【一般】
電磁気学のABC 新装版
近代発明家列伝
文明崩壊 上 ・下
「『セックスはなぜ楽しいか?』/」「その質問ってダイアモンドと関係ありますか?」(07月06日)
*文庫版の『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』は今度借りて読む予定。
前のつぶやきと関連して、「ジャレ道」とか「俺の銃が鉄のようだぜヒャッハー!……う、病原菌が……」などの単語が駆け巡る爽やかな朝。(07月06日)
というわけで『文明崩壊』面白かったですよ。
勢力が最高潮になった直後、それを維持するのに負担がかかったり、環境を悪化させて一気に衰退・崩壊する……というのは、企業に関しても言えるし(食品業界で言えば特に外食)、クイズに関しても同様。
「クイズバブル」的な今だからこそ、次にきかねない強烈な落とし穴に今のうちに備えないと、と思っています。
【仕事関係】
日本の食はどう変わってきたか
牛乳とタマゴの科学
味のなんでも小事典―甘いものはなぜ別腹?
【小説】
6TEEN
クラウドクラスターを愛する方法
キミトピア
短篇五芒星
謎解きはディナーのあとで
本にだって雄と雌があります
人もいない春
三匹のおっさん
空飛ぶ馬
株価暴落(池井戸潤)
覆面作家は二人いる
殺人鬼フジコの衝動
一番のおススメは『本にだって雄と雌があります』。ですがこれ語りようがないよなあ。あまり予備知識無しで浸って頂きたい一冊ではあります。
そしてなぜかあまりおススメしない『殺人鬼フジコの衝動』について。
大きな仕掛けのうち突然出てくる一つはわかりようがないのですが(だから?という感じ。いくらなんでも無理が……)、もう一つは迂闊にも検索して初めて知りました。あ、言われてみれば確かに!
この仕掛けのおかげで単なる「グロテスクな小説」ではないのではありますが、『イニシエーション・ラブ』に比べると数段落ちる、というかイニラブが凄まじすぎるという結論に達しました。
グロテスクなシーンの連続だけど、底が浅いし、伏線もあまり巧くないフジコ。
退屈な日常のシーンの連続だけど、読み返すとある意味グロテスクな人間の業を感じさせ、そして伏線が絶妙すぎるイニラブ。
まあ求められているものが全然違うので、一概に比較するのもなんなのですが……。でも乾くるみは一通り読んだ(そしてハズレも数多く引いた)けど、真梨幸子は後回しでいいかな。。。
なお小学生女子の人間関係の閉塞感を描いたところは確かに噂通り凄まじく、ああ確かに「イヤミス」だなあと思うのですが、なんせその分野は辻村
深月という金字塔(対象となる世代は上ですが)が。『オーダーメイド殺人クラブ』の友人関係のくだらなさと、いじめ対象が大したことない理由で(しかし本
人らにとって必死)コロコロ変わる様は、下手なミステリーよりも身近な分おぞましい。
って、初めて読んだ作家を、自分の好きな既存作家と比べて下に見てしまうというのも世界があまり広がらないですね。自戒。
【今まで読んだことない雑誌を読もう】
BEGIN(モノ&ファッション)
warp(ファッション&ライフスタイル)
smart(ファッション) インテリアBOOK
SENSE(ファッション)
VOLT(健康)
家電批評
月10誌を目標としてましたが6誌にとどまりました(その分本と漫画は読めたのですが)。それもファッション系に偏る無難なチョイス。次はもっとニッチなラインを攻めよう。
1誌から5問は作りたいのですが、もともと「よく知らない」「あまり興味のない」分野だと単語のひっかかりもないものですね。
興味を持つにあたっても、ある程度の基礎知識って重要なんだなあ、と痛感。腐らずに一つ一つ覚えていきます。
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