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2005年6月30日 (木)

【提案(その他)】中高年齢層・女性にもっとクイズを楽しんでいただくには?(2)

 *前回についてはこちら

 「現・少数派」の中でも、特に「女性」に絞って話を進めます。
 このテーマについては、僕自身女性ではないこともあり、わからないことも多々あります。
 皆様、特に女性の方からのご意見ご感想をお待ちしています。
 
 さて、前回も触れた「別の世界での事例」を参考にしながら考えてみます。
 まず今回は、下記サイトへの感想、といった形で。

 【なぜ女はゲームのイベントに来ないか】

 まず、”女性は基本的に「巣ごもり」で「群れる」んです。”という基本概念。これについては、自分が(クイズ以外の)周囲を見てきた限り「なるほどなあ」と思います。前回の記事に対するみきさんのコメントも、ここと非常に近いところなんだろうなあ、と。

 で、気づかなかったなあ……というのは、その後の「ポイント」。
 ・メジャーなものならば、口コミで確信した時点で1人で行動する
 ・マイナーなものならば、口コミで確信しても複数でないと行動しない

 男性の場合、基本的に保守的で腰が重いのですが、いざ「行こう」と決意したら一人でも飛び込んでしまえるんですよね。というより、(前回の記事へのコメントにも書きましたが)「差別化」したがる性癖があるので、一人で飛び込むことに抵抗がないというかむしろ望むところというか。

 では、「現在クイズ界にいる女性の方々」はどのような方々か。
 本来、女性は「よっぽど好き」でなければ一人では行動しない。
 にも関わらず、現在クイズ界にいる女性は、ほぼ一人でクイズに飛び込んできている方々です。「友達と一緒にクイズを始めた」という方は少数派でしょう。裏を返せば、「一人で行動するのは抵抗がないわけではないが」「クイズがすごく好きだから」飛び込んできたし今も続けている、そういう方々だと認識する必要があるのでは、と思います(反論お待ちしています)。

 ここで問題となるのが、「そのような女性はそれほど多数派ではない」こと、にもかかわらず「クイズをやる女性はそういうもんだ」=「一人で飛び込めるほどクイズが好きな女性しか、クイズを続けることができない」という固定観念がクイズ界にあること、ではないでしょうか。もちろん今後も、一人で飛び込んでくるほどクイズが好きな女性は、少ないながらも時折出てくるでしょう。しかし、そのような方々を待っているだけで本当にいいのでしょうか?

////////////////////////////////////

 大学のクイズサークルの新歓活動を想定してみます。
 「(男性・女性を分けずに)普通に告知をしていれば、クイズに興味がある女性が飛び込んでくるはずだ」と、クイズサークルはつい甘い期待をしてしまう。確かに、高校生クイズに出たことがある、テレビのクイズ番組が好き……という女性は、多くないにしても一定数はいるはずです(あれだけの人数が高校生クイズに参加しているわけですし)。
 ただし、「やるクイズ」という趣味はまだまだ知られていない。で、新歓時期に「やるクイズ」というものがあると知ったときに、興味を持つ女性がいたとしても、その数はそれほど多くはない。クラスの友達と「どこのサークルを見て回ろっか?」という話になったときに、「私、クイズに興味あるんだけど、一緒に行かない?」という会話が起こることは、現状まず有り得ない(テニスサークルとかだったら有り得ますよね)。
 となると、クイズサークルに興味がある女性がいたとしても、単独行動にならざるを得ない。となると、「単独行動に抵抗がない」か「クイズがよっぽど好き」という女性以外、なかなかクイズサークルの門を叩かない……。このような状況があるのでは、と推測します(叩いた後に定着するか否かについては、また別途考えます)。
 都合よく大野さん(漫画「げんしけん」)は出てこないんですよね。大野さんの場合は、「単独行動にもともと抵抗がない」でかつ「その趣味がよっぽど好き」だったわけで……。

 で、他のサークルなんかを見てみると……。
 僕はクイズ研以外にも、1年のときだけ経済関係のサークル(まあ、ほとんど飲みサークルでしたが)に所属していました。今思えば、女性が一人で入ってくることは稀で、だいたい2~3人とかのグループで入ってくるんですよね。もしくは、既に入っている女性会員が、クラスの友達を連れてくることもかなりありました。これは周囲のテニスサークルなんかを見ていても同じようなことがいえるし、文化系のサークルでも似たような例は多々見られました。
 で、そのグループを細かく見てみると、「そのサークルにすごく興味がある人」+「それほど興味はないけど、友達づきあいできた人」という構成。で、誘った本人ももちろんその友達も、徐々にそのサークルそのものに興味を持ってもらって定着をしてもらうように仕掛ける、と。

 クイズサークルの場合、、とかく「一人に対して」勧誘してしまう。これは「クイズサークルに飛び込んでくるのは、よっぽどクイズに興味がある人だけだ」という固定観念もあるだろうし、「そもそもクイズってマイナーな趣味だよな……」という卑屈さにも裏打ちされていると思います。そもそも女性に声をかけるのが苦手な人が多い(自分含め)、一人にならなんとか声をかけられても集団には無理だ……という要素も否めません。
 が、女性の行動原理を見る限り、「一人に対して」勧誘するのではなく、「グループに対して」勧誘すること、および「友達を呼んできやすい環境づくり」が必要になってくると思われます。もちろん、そうやって呼んできた人に「いかにクイズに興味を持ってもらうか」という工夫も。
 「友達を呼んできやすい環境」がどのようなものか、については次回以降で触れます。

 で、上については「大学のクイズサークル」について考えてきたわけですが、社会人のクイズサークル、およびクイズイベントについても同じことが言えると思います。
 たとえばクイズイベントにクイズ関係者以外の女性(クラスメート、同僚など)を呼びたい場合、一人に対して声をかけるよりも、グループに対し「今度こういうものがあるけど来ない?」という話をした方が抵抗が薄い。冷静に考えると、一人だけ呼ぶ方が難易度が高いですよね。そういう意味では高校生クイズの3人一組っていうのはうまいスタイルだなあ、と思います。
 また、「友達を呼んできやすい環境」という点では、現在のクイズ界にはまだまだ課題が多い。次回以降で述べますが、女性の友達を連れてきやすいクイズイベント・サークルは非常に限られています(もちろん、男性の友達にしても同様なんですが、女性の場合「女性がいるイベント・サークル」が少ないので、より限られてきます)。逆に考えれば、呼んできやすい環境を整備すれば、まだまだ可能性はかなりあります。

 数の子さんの記事の感想、1回で終わらそうと思ったのですが……まだまだ続きます。
 思ったより長期シリーズになりそうな予感。

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