。いや行けそうだ。行ってみよう。と思い立ったわけで。

 当日、新聞とりに外に出てみると……むわっと暑い。直射日光はそれほどきつくないが、湿気はかなり高そう。
 躊躇するが、行けるところまで行ってみよう、限界がきたらどこかの駅に自転車置いて電車で行こう、と。チキンハートなリスクマネジメント。

 家を出て、あとはひたすら北上。途中、雪が谷大塚を通る。数年前甲子園に出た都立雪谷高校があることで一般にはおなじみ?だが、個人的には「PSY・CORO Cup East」の会場であったことが思い出深い。あとはカンオブ。確か2002年だっけ。
 さらに北上。田園調布を通りさらに北。12時を過ぎるとだいぶ暑くなってくる。とはいえそんなにキツくない。自転車だしね。風を受け走る君には怖いものは何もない。
 九品仏、尾山台、等々力……環八沿いのバス停に、大井町線で見かける地名が多くなってくる。途中、等々力渓谷のせせらぎの音に少し癒される。
 多摩美大が見えてきた。多摩というほど多摩じゃない気がする(23区だし)。
 そして瀬田の交差点。ここで右折すれば用賀のはずだ。

 しばらくいくとセブンイレブン。用賀はまだか。通り過ぎる。
 酒屋。用賀はまだか。通り過ぎる。
 道路の高架。そろそろ駅のはずだ。
 ……とここいらでふと振り返る。よくよく見ると、セブンイレブンも酒屋も見覚えが。
 なんだ、会場のすぐそばまで来ていたのか。
 見慣れなかったはずの景色が、一気に見慣れたものに変わる瞬間。この瞬間ってのは実にいいものだ。すごくちんまりしたコペルニクス的転回。
 
 で、SystemF例会。今日の企画はさりーとChahoo&櫻庭。
 まずさりー企画。詳しいルールは省くが、47都道府県に「早押しボード」「通常早押し」「イントロ」「ラントロ」が用意されている……ってことは94問&94曲用意したってことか。当日はせいぜい30問&30曲くらいしか聞けなかったので、残りの問題も聞いてみたいところ。

 櫻庭&Chahoo!企画。波長はそれなりに合っていたが、それよりもSIB.が大爆発で圧勝。
 別の組の人(SystemFは参加人数が多いので、2部屋制を導入している)に「あの2問を正解したの橙さんでしょ?」と指摘されたにも関わらず正解できなかったのが、
 「電車男でエルメスを演じた女優はたくさんいますが/~」「小泉キ○リ」(注:18禁)
 「三津谷葉子、滝沢乃南/~」「樽ドル」
 の2問。ともに押し負け(小泉○ラリは他の人の読み違えだったけど。それにしたって凄く悔しい。「しろはた」でもずっとトップページに貼ってあっただけに)。28歳妻子持ちをなんだと思っているのだろうか。当たっているのが悲しいのだが。。。

 途中、穴埋め企画としてオゼーキ(彼が高校生クイズに出たのも、もう4年前か)の高校生クイズ対策ビジュアルクイズ。「神の子」こと綿貫民輔は正解したものの、荒井広幸を正解できなかったのは悔やまれる(あまり特徴のない顔なのだが)。朝のニュース番組で見ていた顔なのに……。
 しかしどちらも高校生クイズには絶対出ないと思うぞ。
 
 終了後は笑笑で飲み。前回・前々回の飲み会がかなり荒れ模様だった上、企画者が企画プレッシャーから開放され過ぎるのが懸念されたが、飲み物が来るのが遅かったため結果的にまったり飲みに。塞翁が馬。
 M下・Miyax・オゼーキなどの意気盛んな若手達と「なぜクイズを始めたか」という動機話で盛り上がる。

 んで帰り。ひたすら一本道を南下。日曜の夜のせいか、交通量が少なくせいか快適快適。
 今後、極力自転車で行けるところは自転車で行こうっと。

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