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2005年4月 4日 (月)

【提案(サークル)】大学クイズサークルの勧誘(4)~「クイズ体験例会」篇~

 下記が、橙大体代替案~一般向け「クイズ体験例会」です。

<why(戦略仮説)>

 ・現在の学生には、「サークルに入ること自体への抵抗感・敷居の高さ」がある。
  学業・ゼミ・バイトなど他にやりたいことはいろいろある一方、
 「サークルに入ると活動が縛られる」
 「サークルに入ってまで~をやるつもりはない」
  と考えている層はかなりいると思われる。

 ・一方で、KQKが新歓時期に実施したのは「(サークルに入りたい人をターゲットにした)説明会」。
  サークルに対する抵抗感がある現状では、「サークルに入ることが前提の」説明会には足を運びづらい。

 ・「やるクイズ」や「クイズをやっている集団(クイズ研究会)」の認知度は、以上に比べると大幅に低下している。
  その一方でクイズ自体の認知度は、現時点でもそれほど低くない。
  (マジアカや芸能人参加クイズ番組、IQサプリやトリビア・薀蓄王など、違う形態のクイズやそれに似たものは人気を集めているものもある)
  
  →「サークルの説明会」ではないスタイルで、「クイズの楽しさを伝える」機会があれば、興味を持つ人はいるのではないか。
   それを何度か行なうことで、「やるクイズ」そのものをアピールし、結果「クイズをやりたい→KQKに入りたい」という方向に持って行くことが可能ではないだろうか。

 以上の仮説に基づき、下記のような案を考えました。

<how>
 【事前告知】
 ・「KQKの説明会」ではなく、あくまで「クイズ体験例会」という形で行なう。音楽サークルの発表会みたいなもの)
 ・基本的にはポスターで告知。カラー・大判のものを作成。費用はOBのカンパで賄う。
  他大学・地域コミュニティなどにも告知を出す。
 ・また、ホームページ等でも告知。
 ・まけたらビラもまく。(大学当局といざこざが起きるようならば無理はしない)
 
 【内容】
 ・普段の例会のような形で、クイズをプレーンに楽しめるような場を作る。

 ・クイズを楽しむことを主目的とするが、集客が厳しい場合、「賞品を出す」というのも手。
  ただし「大学当局の許可がいるか?」「賞品目当てにしてまでやりたいか?」という点は慎重に考えた方がいい。
  実施の場合、賞品(実物もしくは費用)はOBのカンパで賄う。

 ・ルールは極力シンプル。
  問題ももちろん長文難問ではなく、短文・易しいもの(ベタ、という意味ではない)。
  xyzの問題をそのまま読んでもいいし、これまでサークル内で行なった企画・問題ものをそのまま用意してもいい。
  (新しく企画を用意する必要はない。力を入れるべきは企画のよしあしではなく、雰囲気作り。新しく来た人を孤立させず、話かけて輪の中に入れることを徹底する)
 
 【勧誘】
 ・表立って積極的に勧誘はしない。
  パンフを置いておき、最後にちょこっと触れる程度。
 ・終了後は参加者と一緒に食事をとり交流。
  KQKに入りそうな見込みがある人がいたら、食事や酒をおごってでも引きとめ。資金はOBカンパ。

<when>
 9月~12月と4~6月、2週間に1回、1時間半程度実施。
 できれば平日やる回と、土曜日やる回を交互に実施。
 *土曜日やる回ならば、OBがお手伝いします。

<where>
 (3)と同じ。日吉中心だが、他への展開も考える。

<who> 
 【対象者】
  メインとなるのは慶応の学生。
  ただし、慶応の学生以外にも枠を広げる。
  (他大学・近隣地区在住の高校生・社会人)
  →このことを考えると、土曜日にも実施した方がよい

  また、毎回一定数来ないとその企画は成り立たないし、人数が少ないと雰囲気が寒い。
  そのため、毎回「サクラ」を用意する
  「サクラ」要員として、現会員の友達、そして他大学のクイズ研部員(特に早稲田)。
  毎回2~3名の「サクラ」要員を要請する。
  1~2年生中心。また、必ず女性を1人は入れること
  (男性は男性を誘うことはできても、女性を誘うことは難しい。
   が、女性は男性も女性も誘うことができる)

  もちろん、「交通費」と「アルバイト代(というといやらしいので、夕食おごり)」を出す。原資はOBカンパ。

 【スタッフ】
  メインとなるのは、もちろんKQKの会員。
  ただしそれだけではやや厳しいので、外部から「会話サポート要員」をお願いする。これも必ず1人は女性。(注:勝手に早稲田を念頭においています。というより他に女性がいるクイズサークルってほとんど皆無だし)。
 もちろん、アルバイト代・交通費はお支払いする。
   
<how much>
 ・ポスター・(ビラ)印刷代
 ・(出すとしたら)賞品代、もしくは賞品の現物
 ・終了後の食事代、酒代
 ・「サクラ」「サポート要員」のアルバイト代(夕食費)+交通費

 これらについては、繰り返しになるがOBからのカンパで賄う。
 サークルの危急存亡であることを訴えれば、1人5000円×40人=20万近くの金は最低でも集まる。
 いや、何としてでも集める。

 *また、このような危急存亡の状況下で、ゴージャスなOBOG会を開くのはナンセンス。
  OBOG会を居酒屋や学食などで安価に実施、その分の費用を「新歓特別原資」に回すことを提案する。
  (もちろん、OBOGには状況をきっちり説明する必要あり)

 ただし、集金の上でも、トラブルを防ぐ上でも、
 「事前に見積もりを作る(いくら必要か?)」
 「進捗状況の報告(いくら使ったのか?追加投資はいるのか?成果はどうだったのか?)」はきっちりと行なう必要がある。

 …以上、つらつらと案を書いてきました。(えらく長くなってしまった)

 これはあくまで一つのアイデアです。「OBがしゃしゃり出て…」と言われることを覚悟の上で、OBだからこそいえる視点、ということであえて提案します。
 違った視点から考えれば、また違った案が出てくると思います。
 できれば現役の方の案もお伺いしたいと思っています。
 

 僕はクイズの底力も、そして現役の皆さんの底力も信じています。
 確かに状況は厳しいですが、「KQK」や「やるクイズの文化」にもまだまだ発展の余地があると信じています。
 
 最後に。
 人間には「向き・不向き」があるし、現役生にとって「やりたいクイズ」が新歓でやるようなクイズと別にあることも承知しています。
 が、できれば「新歓活動を楽しんでほしい」と思いますし(どうやれば成功して、どうやれば楽しめるのか?それは考えて考えて考えて、行動して行動して行動してみてください)、「楽しみを自分と他人で共有する」ことのすばらしさを味わってもらえれば、OBとしてとても嬉しいです。
 
 突然の長文メール失礼しました。
 (もし最後まで読んでいただいたら)貴重なお時間を頂いたことを感謝いたします。


 なんだこの暑苦しさは。渡野朱血男(「ハイスクール!奇面組」に出てくる弁論マニア)か。

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コメント

どうも、同志社クイズラバーズのMANです。新歓マニアとして、この特集記事は非常に興味を持って読ませて頂きました。

僕も現場の体験記として、昨年の新歓活動について、大河コラムを書いておりますので、もしよろしかったらご覧下さい。

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Lounge/6388/quizlovers2004.html

さて、この大河コラムの内容をかいつまむ形で、僕の意見を述べさせて頂くと、橙武者さんは基本クイズを中心に述べられておりますが、僕はそもそも、クイズに限らず”サークル”とは何なのか、どうあるべきかということにスポットを当てて考えていきました。
(というもの、僕はクイズによっぽど興味がない限り、向こうからアクションすることは無いと考えるからです。)


大学のサークルというと、基本的にはその活動内容に惹かれた者が集まってくるものと考える人が多いと思うのですが、現在では、そのサークルの”雰囲気”という要素が活動内容を越え、人が集う第一要因となっているのです。

ですから、クイズ好きを集めるのではなく、サークルの雰囲気が良いなと思って集まった人達に、クイズの魅力を伝えていくという手法を取るのが大学のクイズサークルが生き残る術のような気がしますね。

 ご意見ありがとうございます。
 うーん、この視点は(純粋培養のクイズ野郎の)自分にはなかったなあ。

>そのサークルの”雰囲気”という要素が活動内容を越え、人が集う第一要因となっている

 もちろん、昔から「雰囲気のいいサークルには定着するし、悪ければ退部率が高まる」のは確かだったんですが、今は入り口段階から"雰囲気"による選別が行われている、というのは興味深いです。

 こういう話をすると、とかく「クイズサークルはクイズを第一にすべきだ」「クイズを真剣にやらない奴はクイズサークルには不要」という話になりがちで、おそらく1996年当時の僕もこういったことを声高に主張していたのですが……。
 現状を聞く限り、「(1)まずは"雰囲気"で人を集める」→「(2)まず"やる"クイズの魅力を伝える」→「(3)さらに、"競技としてやる"クイズの魅力を伝える」というステップを踏んでいく必要がありそうだな、と。外から見る限り、早稲田なんかはこれがうまくいっている感じがします。(3)としてサークル内サークルの紺碧があるわけで。(2)がどうなのかはちょっとわからないですが……。

サークルの雰囲気について、ちょっと補足しますと、新入生がサークルに入る意義の第一は”友達作り”、”人間関係の形成”にあると思うんですよ。

そこで、うちのサークルの場合は、とかく京都に来て、知り合いのいない「地方人」を対象に勧誘をして行きましたね。(見分け方は、オリエンテーション中に1人で歩いている人がだいたいそうです。)

それと、早稲田の名前が登場しましたが、まさに早稲田が一つの目標ですね。(はたから見たイメージではありますが)これぞ大学のサークルという感じがします。
もっと言えば、15年前のクイズ王ブームの時のようなサークルでしょうか。あの頃は、もちろん”クイズ”というもので入った人が大勢でしょうが、大学サークル特有のにぎやかさが、更につなぎ止める要因であったと思います。
僕自身、小さい頃、ウルトラ等でそういった映像をTVで見てて、「大学生のクイズサークルって楽しそうだ」、「大学生になったら絶対入りたい」と憧れを抱いたものでした。

もちろん、大人数が必ずしも良いとは限らず、弊害も生まれてくるでしょう。(最近感じた身近な例で言いますと、例会後、定食屋に入れなくなりました。食事処に困っています。京田辺はクソ田舎なので。)
ただ、何よりの悲しいのはサークルが潰れることですから、それに比べれば数年間はこれで安泰なので、大人数の方がいいかなと個人的には思いますね。

あと、うちのサークルには、僕が入った以来、3年間、何故か高校組が1人も来ません。(クレープカップとかの参加者から、1人ぐらい来ててもおかしくないはずなんですが・・・嫌われているんでしょうか。。。)
そういう点では、高校組が毎年必ず入ってくる名門国立大学や早稲田がうらやましい限りです。

最後に1点。今年の新入生は現役生ならば、1986年生まれですよ。で、ウルトラが終わったのが1992年。計算すると彼らが6歳!幼稚園児の頃にウルトラが終わっているんですよね。(カルロストシキも本田美奈子もビックリです!)
ブラウン管で、大型クイズ番組を見た記憶がない世代が遂に大学生となってしまいました。。。
3つ下なのですが、時の流れを感じずにはいられませんね。

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