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2005年8月 7日 (日)

【動機】「クイズ論」や「実践」の動機

 これまで10年間、私・橙武者はさまざまなクイズ論を発表したり、さまざまな形でイベントなどのアクションを実践してきました。「眞露杯」「Psy・Coro Cup」「Prom’99」「KITSCH Return」、現在では「quiz_too_fun(通販・レンタル)」「xyz(イベント)」「Quiz Park(情報誌)」「nextsteps(サークル)」などなど……。多くの方々にご協力いただいた(無理矢理巻き込んだ?)おかげでやってこれたと思っています。

 さて、「クイズ論」にしても「実践」にしても、「なんでわざわざそんな面倒臭いことをやってるんですか?」ということを、半分呆れられた調子で聞かれることが時折あります。
 「やらなければ!」という危機感や切迫感~「初心者にも楽しめるクイズを用意しないとクイズの未来はない」「マジアカブームや高校生クイズが続いている間に何らかの手を打たないといけない」など~や、現状を自分なりに整理した「思い」から来ている部分もあるにはあります。
 が、動機となっている大部分は、「好きなクイズを通して、こんなことをやりたい!」「やってみたらもっと楽しくなりそうだ」という、なんとも説明しにくい混沌とした「想い」です。

 で、これまではその点を非常に曖昧にしてきたのですが……。
 私が「クイズ論」を考えたり、初心者向けクイズイベント・サークルや通販・レンタルサイトを「実践」したりする、その動機となっているものは一体なんだろうか、と最近よく考えるようになってきました。

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 なぜ、いまさら「動機」について考えるようになったのか。
 「quiz_too_funやxyzを今後継続していくためには、今まで以上にいろいろな方に力を貸していただく必要がある」「しかし、力を貸していただくためには、今までのやり方だけでは駄目だ」というのが、そのきっかけです。

 個人的事情ではありますが、2006年7月に異動する可能性が高いです。東京を離れること、今以上に忙しくなることも多分に考えられますし、家族にも今まで以上に時間と熱意を割いていきたいし、なかなか手が回らないクイズ以外の趣味にも手を出していきたい。
 一方で、この12月にquiz_too_funも発足3周年、あらためて中長期の計画を練り直す時期。ずっと橙武者個人が同じペースでクイズを続けることは不可能なわけで、もし橙武者が手が回らなくなったときでも、初心者向けのクイズイベントや通販サイトが存続できるような、そのための仕組みを考えなければならない。そのためには、いろいろな方に力を貸していただく必要がある…・・・。

 今までは、「適切なクイズ論」「適切な実践」をすれば、似たような「考え」「問題意識」を持った人が自分から手を挙げてくれる……などと思っていました。
 しかし、仮に自分の意見なり実践が「適切」だったとしても、それだけで人を動かせるわけではない(まして、自分の意見が常に「適切」わけがない)。人が動かなかったのは、「適切」だったかどうかだけに左右されるのではない。
 人を動かすためには、まず、自分自身がどんなものによって動かされているか、つまり「何のために、何が楽しくて、クイズ論や実践をやろうとしているのか」、捉え直す必要がありそうだ……。
 
 また、「クイズに対する熱意や思い」が僕と同じくらいある人でも、方向性は人によってさまざまです。プレーヤーとして高みを極めたい人もいれば、企画者として自分のアイデアを形にすることにこだわる人もいるし、とにかく楽しみたい、という人もいるだろう。たとえば「クイズ界」の継続・発展を考えるにしても、橙武者とさいやとそうりでは当然方向性が変わってくるし、それによってアクションも変わってくる。
では、橙武者の志向は一体なんなのだろうか。そして、その背景にある「価値観」とはどんなものだろうか。
自分について分析することで、似たような志向を持つ方に強く訴えることができるかもしれない……。

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 「他の方に力を貸してほしい」「将来的に他の方に引き継いでいきたい」という最終目的からすれば、自分の動機やら志向・価値観やらについて考え直すことは、かなり遠回りな作業です。スタッフ募集について、質・量ともにPRを強化した方が有効なのかもしれない。
が、この衝動の部分をないがしろにして「実践」部分だけを引き継いでも、単なる惰性となってしまい、長続きしない。また、「クイズ論」の部分を引き継いでも、その人の衝動の部分と結びついていない限り、いつかは重荷になってしまう。

 (1) まずは自分の動機や志向・価値観を捉え直し、
 (2) その上で各アクションへの「想い」や「目的」を明確にし、
 (3) 「現状」を再認識し、それをもとに今後の「打ち手」の一次案を考えるとともに、
 (4) クイズ界内にスタッフ募集のPRを行い、「想い」や「目的」に一部でも共感していただいた方と協働できる仕組みを整え、
 (5) そうやって集まった方と、あらためて「現状」の認識、今後の「打ち手」を策定、実行に移す

 ……遠回りであっても、中長期を考えるとこの方が確実である、と考えています。

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 そんなこんなで、このblogで「0.動機」という新しいカテゴリを作りました。上で言うと(1)の部分です。
 「なぜ」「何のために」自分は、いろいろな「クイズ論」や「実践」をしてきたのか。
 そして、どのようなことが由来で、そのような動機を持つようになったのか。先天性のものなのか、クイズ以外の環境なのか、クイズの経験からなのか。
 自分自身でも曖昧にしてきたこの部分を、あらためて掘り起こそうと思います。
 
 (2)~(4)の部分は、quiz_too_funの「スタッフ紹介」の形で明確化(8月中予定)。
 (5)については、各アクションに反映させていきます。

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