【nextsteps】6月企画・ランキング戦「steps」
ネクステの6月例会で小企画をやりました。
といっても問題は問題集をそのまま読んだだけ、企画は極めてシンプル……ではあるんですが。
どういう意図でどんなことをやったのか、ということをつらつらと書いてみます。
現在ネクステは基本的に「(実績を残された方以外は)どなたでもご参加ください」とオープンにしていることもあり、参加人数が例会ごとに増えていっています。今回の例会で見込まれる参加人数は26人。となると、全員一斉の早押しは基本的に無理。
とはいえ、勝った人はそのままクイズができるが、負けた人はそれ以上クイズができない「勝ち残り制」の企画はやりたくない。それはそれで面白いのですが、「参加機会」が一部に偏ってしまうのは避けたい。
また、この27人、実力のレベルの差がかなりあります。xyzで初めてボタンに触った人から、abcのペーパーを受けたら余裕で予選突破する人(ゆーじさん)、実際に突破した人(しゅえ&とーま)やあと少しで突破しかけた人(chahoo!!とか)がいるわけで。この実力差を無視して企画をやってしまうと、押せる人はとことん押せる一方で、押せない人は全く押せない。これも避けたい。
そんなこんなを考え、企画のコンセプトはこのようにしました。
・参加者全員にほぼ同一の参加機会がある
・自分と近い実力層のプレーヤーとの真剣勝負
で、具体的には……次の会でも行われている「ランキング戦」をちょっとアレンジしてやってみようと思いつきました。
【予選】
・全体を2組(13人)にランダムに分けての早押しクイズ。
・3問正解勝ち抜け。6人勝ち抜けるまで行う。1抜けから順に、10、6、4、3、2、1ポイントの順位点が入る。
・誤答は3回休み。
・これを2セット行い(組分けはシャッフルする)、順位点→正解数→誤答数という基準で、全体を4組に分ける。
予選はペーパークイズでもよかったんですが(ももたろうくらぶの「ゼリー」のように)、「早押しの実力とペーパーの実力はちょっと違う(建前)」「っていうかペーパー作るの面倒臭いし(本音)」という理由で予選も早押しに。
ランダムに分けるので、当然、組の中で実力差は出てきます。が、「勝ち抜け制」制度を取り入れることで、できるだけ「押せる機会」を均等化しよう、と。「~問限定。終了時に一番ポイントが高い人が勝利」という形式だと、どうしても「押せる機会」が偏るんですよね。ここらへんについては、「参加機会」についての提案を近日中にアップしたいと思います。
【本選】
・全体を4組(6~7人)に分けての早押しクイズ。上からメジャー、AAA、AA、Aステップ。
・AAとAは5問正解勝ち抜け、誤答は3問休み。
・AAAは5問正解勝ち抜け、誤答は3回で失格。
・メジャーは7問正解勝ち抜け、誤答は3回で失格。
・いずれの組も2人勝ち抜け。勝ち抜けた2人は、引き続き上位のステップに参加できる。
全部5○3×でもよかったんですが、まだクイズに慣れてない方にとってはボタンを押すのはただでさえ勇気がいる……ということで、「3問休み」という甘めの罰則に。一方で上位陣は3×失格とシビアに。まあ、「3問休みよりも3×失格の方が気が楽だ!」ととらえる個性的な方もいましたが。で、大方の予想通り飛びましたが。
「引き続き上位のステップに~」というのは、「参加機会の均等化」とは矛盾します。が、全体のコンセプトを乱さない程度で、「勝った人になんらかのメリット」という要素を入れてみたかったので、このような形にしました。2セット連続勝ち抜けは出なかった(リーチはかけたんだけど)のが残念。
あと、メジャーは2人抜けでなくてもよかったなあ、というのが反省点。2人目を決める際はなんか消化試合ムードになってしまっていたので。
予選の「勝ち抜け制」と、本選の「実力別組み分け」を組み合わせたおかげで、全員1回は正解することができたのは狙い通りです。「参加機会」「押せる機会」の均等化という狙いは果たせたかな、と。
今後も2~3ヶ月に1回、こんなランキング戦はやっていこうと考えています。次の会ほどシステマティック(各組の出題担当者を変えるとか、前の回から順位を引き継ぐとか)にはできそうにないので、まあやれる範囲で。
« 【注目】デペイズマン・その2 | トップページ | 【注目】Musical Buton:どうせ誰かが「5人目はジェンソンさんに」とか言ってるだろうな »
この記事へのコメントは終了しました。
« 【注目】デペイズマン・その2 | トップページ | 【注目】Musical Buton:どうせ誰かが「5人目はジェンソンさんに」とか言ってるだろうな »
コメント