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2005年5月31日 (火)

【提案(その他)】懇親会についての、提案というよりは提起(2)

 では、今までどんな懇親会があったのか、ちょっと実例を挙げてみます。
 何かの参考になれば幸いです。 
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 【一橋風コンパ】
 1990年代初頭、一橋オープンの懇親会など、一橋大学クイズ研主催のコンパで見られた形式。

 ≪ルール≫
 誰か一人を指名し、その人が何か一つテーマ(自分も該当するもの)を出す。そのテーマに該当する人は、全員立ち上がって一気。
 それから他の人を指名。その人がまたテーマを出し、一気を行い……というように延々と続く。

 テーマの例としては、「今日決勝まで行った人」「~座の人」「好みのタイプが○○の人」「~の番組に出た人」などなど。
 基本的に拒否権はない(そういう時代だったのです。今ならアルハラで訴えられそう)。一気の回数がかなり多いので、コップに1/2~1/3だけ注ぐことが多い。
 少なくとも1996年頃まではやってたんじゃないでしょうか、この形式。

 ≪メリット≫
 ・「全員が酒を飲む」文化にいる限りは、非常に盛り上がる。
 ・「この人とこういう共通項もあるのか」という一体感も生まれやすい。

 ≪デメリット≫
 ただし、2005年現在では、「一気飲み」はまず受け入れられない(早稲田除く)。

 逆に言えば、「飲みたい人は飲む、飲みたくない人はソフトドリンク」という文化が通用するのであれば、このコンパは未だに使えそうです(昔を知る人は「なんと軟弱な!」「酒を飲むのは当然の義務!」と憤るでしょうが、クイズもコンパも時代の変化に合わせていく必要があります)。

 僕個人はこの形式、またやってみたいです。酒が義務でも義務でなくても構わないので。

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 【abc風懇親会】
 abcで行われている懇親会。
 1と3は大会と同じ会場。2は近隣の公民館で実施。基本的にはソフトドリンク・菓子中心で、立食パーティー形式。飲みたい人は自分で買ってくる。食べたい人は自分で食べてくる。
 部屋の片隅では、クイズをやり足りない人が余り問題などでクイズをやっていることもあり。

 ≪メリット≫
 ・交流、飲み、食事、クイズ……といった、多様化した好みに対応可能。
 ・価格が安く済む。
 ・高校生も抵抗なく参加可能。
 ・全体で何かやることも可能(「誤」早押しランキングの発表など→他のスタイルではかなりやりにくい)。

 ≪デメリット≫
 ・事前の準備や後片付けが他のスタイルに比べて必要(かなりのゴミが出るので、事前の対策が必要)。
 ・「本格的にお酒を飲みたい!」「本格的に食事をしたい!」という人にとってはやや不向き。
 ・何より、飲食OKの会場はそれほど多くない。

 もし飲食OKの会場が用意できるならば、現時点では最も受け入れられやすい懇親会のスタイルなのでは……と思います。

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 【モーパラ】

 xyz東京では3回連続モーパラ(食べ放題のしゃぶしゃぶ・焼肉の店)です。ネクステも5月例会の後の懇親会はモーパラでした。2週連続モーパラへ行くとは思わなかった……。

 ≪メリット≫
 ・食べ放題・飲み放題なので、食べたい人・飲みたい人ともにそれなりに満足が得られる。
 ・値段がそこそこリーズナブル(飲み放題込みで3,390円)。飲む人に多めに払ってもらえれば、「飲む人」「飲まない人」ともに払えない金額ではない。
 ・未成年の参加も抵抗なし(飲み屋ではないので)。
 ・後片付けをする必要はもちろんない。

 ≪デメリット≫
 ・肉料理が嫌いな人、諸事情で駄目な人は食べるものがない。
 ・席の移動はちょっとしにくい(できなくはないけど)。
 ・あと、うるさいので会話とか交流という点では不向き。
 ・肉や飲み物が来るスピードが遅いので、ストレスは溜まる。
 ・それ以前に、モーパラのような飲み放題・食い放題の店は、どの地方にもあるわけではない。
 
 xyz=4東京(5月22日)の懇親会では、肉や飲み物が来るスピードがとにかく遅く、会話の8割が店員と肉についての話題。「ある程度食ってから自己紹介や席替えしましょう」という予定だったが、いつまでたっても肉が来ない。「お互いの名前を知る前に、どんな肉が好きかが先にわかる」という実に不毛な事態。自己紹介したのは開宴後1時間経過し、ようやくおなかがふくれかけた頃でした……。

 *ちなみに外くんにその話をしたら、「モーヲタもそんなもんですよ。お互いの名前は知らないけど、誰がどのメンバーが好きかは知ってる」んだってさ。

 ……まあ、とはいえ、「abc風懇親会」以外で都心で懇親会をやるとしたら、モーパラが最善の手の一つではありますねえ(スムーズに注文が来るモーパラがあれば最高なんですが、今まで行った店は来るのが非常に遅い。まあ、やむなしか……)。さまざまなニーズに対応できる点がポイント高いです。

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 【魯鈍風・二階建て方式】

 例会終了後、まずは中華料理屋「珍来」で食事(19-20時)。
 食事終了後いったん解散。引き続き有志で「白木屋」へ(20-22時)。

 ≪メリット≫
 ・食事はちゃんとできる。
 ・状況や体調、財布の状況に対し、柔軟に対応可能。
 ・食事を取った後の飲みなので、おつまみ代が相当安く浮く(枝豆とサラダくらい)。
 ・騒げる。
 ・後片付けの必要はない。
 
 ≪デメリット≫
 長い間居座るくせにロクに注文しないなんて、「白木屋」に申し訳ないと思わんのか。
 (回転率と客単価を考えると、最悪の客だと思います。それも毎月毎月) 
 
 良心が痛まなければ、サークルの飲みとしてはベストに近いやり方、なのかなあ。
 「食事をしてから飲み」というのは、橙がゲルピンな大学時代によくやっていた手なんですが、あまりやってる人はいないみたいね。「お酒のつまみ」にこだわるのではなければ、一度試してみてください。客単価が全然変わってきます。

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 【ラ・トゥール・ダルジャン西早稲田店】

 ……という愛称でおなじみのここの店とか(使用例)。
 マンオブ2002の問題集のスタッフコラムでは、大半のスタッフが熱くこの店への思い入れを語っていたのが印象的。

 ≪メリット≫
 ・とにかく安い。
 ・未成年でも堂々と参加できる(当たり前だ)。
 ・食事はちゃんとできる。
 ・お酒もなくはない。
 ・ドリンクバー有。
 
 ≪デメリット≫
 ・当然のことながら、騒げない。
 ・「飲む」という用途には向かない。
 ・大人数では無理。行けて20人くらいか。

 まあ、懇親会というより「軽く食事でも」というニーズですね。ただ、それでも「交流」という目的からすればあった方がいいと思います。先日のサムストも懇親会はここだったみたい。

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 と、いくつか例を挙げてみました。
 一番大切なのは、「参加者のニーズを捉え、できるだけ多くの人に、できるだけ満足してもらうこと」なんでしょうね。ものすごくありきたりなたとえではありますが、懇親会一つをとっても共通することだと思います。
 昔のように「モンテローザ系の飲み屋をとりあえず押さえておきました!とりあえず飲みましょう!」で通用しなくなった分、主催者や宴会部長(という役職はないと思うが)としては大変な時代ではありますが、それだけに工夫のしがいがあるような気がします。

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コメント

一橋風飲み会は今でもやります。
例えば自己紹介からだと出身高校が県立か私立かから
同じ人は飲むことに・・。
今では、OB会も含め飲めない人はウーロン茶を一気
することになってます。
疎外感、仲間はずれ間が生まれにくいので、非常に
楽しい飲み会です。幹事は大変だけど。

×Ⅲ後のモーパラ(自由が丘)ではこんなことが。
12人座れる円卓を使って、×Ⅲで行われたサバイバルリレーをぐるぐると。
モーパラの円卓は他にも色々使えそうな感じがしました(一度しか行ってないのに。難点は円の真ん中にあるオブジェ(?)のせいで対面の人が見えないこと)。

OverDriveではそもそも飲み会というものがろくにありません。あっても半期に1回程度。僕はクイ研の前に所属していたテニス部をアルコールに耐えきれず辞めたので、このアルコールの入らなさはかなりうれしいものです。アルコールなんかなくても、腹を割った会話はできるものです。サークルには所属してみたいけど、飲み会はちょっと…という方はぜひOverDriveへ。(宣伝)

またまた、大変興味深く読ませて頂きました。
こうしたことは、クイズサークルに限らず他の所でも使えるかもしれませんね。
一応、うちのサークルはモーパラではないんですが、焼肉食べ放題が主流となって来ています。ただ、これは次第に飽きがきます。

折角なので、(あくまで)僕が経験した中での関西学生式(?)を紹介すると、キャンパスプラザで大会をやった後には、よく「なか卯 七条烏丸店」に十数人で押しかけては、カウンター左側のテーブル席を独占してましたね。しかも、はいからうどん一杯で2時間粘ったりとか。全くたちの悪い客です^^;ここでは「乾杯!!」ではなく、どんぶりを持って「丼杯!!」なるものをあげたこともありました。
他はxyz=2京都でもやった「王将」で、1~2万円分おまかせ料理が出来たり、出来なかったりというところですかね。

まず、この書き込みが個人的な感覚であることをお断りしてから本題に入らせていただきます。

実は私は、「モーパラ」系の店で懇親会、と聞くとあまり良い印象はありません。
「モーパラ」自体は好きなんですけどね。

それは何故かというと、以前クイズ関係の懇親会が「モーパラ」であった時に、初対面の人との挨拶もそこそこに乾杯する前から肉を必死に泳がせてる人たちがいたからです。その時その中のお一人に理由を訊ねたら、その人は「90分しかなくて、時間が勿体無いから」と仰っていました。

クイズの世界だけかどうかは解りませんが、たとえば「肉」だとか「食べ放題」だとかいう事に対して記号的な反射をして、不必要にガツガツした様子を周りに見せて食べる人がいる様子はしばしば見受けられます。

ですので私は、気心の知れた仲間内ならばともかく、初対面の人も交えて懇親会をする場合は、「食べ放題」というものに不安を覚えます。本当に肉の方しか見ない人っているな、という事を痛感した経験があるので余計にそう思うのです。

>そうり
 一橋風コンパ、一体感という意味ではすごくいい形式ですよね。
 「ソフトドリンク可」と聞いた妻がえらく驚いてました。

>M下くん
 円卓を使った飲み会といえば、、、
 人形を一個置いておいて回転させ、その人形が止まった席の人が恋話をする……
 という不毛な飲み会を28歳にしてやりましたよ、会社で。

>坂本くん
 「飲めない→根性で飲め」ではなく、
 「飲めない→じゃあ飲めないままでいいよ」というのが、ここ数年の大きなパラダイム転換だと思います。
 これはクイズ関係だけではなく、他のサークルでもそうだし、もっと広い視点で見れば日本全体がそんな気がします。 橙の会社は体育会系が非常に多い会社なのですが、それでも「飲ませる」飲みをするひとはごくごく少数派ですしねえ(飲めない人も多い)。でも数年前までは(若手の間だったら)そういう飲みもあったとかなかったとか。

>MANくん
 「王将」は店によってはそれができるよね。水道橋の王将でも「2時間餃子食べ放題で2500円コース」がかつてありました。復活ウルトラの後はそこで打ち上げやってたなあ。

>ヲくん
 「懇親会」の主目的は、「懇親」にあると思ってます。
 極端な話、「料理」が主役であってはならない。知っている人同士であれば「美味しい料理を分け合う」というのは(美味しんぼの世界でなくても)非常にすばらしいことなんですが、こと知らない相手となると、料理に集中してしまう嫌いがある……。

 「食い放題の肉」というのも危険な香りがしますし、あとは「美味しすぎる料理」(「蒲田で餃子」とか「高円寺で焼鳥」とか「西院で焼肉」とか)ってのも駄目でしょうね。
 あと、会話の邪魔になるという点を考えると、「待つ時間」「自分で作る手間」というのも重要なファクターとなります(もちろん、「自分たちで作ることによる一体感」などのメリットも考えられますが)。

 そんなこんなを考えると、「美味しからず不味からず」「初対面の方との会話に集中できるように、料理を選ぶ手間や待つ手間、作る手間が不要なもの」が、「初対面の方も参加する懇親会」ユースには重要かもしれませんね。

 もっとも、別の視点で見れば、「知らない相手と”食べる”ことを共有できる」だけでもいいのかもしれません。少なくとも、「内輪トークだらけ」よりは「肉の話ばかりしている」方が共有体験がある分いいような気もします。
 が、折角懇親会やるんだったら肉の話以外もしたいよなあ。

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